鹿児島県の登録有形文化財
鹿児島県 · 登録有形文化財
鹿児島県南九州市の旧陸軍知覧飛行場弾薬庫は、昭和16年築の鉄筋コンクリート造平屋建。建築面積8.7平方メートル、壁厚26センチの小屋に射撃訓練用の機銃弾を納め、外壁には米軍の攻撃による弾痕が残る。平成19年に登録有形文化財となった。
鹿児島県南九州市の旧陸軍知覧飛行場着陸訓練施設鎮碇は、昭和16年築の鉄筋コンクリート造工作物。約150メートル先の櫓との間にワイヤーを張り、練習機を滑車で滑らせて三点着陸を教えた装置の一部で、平成19年に登録有形文化財となった。
鹿児島県霧島市の霧島神宮にある社務所は、昭和5年(1930)に建てられた木造平屋建・銅板葺の大規模和風建築です。建築面積548平方メートル、複雑な平面に対応した屋根を巧妙に架け、座敷飾りを備えた応接室と中廊下式の斎館・事務室を一棟に収めた上質な造りで、平成18年に国の登録有形文化財に登録されました。国宝の本殿群と並び立つ近代和風建築の名品です。
鹿児島県大島郡瀬戸内町薩川に所在する薩川小学校旧奉安殿は、1935年築の鉄筋コンクリート造建築で、神社建築を範とした奉安殿として良好な状態を保ち、国登録有形文化財に登録されています。
鹿児島県徳之島町に佇む山小学校校舎は、1955年建築の鉄筋コンクリート造2階建て校舎です。琉球列島アメリカ民政府の標準設計に基づく開放廊下が特徴的で、奄美群島の日本復帰前後の歴史を体現する国登録有形文化財として2022年に登録されました。
鹿児島県姶良市にある白金酒造石蔵は、明治2年創業の鹿児島最古の焼酎蔵に残る国登録有形文化財の石造蔵。西郷隆盛ゆかりの蔵で、製造工程見学や試飲が楽しめる石蔵ミュージアムの見どころを紹介します。
薩摩川内市入来町の後川内川に架かる新大橋は、明治42年に築かれた石造二連アーチ橋の登録有形文化財です。薩摩の石造技術と武家屋敷群の歴史的景観をご紹介します。
鹿児島県瀬戸内町の節子集落に残る旧奉安殿は、神社建築を範とした鉄筋コンクリート造の戦前教育施設で、2006年に国登録有形文化財に登録。切妻造・平入の屋根、刎高欄付基壇、角柱や疎垂木など伝統的意匠が良好に保存され、奄美の歴史と近代建築を伝える貴重な遺構です。
鹿児島県龍郷町にある瀬留カトリック教会司祭館は、明治時代に建てられた国登録有形文化財です。フランス人宣教師による布教の歴史、昭和初期の迫害を乗り越えた信仰の記録を今に伝える、奄美大島ならではの貴重な文化遺産をご紹介します。
鹿児島県龍郷町に佇む瀬留カトリック教会聖堂は、明治41年(1908年)に建てられた木造教会堂です。国登録有形文化財に登録されたこの三廊式の聖堂は、奄美大島におけるカトリック布教の歩みを今に伝えています。
鹿児島県奄美市笠利町に佇む薗家住宅主屋は、ヒキモン構造や分棟型の間取りなど奄美独自の建築文化を色濃く残す国登録有形文化財。築150年以上の歴史と美しい庭園の魅力をご紹介します。
鹿児島県大崎町の都萬神社境内に鎮座する末社稲荷神社は、大正5年建築の国登録有形文化財。十二支レリーフの本殿や国指定重要文化財の銅鏡など、見どころ豊富な神社の魅力とアクセス情報をご紹介します。
鹿児島市の南洲神社に立つ鋳鉄製電燈は、大正2年(1913年)に旧集成館で製造された高さ4.4mの一対の灯りです。薩摩藩の近代化事業を支えた集成館の数少ない現存遺構として、平成18年に国の登録有形文化財に登録されました。六角形の柱脚と花弁状の柱頭が特徴的な優美な意匠を持ち、西郷隆盛を祀る南洲神社の参道で100年以上の歴史を刻んでいます。
1937年竣工の南日本銀行本店は、ルネサンス様式とゼツェッション様式を融合した鹿児島県初の登録有形文化財建造物です。コリント式列柱やアーチ窓が印象的な外観と、近代から現代への過渡期を体現する建築的価値をご紹介します。
鹿児島県指宿市の宮ヶ浜海岸に残る、天保5年(1834年)築造の石造防波堤。薩摩藩第27代当主・島津斉興の命により建設された全長約220m、高さ約5mのくの字形構造物で、江戸時代末期の大規模港湾施設として国登録有形文化財に登録されています。
鹿児島県姶良市加治木町の森山家住宅土蔵は、藩御用達の鋳物師森山家が明治37年に建てた蔵で、平成14年に国の登録有形文化財となった。庇を支える持ち送りは再現が困難と評価される。内部は事前予約制で見学できる。
鹿児島県西之表市西町にある八板家住宅主屋は、江戸末期の町家で、平成29年に国の登録有形文化財となった。間口四間半、奥行七間半の妻入で、中の間上部の吹抜けは船底型天井とする。内部は非公開だが外観は公道から見学できる。
明治30年(1897)、台湾割譲後の南方航路整備のため永田岬に築かれた屋久島灯台。煉瓦と御影石の折衷造りで、扇形の附属舎や歯飾の軒をもつ。ブラントン型煉瓦灯台の日本最後の作例とされ、現存する明治期煉瓦灯台では最南端に立つ。
屋久島灯台の構内を囲う延長136mの石塀。明治30年(1897)、灯台と同じ年に築かれた。屋久島産の花崗岩を三段に積み、上に煉瓦を三段重ねて笠石状に仕上げる。過酷な海岸の気象に耐える重厚な造りで、灯台と同日に登録有形文化財となった。
鹿児島県南九州市知覧町南別府の安田家住宅主屋は明治中期の木造平屋建。桁行7間梁間4間半、西を寄棟造、東を入母屋造とする東西棟の桟瓦葺で、土間・シモザ・ナカエ・オモテを一棟に納める。平成19年に登録有形文化財となった。