奈良県・江戸
Edo奈良県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
旧慈門院塀重門(陶原家住宅塀重門)は奈良県桜井市大字多武峰に建つ江戸末期の腕木門。屋敷5件で唯一の工作物かつ唯一の檜皮葺で、前庭と主庭を画す位置に立ち、麒麟を彫った蟇股と花格子入の桟唐戸をもつ意匠を記す。
旧真法院表門(西宮家住宅表門)は、奈良県桜井市多武峰の旧妙楽寺子院の敷地南面に開く嘉永2年(1849年)の棟門。欅の太い柱と一軒疎垂木の深い軒が力感のある姿をつくり、令和2年に登録有形文化財となった。
旧真法院客殿及び庫裏(西宮家住宅主屋)は奈良県桜井市多武峰に建つ嘉永3年(1850年)の旧妙楽寺子院の客殿。三列九室を鞘の間と縁が囲み、もとの仏間の本尊厨子は小屋裏に据えられる。令和2年に登録有形文化財。
旧真法院塀重門(西宮家住宅塀重門)は奈良県桜井市多武峰の旧妙楽寺子院で、土塀に開いて前庭と北の主庭を分ける嘉永3年(1850年)の腕木門。銅板の屋根の軒先に檜皮葺の軒付けを残す。令和2年に登録有形文化財。
浄教寺山門は奈良県奈良市上三条町の三条通りに南面して建つ江戸時代末期の薬医門で、登録有形文化財。切妻造・本瓦葺の一間一戸の門で、蟇股や木鼻などに動植物・渦・雲の彫刻を施し、三条通りの景観をつくっている。
奈良県安堵町西安堵の荘司家住宅で、主屋の北側に接する江戸時代後期の道具蔵兼文書蔵。2間四方の置屋根形式の土蔵造本瓦葺で、三方に下屋を回し、軒下に鉢巻を2段に巡らす。令和2年(2020年)に登録有形文化財。
奈良県安堵町西安堵で代々村役を務めた荘司家の主屋。江戸時代後期の大和棟の民家で、両妻に落棟、正面中央に式台玄関を構え、表側には床の間付きの座敷が張り出す。令和2年(2020年)に登録有形文化財となった。
辰巳家住宅三の蔵は奈良県斑鳩町法隆寺西の屋敷に建つ土蔵造2階建で、13件のうち唯一の江戸時代後期の建物。建築面積28㎡と小さく、茶室と渡り廊下の納戸が接して主屋と結ばれる内蔵的な蔵で、屋根は置屋根形式をとる。
玉や離れ座敷は奈良県葛城市當麻の旧旅籠玉やの主屋の北西に建つ江戸時代末期の離れで、登録有形文化財。廊下で主屋とつながる木造2階建で、2階に高欄付きの縁を廻らし、1階のもと2室の客室に床を2か所備えて透彫の欄間を飾る。
奈良市勝南院町の田村青芳園茶舗店舗兼主屋は、間口8メートル・奥行14.1メートルの平入町家。出桁の軒と正面両側の卯建、二階の大きな虫籠窓を備える。平成24年に登録有形文化財となり、大和茶を商う店として営業を続ける。
奈良県生駒郡斑鳩町の中宮寺表御殿は、本堂の北側に西面して建つ江戸後期の書院建築。桁行6間・梁間4間半の規模で、格天井の御上段の間を含む6室を配する。平成18年に国の登録有形文化財となった。通常は非公開である。
登彌神社拝殿は奈良市石木町の登彌神社に建つ拝殿。柱間に壁も建具も入れない開放的なつくりで、化粧屋根裏と切目縁を備える。1799年頃の建立、2020年に登録有形文化財となった。石段の下、境内の中心に建つ。
登彌神社本殿は奈良市石木町の丘に建つ社殿。同形の一間社春日造2棟を相の間で連結した特異な形式で、弁柄塗の軸部に極彩色を重ねる。1824年の建立、2020年に登録有形文化財となった。境内最奥の一段高い位置に南面して建つ。
中井家住宅主屋は奈良県御所市南中町にある寛政4年(1792年)の町家で、登録有形文化財。南中町通りに東面する間口6間半の本瓦葺の建物で、つし2階の外壁を黒漆喰、軒を白漆喰で塗り分けた特色ある外観をもつ。
奈良県五條市今井町、国道24号に南面する屋敷の中央に建つ平井医院主屋。上棟幣束の墨書が安政2年の建立を示す。東西棟の切妻造・平入で建築面積230平方メートル、棟の煙出と東妻の落棟が長い屋根を分節する。平成14年登録の有形文化財。
平井医院主屋の背後、屋敷北辺に建つ平井医院土蔵。安政2年の建立で、木造2階建・建築面積68平方メートル。棟を段違いに架け、東を米蔵、西を綿蔵に充てる。南面には荷役のための戸前庇が付く。平成14年登録の有形文化財。
奈良県五條市の藤岡家住宅内蔵は寛政9年(1797年)建築で屋敷最古の土蔵。本瓦葺の2階建で、街路側の妻に鯉の漆喰鏝絵を施す。平成18年に登録され、2階は文人たちの資料を並べる展示室として公開されている。
奈良県五條市近内町の藤岡家住宅主屋は天保3年(1832年)建築、平成18年に登録された入母屋造平入の住宅。北半が土間、南半が3室2列の居室で、商家の道具が並ぶ店の間や厨子二階の煙出しを間近に見学できる。
奈良県五條市の藤岡家住宅築地塀は江戸末期の土塀で、薬医門から南辺を経て新座敷まで折れ曲がり、総延長は約78m。東面は浅葱色のモルタル塗、南面に潜戸を設ける。重厚な屋敷景観をつくるとして平成18年に登録。
奈良県五條市の藤岡家住宅離座敷は江戸末期に建てられた隠居棟。主屋と渡廊下でつながり、床・棚付の6畳、6畳、納戸の3室に東西両側の縁を備える。簡素ながら細部が丁寧として平成18年に登録有形文化財となった。