長野県の重 要 文 化 財
Important Cultural Property of 長野県長野県に所在する重要文化財。
拝殿の裏に並ぶ三棟の本殿のうち、最も小さく簡素な東本社だけが国の重要文化財に指定されている。室町後期の一間社流造で、木鼻の笹の薄肉彫りなどの造作が建立年代を裏づける。佐久の地を開いた祖神、興波岐命を祀る一棟である。
長野県麻績村に鎮座する神明社(麻績神明宮)は、平安時代末期に伊勢神宮内宮の麻績御厨を鎮護するために創建された歴史ある神社です。貞享元年(1684年)建築の大型神明造本殿をはじめ、假殿・拝殿・神楽殿・舞台の5棟が国の重要文化財に指定されています。全国的にも大規模かつ古い時期の神明造本殿として高く評価される、信州の隠れた文化財の宝庫です。
長野県東御市に佇む春原家住宅は、17世紀末の元禄時代に建てられた国指定重要文化財の農家建築です。茅葺き寄棟屋根や広大な土間、古式の密集柱構造など、信州東南部の農家の特色を色濃く伝えるこの住宅の歴史・建築的価値・見どころ・周辺観光情報を詳しくご紹介します。
長野市元善町の善光寺経蔵は宝暦九年建立の方五間宝形造で、昭和四十年に重要文化財指定。棟梁は三門と同じ宇右衞門。堂内中央に据えた高さ約六メートルの八角輪蔵に鉄眼黄檗版一切経を納め、一周押し回すと読誦の功徳を得るとされる。
長野市元善町の善光寺三門は寛延三年建立の五間三戸二階二重門で、昭和四十年に重要文化財指定。棟梁は善光寺大工宇右衞門。平成大修理を経て平成二十年に登楼参拝が再開され、楼上では鳩字の額と文殊菩薩騎獅像を間近に拝観できる。
長野県上田市の前山寺三重塔は、二層と三層に縁も勾欄も持たない室町時代後期の重要文化財。縁板を受けるはずの貫だけが突き出す姿から、未完成の完成塔と呼ばれてきた。大正11年指定、拝観は午前9時から午後4時。
長野県安曇野市の曾根原家住宅は、17世紀中頃の民家で昭和48年に国の重要文化財に指定された。中信特有の本棟造に属しながら入口が平側に開き、様式が定まる前の姿を示す。見学は予約制で、月1回程度の無料公開日もある。
長野県青木村の大法寺観音堂厨子及び須弥壇は、室町時代前期の一具で昭和27年に重要文化財に指定。厨子の屋根には現存最古とされる鯱が食いつき、須弥壇は高欄を付した唐様に造られている。晴天の日中なら堂外からも見える。
竹ノ内家住宅は長野県下伊那郡高森町吉田にある江戸時代後期の民家で、昭和48年に重要文化財に指定された。棟札により寛政11年の建築と判明している本棟造で、切妻造、妻入、板葺。天竜川を望む段丘に建つ個人所有の住宅である。
長野県飯山市に鎮座する健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿は、室町時代中期に建立された一間社流造の重要文化財です。諏訪信仰の歴史と北信濃の自然が織りなす静謐な境内をご紹介します。
田村堂は長野県松本市波田上波田にある室町時代後期の建築で、昭和28年に重要文化財に指定された。桁行一間、梁間一間の入母屋造こけら葺。「信濃日光」と呼ばれ廃寺となった若澤寺の厨子が起源で、現在は覆屋の入口越しに見学できる。
智識寺大御堂は長野県千曲市上山田にある室町時代後期の仏堂で、明治40年に重要文化財となった。桁行三間、梁間四間の寄棟造茅葺。内陣に像高306センチの木造十一面観音立像を安置し、初夏には境内をあじさいが埋める。
長野県上田市前山の中禅寺薬師堂は、桁行三間・梁間三間の宝形造茅葺の仏堂で、昭和11年に国の重要文化財に指定された。須弥壇の位置が平泉中尊寺金色堂と共通し、方三間の阿弥陀堂形式をとる県内最古の木造建築とされる。
長野県松本市筑摩の筑摩神社本殿は、三間社流造・檜皮葺の建物で、松本地方の神社建築では最大の規模をもつ。永享11年に小笠原政康が再建したと伝わり、昭和5年に旧国宝、昭和25年の法施行により重要文化財となった。
長野県塩尻市大字奈良井の手塚家住宅は、天保11年建築の主屋と別棟座敷、文久3年建築の土蔵の三棟からなる。江戸初期から幕末まで中山道奈良井宿の上問屋を世襲した家の建物で、平成19年に国の重要文化財に指定された。
長野県大町市にある若一王子神社本殿は、弘治2年(1556年)に仁科盛康が造営した一間社隅木入春日造の建築で、1931年に国の重要文化財に指定されました。境内には三重塔や観音堂も残り、神仏習合の貴重な姿を今に伝えています。
長野県飯山市照岡、名立山の中腹に建つ白山神社本殿は、正面わずか60.7センチの極小社殿。応永32年(1425年)の墨書銘が残り、桁先の鯱や向拝の古い組物に、室町建築の移り変わりが見える重要文化財です。
八幡神社(長野県佐久市蓬田)の境内に建つ高良社本殿は、延徳3年(1491)に造営された旧本殿で、国の重要文化財。三間社流造・こけら葺で、木鼻や手挟に室町後期の特徴を残す。中山道の旧八幡宿に位置し、附指定の棟札5枚も伝わる。
後醍醐天皇の皇子・宗良親王ゆかりの大鹿村に建つ福徳寺本堂。桁行三間の小さなこけら葺の堂で、長野県内では上田の中禅寺薬師堂に次いで古い。室町前期の簡素ながら洗練された意匠を残し、扉は年に一度しか開かれない。
長野県上田市東内に位置する法住寺虚空蔵堂は、室町時代後期に再建された国指定重要文化財です。和様を基調に禅宗様の要素を取り入れた建築美と、併せて指定された厨子の精巧な造りをご紹介します。