江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
正行寺山門は大分県中津市永添の正行寺で本堂正面の参道に建つ江戸時代末期の四脚門。成の高い梁と頭貫が柱頭を固め、妻飾には竜頭を象った大瓶束と笈形の浮彫、雲紋の地紋彫を施す。間口4.3m、2013年登録。
正行寺鐘楼は大分県中津市永添の正行寺で山門の南に建つ江戸時代末期の鐘楼。布石積みの基壇に東西棟で建つ吹放し形式で、禅宗様を基調に石製礎盤の円柱を立て、台輪上に尾垂木付三斗を詰組とする。2013年登録。
正行寺袖塀は大分県中津市永添の正行寺で山門の本柱から南北へ矩折れに延びる江戸時代末期の塀。総延長20m、切妻造桟瓦葺で、腰はモルタル洗い出し、上部に五筋の定規線を引き、北側に潜戸を開く。2013年登録。
正行寺本堂は大分県中津市永添に建つ江戸末期の真宗本堂。総桁行約27m、入母屋造本瓦葺で三間の向拝を付け、後門形式の平面をもつ。軸部に良質なケヤキの長大材を用い、各室に折上格天井を張る。2013年登録。
大分市の浄土寺一伯公廟は、徳川家康の孫・松平忠直(一伯)の墓碑を納める江戸後期の廟。桁行3.0メートルの小建築に軒唐破風と尾垂木付二手先を備え、扉には三葉葵を浮き彫りにする。近世の廟所建築の好例とされる。
大分市の浄土寺庫裏は、本堂の北に東を向いて建つ江戸後期の庫裏で、境内最古の建物。桁行8間半の細長い寄棟造妻入桟瓦葺で、大面取の角柱をほぼ1間ごとに立てる古風な造り。臼杵城・杵築城の書院を移したとの寺伝も紹介する。
大分市の浄土寺玄関及び渡廊下は、本堂と庫裏を南北に結ぶ江戸末期の渡廊下と入母屋屋根の玄関。南半分が板敷の高廊下、北半分が畳廊下。府内藩主の屋形船の戸や朱塗りの天井板を転用したとの伝えも寺に残る。見学の注意点も記す。
大分市の浄土寺本堂は、安永2年の全焼から70年あまりを経て嘉永2年(1849年)に再建された正面7間の堂。入母屋造本瓦葺で、凸型の内陣をもつ浄土宗本堂の典型的な平面と、四天柱上部の組物・支輪が見どころ。
宇佐市の東別院、境内東辺の山門前に架かる石橋と水路石垣です。江戸末期の石造桁橋で、幅およそ9.5メートルと広く、反らせた桁9本と高欄をもちます。山門とともに伽藍正面を画す土木遺産です。
宇佐市の東別院、境内西南隅に建つ経蔵です。寛政11年(1799年)竣工の境内で最も古い建物で、中央に回転式の八角輪蔵を据えます。切石の基壇と銅板葺の向拝をもつ、丁寧なつくりを紹介します。
宇佐市の東別院、境内北辺の中央に建つ太鼓楼です。江戸末期の二重二階建てで、上階に太鼓を備え、東西の壁面に花頭窓を穿ちます。低く連なる伽藍に垂直の抑揚を与えるランドマークを紹介します。
宇佐市の東別院、境内北辺に沿って長く続く土塀と石垣です。江戸末期の練塀で、安山岩の割石乱積の石垣の上に白漆喰仕上げの塀を築きます。隣の太鼓楼とともに寺町の歴史的景観を形づくっています。
大分県豊後大野市三重町の大庄屋多田家の屋敷に元治元年(1864年)に建てられた一間一戸の薬医門。御成屋敷の式台玄関の正面に建ち、勾配が緩く反りの強い屋根が特徴。臼杵藩主を迎えるための門。登録有形文化財。
大分県豊後大野市三重町の大庄屋多田家の屋敷に元治元年(1864年)に建てられた御成屋敷。臼杵藩主を迎えるための建物で、明治期には郡役所も務めた。式台玄関から次の間・座敷が連なり三方に縁がめぐる。登録有形文化財。
大分県豊後大野市三重町の大庄屋多田家の屋敷に元治元年(1864年)に建てられた土蔵。当初は米蔵で、石積の基礎に床を上げ、腰をなまこ壁、上部を軒まで塗籠とする立ちの高い蔵。主屋側に入口が2か所ある。登録有形文化財。
大分県豊後大野市三重町の大庄屋多田家の屋敷に元治元年(1864年)に建てられた主屋。御成屋敷の東に接し、並行して妻入の玄関を開いてL字型に庭を囲む。屋根の起りなどで御成屋敷と意匠に差を付ける。登録有形文化財。
大分市中戸次の帆足家本家住宅(富春館)表門は、江戸末期建築の2間幅の棟門。質蔵と洋館の間に建ち、中央に両引きの板戸と格子戸を納め、左右に袖塀を付ける。質素な意匠ながら屋敷の表構えをつくり、平成18年に登録された。
大分市中戸次の帆足家本家住宅(富春館)主屋は、慶応元年(1865年)建築の木造2階建一部平屋。式台玄関と一段高い座敷をもち、床の間などの意匠・技術が評価され平成18年に登録有形文化財に。今はギャラリーとして公開。
大分市中戸次の帆足家本家住宅(富春館)中門は、江戸末期建築の間口1間の腕木門。主屋の式台玄関の西脇に建ち、南へ延びる12メートルの築地塀とともに玄関前と庭を区切る。平成18年に登録有形文化財となった。
大分県宇佐市の本願寺四日市別院山門は江戸時代中期に建てられた四脚門。間口4.8メートル、入母屋造桟瓦葺で、木鼻や頭貫の地紋彫が軒まわりに集まる。境内11棟のうち最も古く、2016年に登録有形文化財となった。