宮城県の登録有形文化財
宮城県 · 登録有形文化財
定義如来西方寺山門は昭和7年に気仙大工の花輪喜久蔵が建てた三間一戸の二重門。上層正面に軒唐破風を付け、虹梁から上を唐獅子・三猿・十二支などの彫刻で埋め、通路には猿の造形がある。平成30年(2018年)に登録。
定義如来西方寺鐘楼堂は昭和7年に気仙大工の花輪喜久蔵が設計した入母屋造銅板葺の鐘楼。四隅の円柱に二段の虹梁と菱格子欄間、出組と蟇股、格天井を備える。京都製の梵鐘は昭和8年の奉納。平成30年(2018年)に登録。
定義如来西方寺手水舎は昭和8年頃に気仙大工の花輪伝吉が建てた切妻造銅板葺の手水舎。面積2.8平方メートルの小ささながら虹梁・三斗組・蟇股・格天井を備え、向かいの鐘楼堂と手法をそろえる。2018年に登録。
當信寺山門は宮城県白石市本町にある明治20年(1887年)の木造2階建の鐘楼門で、登録有形文化財。白石城二之丸大手二之門の部材を用いたと伝わる三間一戸の門で、上部の鐘楼に宝珠形の枠を付けた大きな開口を設ける。
當信寺本堂は宮城県白石市本町の白石城下の南東にある天保2年(1831年)の木造平屋建の本堂で、登録有形文化財。広縁・外陣・内陣・脇間からなる浄土宗本堂に特徴的な平面で、向拝の手挟に籠彫の彫刻を嵌める。
大正15年(1926年)竣工、アメリカ人建築家J.H.モーガン設計のカレッジ・ゴシック様式の正門。鉄筋コンクリート造の洗い出し仕上げで石張りを模した意匠が特徴で、2021年に国の登録有形文化財に登録されました。東北最大の私学・東北学院の象徴として約100年の歴史を刻んでいます。
1953年竣工の鉄筋コンクリート造5階建の旧大学図書館。縦長窓を巧みに配して3階建風の均整ある外観にまとめた戦後モダニズム建築の好例で、2014年に国の登録有形文化財に登録されました。仙台市の東北学院大学土樋キャンパスに位置し、本館・礼拝堂とともに近代学術建築群を形成しています。
大正15年(1926年)にアメリカ人建築家J・H・モルガンの設計で建てられた東北学院大学本館は、地元産の秋保石を外壁に纏うカレッジ・ゴシック様式の鉄筋コンクリート造3階建て建築です。東北学院の中興期を象徴するキャンパスのランドマークとして親しまれ、2014年に国の登録有形文化財に登録されました。
日本基督教団岩沼教会は宮城県岩沼市桜にある昭和5年(1930年)の石造の教会堂で、登録有形文化財。石積を現した外壁に尖塔アーチの窓を並べ、宝形造の塔屋を付け、内部はハンマービームとタイバーで天井を折り上げる。
農家民宿おりざの森(旧高野家住宅主屋)は宮城県加美町にある明治23年(1890年)の農家の主屋で、登録有形文化財。角田市高倉から移築されて民宿として活用され、背の高い2階建てに正面2階の内縁など、地方の養蚕農家の特徴を備える。
不忘閣穀蔵は宮城県川崎町の青根温泉にある明治29年(1896年)頃の土蔵造平屋建。2階の床を抜き温泉を引き込んだ浴室に改められた蔵で、改修年の二つの記録や黒漆喰の窓枠、宿泊客向けの利用条件を紹介する。
不忘閣御殿棟は青根御殿の名で知られる昭和7年(1932年)の木造2階建客殿。千鳥破風を飾る入母屋造銅板葺の屋根、刎高欄、上段とした12畳半の主座敷と小組格天井を解説し、宿による案内の条件もあわせて紹介する。
不忘閣座敷蔵は青根温泉の湯元不忘閣に並ぶ3棟の土蔵の中央に建つ明治29年(1896年)頃の土蔵造2階建。2階はもと逗留客の座敷で、東面の2階まで張り上げた海鼠壁が特徴である。文人の伝承と見学条件も紹介する。
不忘閣離れは宮城県川崎町の青根温泉にある大正期の木造2階建客室棟。本館と渡廊下でつながる「く」の字形の平面、前庭に面して同じ形・同じ大きさの客室を並べたガラス窓と手摺、宿泊客向けの見学条件を紹介する。
不忘閣文庫蔵は宮城県川崎町の青根温泉にある明治29年(1896年)の土蔵造2階建。明治39年の大火を免れ、棟札に番匠の名を残す。3棟に一続きで架かる置屋根、漆喰の鉢巻と海鼠壁、敷地内での見学条件を紹介する。
不忘閣本館は宮城県川崎町の青根温泉に建つ明治40年(1907年)の木造2階建。入母屋造の車寄と、中廊下を十字に通して四分した平面、部屋ごとに意匠の異なる座敷飾を解説し、宿泊客向けの見学条件もあわせて紹介する。
不忘閣門は宮城県川崎町の青根温泉、湯元不忘閣の敷地東辺に建つ昭和前期の棟門。間口2.7メートルの切妻造で袖塀と潜戸を備え、伊達家の湯別当を務めた佐藤家の由緒を伝える。構造の見どころと見学方法を紹介する。
東北大学片平キャンパスの本多記念館は、KS鋼を開発した本多光太郎の在職25周年を記念して昭和16年に建てられた鉄筋コンクリート造の建物である。玄関ホールから楕円平面の階段室へ大理石が続く。令和3年に登録された。
大崎市古川の松谷家に建つ石造二階建の岩蔵。明治後期の建立で米穀を収めたと伝わる。敷地に合わせた不等辺四角形の平面をもち、砂岩を布積みとし、隅の柱形、壁頂のコーニス、アーチ積の楣など西洋風に装飾的に仕上げる。
大崎市古川の松谷家に建つ御成門。明治前期の建立で、主屋玄関の南方、表門の奥に主屋へ向けて建つ。間口約1.8メートルの切妻造の棟門で、もと杉皮葺。武家風の表門と対照的な数寄屋意匠をもち、庭に調和した瀟洒な門。