江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
大分県宇佐市の本願寺四日市別院鐘楼は江戸時代末期の建立である。桁行三間、梁間二間の袴腰付鐘楼で、二手先の組物が上層の高欄付の縁と軒を支える。北端の太鼓楼と対をなし、2016年に登録有形文化財となった。
大分県宇佐市の本願寺四日市別院太鼓楼は弘化4年(1847年)の建立。石垣の基壇に載る土蔵造2階建で、漆喰の下に柱や長押の形を浮き上がらせる。上層各面の花頭窓も特徴で、2016年に登録有形文化財となった。
大分県宇佐市の本願寺四日市別院二之門は、江戸時代末期に建てられた一間一戸の高麗門である。間口4.2メートルで建ちが高く、門の下から西を向くと山門と本堂が一直線に重なる。2016年に登録有形文化財となった。
大分県宇佐市の本願寺四日市別院本堂は安政6年(1859年)の建立。桁行30メートル、建築面積1212平方メートルの規模をもち、境内11棟のうち唯一「造形の規範」を基準に登録有形文化財となった一棟である。
妙壽寺経蔵は大分県豊後高田市金谷町にある江戸時代中期(18世紀前期)の土蔵造の経蔵で、登録有形文化財。妙壽寺の諸堂で最も古い建物とみられ、中央に八角形の輪蔵を据え、花頭窓と丸桁の唐草の鏝絵が外観を華やかに飾る。
妙壽寺山門は大分県豊後高田市金谷町にある江戸時代中期の四脚門で、登録有形文化財。境内の東面を区切る表門で、中門より小ぶりながら間口3.5メートルの切妻造本瓦葺。妻の大ぶりな板蟇股と波の彫刻に古式をよくとどめる。
妙壽寺鐘楼は大分県豊後高田市金谷町にある宝暦11年(1761年)の鐘楼で、登録有形文化財。天井裏の墨書で年代が分かり、四方転びの柱に折上格天井を張り、間口いっぱいの蟇股に牡丹を彫る独創的な意匠を見せる。
妙壽寺中門は大分県豊後高田市金谷町にある江戸時代末期の四脚門で、登録有形文化財。本堂と山門の中間に建ち、間口4.5メートルの入母屋造本瓦葺で、獏・獅子・麒麟の木鼻や菊花の蟇股、支輪の地紋彫が壮麗な意匠を見せる。
山田家住宅井戸は大分県日田市隈にある江戸後期の井戸。地元産安山岩の切石を相欠に組んだ方1.4メートルの井戸枠に、東西2.8メートルの石敷洗い場と、腕木で受ける切妻の上屋が伴う。平成20年に登録有形文化財となった。
山田家住宅主屋は大分県日田市隈にある文化13年(1816年)建築の町家。間口約22メートル、漆喰の大壁に腰海鼠壁をめぐらせ、正面の下屋を本瓦葺とする。平成20年に同時登録された4件のうち、唯一「造形の規範」で登録された。
清水寺本堂は長崎市鍛冶屋町にある寛文8年(1668年)の真言宗寺院の本堂で、重要文化財。中国人商人何高材の寄進で建ち、周囲を吹き放しとする平面や黄檗天井など黄檗宗仏堂の独特の意匠をもつ。長崎県下で最古の密教系寺院の本堂でもある。
幸橋は長崎県平戸市岩の上町、平戸港の河口近くに架かる元禄15年(1702年)の高欄付きの石造アーチ橋で、重要文化財。平戸藩主が地元の石工に造らせたといい、扁平なアーチに貿易港として栄えたころの石造技術を伝える。
対馬南端の厳原町豆酘に建つ、19世紀中頃の瓦葺き民家。桁行13.9メートル、切妻造本瓦葺で、三間取に一間の入側を付した対馬独特の間取りと構架が評価され、昭和44年に国の重要文化財に指定された上層農家の遺構。
長崎・崇福寺の護法堂は、享保16年(1731年)に中国工匠が建てた重要文化財。中央に観音、右に三国志の関帝、左に韋駄天を祀る。扇垂木や挿肘木など黄檗様式の細部や、関帝像の頬に残る傷の言い伝えが見どころだ。
長崎市鍛冶屋町の黄檗宗・崇福寺の外門。嘉永2年(1849)に棟梁大串五郎平ら日本人工匠が再建した楼門で、龍宮門とも呼ばれる。境内で最も中国趣味が濃く、朱塗りの楼上には隠元筆と伝わる聖寿山の扁額が掲げられている。重要文化財。
長崎・崇福寺の鐘鼓楼は享保13年(1728)建立の重要文化財。上階に梵鐘を吊り太鼓を置く二重の建物で、軸部は唐人工匠、屋根回りは和様という日中の合作。丸窓や火灯窓、白壁と朱丹塗りの外観に見どころがあり、境内には国宝二棟もある。
長崎市鍛冶屋町の崇福寺に建つ媽姐門は、寛文6年(1666年)建立の三間三戸八脚門。海上守護神・媽祖を祀る媽祖堂へ通じる門で、菩薩門とも呼ばれる。前面に黄檗様式の化粧屋根裏を見せ、1972年に国の重要文化財に指定された。
旧本田家住宅は、長崎市中里町にある江戸時代中期の茅葺の農家で、昭和44年に重要文化財に指定された。三間取りの平面をもち、開口部が正面のみの閉鎖的な構えで、県内最古の民家遺構と考えられている。
猪原金物店主屋は島原市上の町にある木造2階建の町家で、平成15年に登録有形文化財に登録された。万延2年の棟札を持つ上手部分と明治後期の下手部分が一体をなす。明治10年創業の金物店として現役で、湧水を引く茶房を併設する。
長崎県波佐見町宿郷の今里酒造店舗及び住宅は、旧街道に南面する江戸後期の木造2階建。入母屋造の表棟の奥に切妻造の棟が続き、中央の土間に力強い梁組を見せる。今里酒造の6棟で唯一「造形の規範」として2006年に登録された。