江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
江刺の広瀬地区から向山公園へ移築された江戸時代中期の農家。掘立柱の穴から出た笹塔婆に元禄8年(1695年)の銘があり、その頃の建築とされる。広い土間に柱が二重に立つ古式の構造で、3月20日から11月15日の平日に予約制で公開。
岩泉町から岩手県立博物館の構内に移築された江戸末期の曲屋。主屋の東に馬屋が突き出すL字形の茅葺農家で、広いまやと床上部の間取りに旧盛岡藩領の山村の民家の特色が表れる。博物館の開館日に見学でき、かまどで火を焚いて保存している。
岩手県奥州市の正法寺は、東北で最初に開かれた曹洞宗寺院。1811年再建の茅葺の本堂、1807年の庫裏、1799年の火災を免れた1665年の惣門の3棟が重要文化財。棟に並ぶ伊達家の家紋、拝観時間と料金、行き方も紹介。
多聞院伊澤家住宅は岩手県北上市和賀町岩沢にある18世紀後半から19世紀初めの寄棟造・茅葺の住宅で、重要文化財。里に住みついた修験の家で、内部に仏堂風の「道場」をもち、活動の拠点の久那斗神社里宮もあわせて指定される。
岩手県二戸市の天台寺は、盛岡藩主南部重直が建てた仁王門(1657年)と本堂(1658年)が重要文化財。大型厨子を備えた五間堂、平成の大修理で当初の姿に復原された杉板の屋根、拝観時間とバスでの行き方を紹介。
岩手県平泉町・中尊寺境内の白山神社能舞台は、嘉永6年(1853年)竣工、平成15年(2003年)に重要文化財に指定。舞台・楽屋・橋掛・鏡の間がそろう東日本唯一の近世能舞台。鏡板の来歴や5月の神事能、8月の薪能を紹介。
奥州市水沢の日高神社本殿。寛永9年(1632年)建立の三間社流造で、北面に突出部をもち銅板葺。向拝の頭貫などに特色ある形式が見られ、岩手県下で江戸前期までさかのぼる数少ない神社本殿として重要文化財に指定。
旧江刺市伊手から岩手県立博物館の構内に移築された江戸時代後期の直屋。北面が入母屋造、南面が寄棟造という両端で形の違う茅葺屋根と、改造の少ない喰違四間取りが見どころで、岩手県立博物館の開館日に見学できる。
雫石町上野の上和野馬頭観世音の旧本堂。江戸中期にさかのぼり、明治14年に改修、大正3年(1914年)に移築された三間堂で、奉納された絵馬を多く納め「絵馬堂」と呼ばれる。名馬の産地の信仰を今に伝える堂である。
旧東屋酒造店酒蔵は、宮古市本町の主屋背後に建つ江戸末期の土蔵造の酒蔵。桁行13間半の内部は太い梁で柱を省いた大空間で、平成31年に登録有形文化財となった。いまは上映会場として使われ、催しの日に中へ入れる。
旧東屋酒造店質蔵は、宮古市本町の旧東屋酒造店の敷地北西の角に建つ江戸末期の土蔵造2階建の蔵。内部は質蔵と文庫蔵に分かれ、外壁は漆喰塗に腰海鼠壁、通りに面した西妻だけ腰を下見板張とする。平成31年に国の登録有形文化財となった。
遠野ふるさと村に立つ旧菊池喜右ヱ門家住宅は、部屋が一直線に並ぶ直家(すごや)。江戸後期の茅葺寄棟屋根と石を置いた切妻の厨房屋根が残り、南部の質素な農家暮らしを今に見せる登録有形文化財です。
遠野ふるさと村の旧菊池サイ家住宅は、半間ごとに立てた栗の柱と真壁の中塗り、喰違い六間取が特徴のL字曲り家。曲り家が広まった江戸後期の普請をそのまま今に残す、貴重な登録有形文化財です。
旧鈴木家住宅(肝煎りの家)は、岩手県遠野市の遠野ふるさと村にある江戸末期の曲り屋民家です。建築面積380平方メートルは村内最大で、床の間付十畳の奥座敷に十五畳の座敷が続き、南部藩の村役人の格式が読み取れます。
佐藤家住宅原田門は岩手県一関市千厩町にある江戸時代末期の木造の薬医門。田村藩家老原田氏の屋敷から大正末期に移築したと伝わり、欅材の門に雲紋風の蟇股と二軒繁垂木を見せる。2003年に国の登録有形文化財。
岐阜県高山市丹生川町の荒川家住宅土蔵は、延享4年(1747年)建立で、寛政8年の主屋より49年古い敷地最古の建物。妻入の切妻造に蔵前が付き、主屋と合わせ2棟で昭和46年に重要文化財へ指定された。入館は無料。
岐阜県美濃市、うだつの上がる町並みに建つ小坂家住宅。安永年間創業の造り酒屋「百春」の主屋で、起り屋根と鬼瓦のないうだつをもつ重要文化財です。現役の酒蔵としての見どころと、周辺の歩き方をあわせて紹介します。
岐阜県関市の新長谷寺客殿は桁行14.2m・梁間11.5mの寄棟造・銅板葺で、境内の指定8棟で唯一の江戸時代前期の住宅系建物。1953年に重要文化財に指定。三重塔を望む庭園と、予約制の入館方法を紹介する。
金山町卯野原から高山市の飛騨民俗村へ移された文化6年(1809年)の庄屋の農家。普請帳7冊と屋根置石の墨書で建築年がわかり、美濃と飛騨の特徴をあわせもつ。2階には養蚕部屋と隠し座敷がある。飛騨の里で公開。
岐阜県垂井町の南宮神社は美濃国一宮。関ヶ原の戦いで焼失し、寛永19年(1642年)に徳川家光の命で再建された社殿15棟と、石鳥居・輪橋・下向橋の石造物3件が重要文化財に指定されている。