大阪府の登録有形文化財
大阪府 · 登録有形文化財
大阪府泉南市の男神社旧拝殿及び幣殿は明治15年(1882年)に割拝殿として建てられ、昭和15年頃に移築されて現在は社務所。平成29年に国の登録有形文化財となった。千鳥破風と唐破風の玄関、平三斗と太瓶束の凝った造作が見どころ。
大阪府泉南市の男神社透塀は明治15年(1882年)頃の建築で、平成29年に国の登録有形文化財となった。総延長約18メートル、本殿と拝殿及び幣殿を画す。透し連子窓と梅鉢懸魚の造作、境内景観への寄与が登録の理由。
大阪府泉南市の男神社拝殿及び幣殿は昭和16年(1941年)建築、平成29年登録の国登録有形文化財。設計は大阪の建築家池田谷久吉。組物は舟肘木、妻飾は豕扠首、幣殿が続く中央間のみ虹梁に蟇股を置く復古的な細部が見どころ。
尾食家住宅主屋は大阪府貝塚市北町にある天保10年(1839年)建築の町家。貝塚寺内町の北の入口「上方口」の西、北境川に接して建ち、台形平面と段違い破風の入母屋造が目を引く。平成15年に国の登録有形文化財となった。
尾食家住宅離れは大阪府貝塚市北町にある江戸時代末期の木造平屋建。北境川沿いに主屋西側へ接続する建築面積20平方メートルの蔵前座敷で、西に建っていた土蔵は既に撤去されている。平成15年(2003年)に国の登録有形文化財となった。
貝塚市歴史展示館(旧ユニチカ株式会社貝塚工場事務所)は、大阪府貝塚市半田にある昭和10年築の木造平屋の旧工場事務所で、平成19年に登録有形文化財となった。紡績工場と女子バレー部の歴史を無料で展示している。
加支多神社神饌所は泉佐野市鶴原の加支多神社にある昭和3年(1928年)の小社で、2024年に登録有形文化財となった。権本殿とも呼ばれる一間社流造で、舟肘木や大瓶束、吹寄垂木など丁寧なつくりを今に見せる。
加支多神社拝殿及び幣殿は泉佐野市鶴原に建つ大正4年(1915年)の社殿で、2024年に登録有形文化財となった。入母屋造本瓦葺の拝殿に妻入の向拝を重ね、小壁に舟肘木と長押を貼る。内部は格天井を張った一室である。
加支多神社本殿は大阪府泉佐野市鶴原にある大正4年(1915年)の一間社流造で、2024年に登録有形文化財となった。近隣村社の合祀に伴う再建で、三斗組と海老虹梁、刎高欄の縁など、飾りを抑えた整った意匠が見どころとなる。
片桐棲龍堂洗い場は、中ノ蔵と東ノ蔵の妻面のあいだに屋根を架けた明治初期の木造平屋の上屋。床は地元産の赤煉瓦を矢筈状に敷き、南は煉瓦塀で庭園と隔てる。平成12年に登録有形文化財となった。屋敷は非公開である。
片桐棲龍堂主屋は堺市西湊町の漢方薬舗の住まいで、文化年間の建築。入母屋造・平入、つし二階の塗屋で、土間・茶室・仏間・座敷に旧店舗がつながる。平成12年に登録有形文化財となった。内部は非公開で外観のみ見学できる。
片桐棲龍堂中ノ蔵は堺市西湊町の漢方薬舗に建つ土蔵造2階建の蔵で、嘉永年間の建造と伝える。建築面積12平方メートルの小さく背の高い蔵で、南面に観音扉を持つ。造形の規範として平成12年に登録有形文化財となった。
片桐棲龍堂西ノ蔵は江戸後期に大阪の日本橋で建てられ、明治6年に堺へ移された土蔵造2階建の蔵。桁行3間・梁行4間で屋敷最大の土蔵。現在は漢方資料館として使われ、平成12年に登録有形文化財となった。非公開。
片桐棲龍堂東ノ蔵は堺市西湊町の漢方薬舗に建つ嘉永年間の平屋の土蔵。庭園の北辺を区切り、主屋に向く西の妻に入口を開く。蔵前は煉瓦敷で、明治初期の洗い場へと続く。平成12年に登録有形文化財となった。屋敷は非公開。
片桐棲龍堂摩利支尊天神社廟は庭園の北東隅に西面して祀られた小祠で、文化11年ごろの建築。2.3平方メートルの覆屋に千鳥破風・唐破風付きの一間社流造の本殿を納める。平成12年に登録有形文化財となった。非公開。
片桐棲龍堂煉瓦塀は、洗い場の南辺を庭園から仕切る明治初期の煉瓦塀。延長6.4メートル、煉瓦1枚厚のイギリス積で22段を積み、頂部に桟瓦葺の小屋根を載せる。平成12年に登録有形文化財となった。屋敷は非公開。
カタシモワインフード貯蔵庫は大阪府柏原市太平寺にある大正時代後期の2階建の貯蔵庫で、登録有形文化財。堅下ワインの醸造にかかわる施設で、木造の軸組に鉄筋コンクリートの外壁と床を組み合わせた混構造の初期事例である。
カトリック豊中教会司祭館は大阪府豊中市本町にある昭和14年(1939年)の木造2階建の司祭館で、登録有形文化財。聖堂の西に建ち、丸太を使った出桁造の軒廻りなど細部の意匠を聖堂とそろえ、静かな敷地をつくっている。
カトリック豊中教会聖堂及びヨゼフ館は大阪府豊中市本町にある昭和14年(1939年)の木造の教会堂で、登録有形文化財。チェコ人建築家スワガーの設計で、入母屋屋根の鐘塔や丸太柱・格天井など和風の意匠を取り入れる。
大阪府貝塚市畠中の要家屋敷で最も古い江戸中期の土蔵。桁行三間・梁間二間の2階建で、妻中央の太い柱に地棟を渡して登梁を架け、内壁は真壁造とする。離れ書院の東で台所棟に接する。平成29年に登録有形文化財。