怡顔亭とは
怡顔亭は、新潟県上越市戸野目の地主が明治45年(1912年)に建てた客殿で、令和6年(2024年)3月6日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「いがんてい」。
文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積257平方メートルで、昭和中期に改修されている。登録番号は15-0592、所有者は古屋敷存続株式会社である。
戸野目の地主の客殿
文化庁によれば、怡顔亭は戸野目の地主が客を迎えるために建てた客殿で、敷地の中央に南面して建つ。
にいがた観光ナビは、戸野目の豪農・保阪家の邸宅「保阪邸」を紹介し、その離れ「怡顔邸」を、寺院風の玄関と数寄屋造の主屋が対照的な建物としている。保阪家は高田城址公園の蓮の栽培を始めた家と伝えられる(にいがた観光ナビ)。
登録有形文化財としての価値
怡顔亭は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁は、大振りな玄関が目を引く近代和風建築としている。
見どころ
入母屋造、平入、桟瓦葺の建物の正面に、銅板葺の唐破風の玄関を付ける。間取りは中廊下の南に2室、北に3室を並べ、北面に土縁を付ける(文化庁)。
南東の座敷では、床脇に組子の窓や櫛形の天袋を設けるなど、繊細な意匠が見られる(文化庁)。
見学について
にいがた観光ナビによれば、保阪邸は例年5月と11月の一般公開と、団体見学の申し込みがあった場合にのみ公開され、それ以外は非公開。維持管理協力金は800円(高校生以下無料)。
怡顔亭の所在地は上越市大字戸野目字寺畑482ほか(文化庁)。保阪邸の住所は戸野目488で、えちごトキめき鉄道の高田駅から徒歩約30分(にいがた観光ナビ)。
Q&A
- 怡顔亭はいつ建てられましたか?
- 明治45年(1912年)です(文化庁)。
- 怡顔亭はなんと読みますか?
- 「いがんてい」と読みます(文化庁)。
- 怡顔亭はどんな建物ですか?
- 戸野目の地主が建てた客殿で、入母屋造の建物の正面に銅板葺の唐破風の玄関を付けています(文化庁)。
- 怡顔亭は見学できますか?
- 保阪邸は例年5月と11月の一般公開時と団体見学の申し込み時のみ公開されます(にいがた観光ナビ)。
- 怡顔亭が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和6年(2024年)3月6日です。
基本情報
| 名称 | 怡顔亭(いがんてい) |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県上越市大字戸野目字寺畑482他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和6年(2024年)3月6日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺一部銅板葺、建築面積257平方メートル |
| 所有者 | 古屋敷存続株式会社 |
| 公開状況 | 保阪邸の一般公開時(例年5月・11月) |
参考文献
- 怡顔亭(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014788
- 保阪邸(にいがた観光ナビ)
- https://niigata-kankou.or.jp/spot/43401
最終更新日: 2026.10.14