奈良県・江戸
Edo奈良県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
享保12年(1727)に春日大社本社本殿の第四殿として造営され、延享4年(1747)に大柳生の立磐神社へ移された一間社春日造の本殿。背後の磐座をご神体とし、春日大社では難しい本殿の間近な拝観ができる重要文化財。
寛永4年(1627年)建立、法隆寺の子院・律学院の本堂。国宝・東大門の外に建ち、聖徳太子像をまつる。聖霊院に酷似した妻入入母屋造で、内陣奥に唐破風付きの檜皮葺厨子を備える。用材も優れた、昭和51年指定の重要文化財。
奈良市油阪町に佇む日蓮宗寺院・蓮長寺の本堂は、豊臣秀長が建立した西岸寺本堂を移築した国指定重要文化財です。吹放ちの天井に描かれた天女・龍・鳳凰・迦陵頻伽の極彩色天井画は圧巻で、近鉄奈良駅から徒歩4分の好立地にありながら静かな境内で無料拝観できます。
奈良県大和郡山市の郡山城跡は、令和4年に国史跡に指定された近世城郭。豊臣秀長が畿内統治の拠点として整備し、本丸の石垣には逆さ地蔵や羅城門礎石などの転用石が積まれる。発掘で礎石が確認された天守台や復元された櫓・極楽橋が見どころ。
上田家住宅表門及び塀は、奈良県吉野町山口の大庄屋屋敷の南面を構える江戸後期の門と塀である。軸部にケヤキを用いた一間薬医門に、漆喰塗の塀が総延長20メートル続く。2025年に国の登録有形文化財となった。
奈良県吉野町山口の上田家住宅主屋は、安永2年(1773年)建立の大庄屋屋敷である。竜門岳の南麓に南面して建ち、入母屋造茅葺の大屋根の下に土間の式台や突止溝など古式を残す。年代の確かな民家として2025年に国の登録有形文化財となった。
上田家住宅蔵は、奈良県吉野町山口で大庄屋をつとめた家の文書蔵である。江戸後期の土蔵造二階建で、置屋根形式の桟瓦葺と掛子塗扉、窓の少ない堅牢な構えが紙を火と湿気から守る。2025年に国の登録有形文化財となった。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造の中庭に建つ江戸末期の小さな土蔵。腰を海鼠壁で装い、入口廻りに額縁を回すなど丁寧に仕上げられ、家の貴重品を納めた。その手仕事の質が登録の理由となっている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造で、もとカマヤと内蔵を結ぶ江戸末期の南北に長い建屋。中庭側の西面を吹放ちの通路とし、東面は敷地の東塀を兼ねる。屋敷構を束ねる連結の建築として平成十三年に登録された。
奈良県斑鳩町龍田の造り酒屋・太田酒造の主屋。屋根の瓦銘から文政十二年(一八二九)と建立年が判明し、この地方の町家を編年する基準的な一棟とされる。今も銘酒「初時雨」の蔵元の店舗として使われている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造に残る江戸末期の茶室。主屋の奥、中庭を隔てて建つ床付き三畳台目の小間で、西面に躙口を開き、南の土庇が待合を兼ねる。酒屋が茶室を構えたことに当家の財力がうかがえる。
奈良市三条通りに南面して建つ浄教寺山門は、江戸時代末期の薬医門として国登録有形文化財に登録されています。蟇股や木鼻に施された精緻な彫刻、フェノロサの歴史的講演の舞台となった浄教寺の見どころやアクセス情報を詳しくご紹介します。
奈良県葛城市、當麻寺の門前に建つ玉や離れ座敷は、江戸末期に創業した旅籠の奥に設けられた離れの客間です。登録有形文化財に指定された趣ある空間で、中庭を望みながら奈良の食材を活かした釜めしを味わうことができます。
奈良市勝南院町の田村青芳園茶舗店舗兼主屋は、間口8メートル・奥行14.1メートルの平入町家。出桁の軒と正面両側の卯建、二階の大きな虫籠窓を備える。平成24年に登録有形文化財となり、大和茶を商う店として営業を続ける。
奈良県生駒郡斑鳩町の中宮寺表御殿は、本堂の北側に西面して建つ江戸後期の書院建築。桁行6間・梁間4間半の規模で、格天井の御上段の間を含む6室を配する。平成18年に国の登録有形文化財となった。通常は非公開である。
奈良県五條市今井町、国道24号に南面する屋敷の中央に建つ平井医院主屋。上棟幣束の墨書が安政2年の建立を示す。東西棟の切妻造・平入で建築面積230平方メートル、棟の煙出と東妻の落棟が長い屋根を分節する。平成14年登録の有形文化財。
平井医院主屋の背後、屋敷北辺に建つ平井医院土蔵。安政2年の建立で、木造2階建・建築面積68平方メートル。棟を段違いに架け、東を米蔵、西を綿蔵に充てる。南面には荷役のための戸前庇が付く。平成14年登録の有形文化財。
奈良県桜井市穴師の堀井家住宅離れは、八畳の座敷に床・棚と付書院を備え、棹縁天井に猿頬面取を施した江戸末期の座敷棟。昭和七年の主屋新築の際にも建て替えられず残され、平成十六年に登録有形文化財に登録された。
南宋の周必大が編んだ欧陽脩の文集を版行した宋刊本の国宝。鎌倉の金沢文庫に伝来し、ほぼ完本の39冊が天理図書館に残る。後世の定本となった南宋版の校訂の精度と、海を渡った一書のたどった数奇な来歴を見つめる。
奈良・天理大学附属天理図書館が所蔵する国宝「宋版劉夢得文集」。唐の詩人・劉禹錫(字は夢得)の詩文を収めたこの宋代刊本は、栄西禅師が宋から請来し、建仁寺に伝わり、足利義満も鑑賞したと伝えられる稀覯書。中国と日本の文化交流の結晶ともいえる逸品をご紹介します。