兵庫県・江戸
Edo兵庫県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
西宮神社嘉永橋は、嘉永元年(1848年)に西宮郷の酒屋中が松尾神社への参道として建造した登録有形文化財の石橋です。日本一の酒どころ灘五郷の歴史と酒造文化を今に伝える貴重な建造物をご紹介します。
兵庫県加西市の一乗寺本堂は、寛永5年(1628年)に姫路藩主本多忠政の援助で建てられた懸造の九間堂。外陣の柱を減らして礼拝空間を広げた近世的手法、天井を埋める巡礼者の納札、国宝三重塔を見下ろす縁からの眺めが見どころです。
兵庫県丹波市山南町谷川に鎮座する高座神社本殿は、宝永2年(1705年)に地元の大工によって建立された江戸中期の社殿で、平成30年(2018年)に国の重要文化財に指定されました。丹波地方最大級の規模を誇る五間社流造の建築で、独創的な屋根形式と極彩色の精緻な彫刻が見どころです。
阪神尼崎駅に近い寺町に建つ日蓮宗・大堯山長遠寺。元和9年(1623)の本堂と、市内唯一の多宝塔(慶長12年・1607)が国の重要文化財。多宝塔は移転の際に正面を東へ向けて建て直された珍しい塔で、白漆喰の亀腹が見どころです。
神戸市立相楽園の池畔に佇む重要文化財「船屋形」は、江戸時代中期、姫路藩主本多家が河川の遊覧に用いた川御座船の屋形部分を陸上に保存したもの。総漆塗に金箔をあしらった華麗な意匠を今に伝え、川御座船の屋形としては国内に唯一現存する、極めて稀少な文化財です。
大庄屋・大歳家の隠居した当主が暮らした小屋。主屋の東方、北東の外塀沿いに建ち南東で納屋に連なる。本瓦葺で縁付き6畳間と4畳前室、建築面積56平方メートル。平成11年に9棟一括で国登録された。
屋敷地の南端、南東辺と南西面が交わる入隅部に建つ穀物蔵。桁行3間半、梁間2間の桟瓦葺切妻・平入で、北東の大工部屋と屋根を一体につくる。街路側は軒回り以外を縦板貼とする。建築面積29平方メートル。平成11年国登録。
大歳家の南庭に建つ規模の大きな米蔵。桁行5間、梁間2間半の桟瓦葺切妻・平入で、入口両脇の腰を海鼠壁とする。棟の軸がこの棟だけ微妙にずれ、主屋より古い可能性が指摘される。建築面積51平方メートル。平成11年国登録。
加古川下流沿岸を差配した大庄屋の主屋。天保6年(1835)築で、本瓦葺入母屋造つし2階、建築面積455平方メートル。土間玄関と8室から成り、上段の間に大庄屋の格式がのぞく。9棟一括で平成11年に国登録された。
主屋座敷の縁側の地先に建つ小さな茶室。3畳の茶室と2畳の水屋から成り、桟瓦葺切妻で南に銅板葺の土庇を出す。大庄屋の接客のありようを示す施設として貴重。建築面積18平方メートル。平成11年に国登録された。
大歳家の屋敷の南東辺に沿う長屋・長屋門。約900坪の敷地を街路から画し中央に門を開く。門の北に蔵風の建屋、南に便益棟と大工部屋が連なり、白壁と板貼壁が街並みをつくる。建築面積284平方メートル。平成11年国登録。
屋敷地の北端部、離屋の北西方で北西辺の外塀に沿う土蔵。桁行3間、梁間1間半の瓦葺切妻・妻入で、9棟中最小の17平方メートル。北側の東什器蔵とともに什器を納めた。平成11年に9棟一括で国登録された。
屋敷地の東北辺と西北辺が交わる入隅部に建つ土蔵。桁行3間、梁間2間の瓦葺切妻で、東南妻面に庇を出して入口を設ける。西什器蔵とともに什器類を納めた。離屋・隠居部屋と裏庭的空間をつくる。建築面積25平方メートル。平成11年国登録。
兵庫県姫路市大塩町に佇む梶原家住宅内大蔵は、江戸末期に建てられた土蔵造2階建の登録有形文化財。塩田経営で栄えた名家の歴史と、白漆喰・海鼠壁の美しい意匠をご紹介します。
兵庫県姫路市大塩町に佇む梶原家住宅土蔵は、天保13年(1842年)に建てられた登録有形文化財の土蔵です。塩田地主・梶原家の富を伝える白漆喰壁と丁寧な鏝細工が見どころ。大塩の塩業の歴史とともにご紹介します。
主屋の北西に南面して建つ八木家の家財蔵。弘化3年(1846年)の年紀をもち、土蔵造二階建切妻造本瓦葺で、正面腰を海鼠壁とし戸口に塗戸を吊る。登梁式の小屋組を用いる。令和3年登録の登録有形文化財である。
揖保川下流左岸で周辺の村々を束ねる大庄屋を務めた八木家の主屋。木造平屋建入母屋造で南面し、西北に二階建の奥座敷を付す。内部は東に土間、西に三列九室を配する大型農家住宅で、令和3年に登録有形文化財となった。
大庄屋八木家の敷地北辺に南面して建つ土蔵造二階建。西を入母屋造の座敷、東を切妻造の蔵とし、本瓦葺で一体にまとめる。座敷は藩吏接待用の書院座敷で、背面は旧水路に臨む。令和3年登録の登録有形文化財である。
大庄屋八木家が年貢米を収めた米蔵。蔵座敷の東に接続し、旧水路沿いに南西を向く土蔵造二階建で、切妻造本瓦葺とし正面に下屋を付す。俵を舟で積み下ろす水際の配置をよく残す。令和3年登録の登録有形文化財である。
敷地南辺の中央に南面して建つ大庄屋八木家の長屋門。木造平屋建入母屋造本瓦葺で潜戸を開き、東へ脇塀を延ばす。格式ある表構えの内側に、西の旧勘定場と東の旧牛舎を収める。令和3年登録の登録有形文化財である。