天竜浜名湖鉄道運転区事務室とは

天竜浜名湖鉄道運転区事務室は、静岡県浜松市天竜区の天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅の構内にある昭和15年(1940年)の木造の事務所建築で、平成10年(1998年)12月11日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「てんりゅうはまなこてつどううんてんくじむしつ」。

文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積388平方メートル。登録番号は22-0035である。

旧二俣機関区の事務室

運転区事務室は、東海道本線のバイパス線として昭和15年(1940年)に全通した旧国鉄二俣線の、二俣機関区の事務室として建てられた(文化庁)。構内を見渡せる位置に建ち、1階に運転司令室などを置き、2階を会議室とする。

大きな窓を並べた背の高い立面が特徴である(文化庁)。天竜浜名湖鉄道は、木造平屋建で一部を2階建とし、外壁は杉板の縦張り、窓は格子桟付きの木製と紹介している。

登録有形文化財としての価値

天竜浜名湖鉄道運転区事務室は、登録基準のうち「国土の歴史的景観に寄与しているもの」にあたるとして登録された(文化庁)。機関区の中枢だった建物で、構内を見渡す配置と大きな窓の立面をよく残している。

見どころ

構内に向けて大きな窓を並べた背の高い立面と、杉板の縦張りの外壁が見どころである(文化庁、天竜浜名湖鉄道)。夜の転車台ツアーでは、ふだん非公開の2階の会議室から転車台を見下ろせる回もある(天竜浜名湖鉄道)。

見学について

天竜二俣駅の構内にあり、ふだんは立ち入れない。天竜浜名湖鉄道は昼間の転車台ツアーを行っており、浜松市天竜区の令和3年(2021年)の記事では、駅員の案内で転車台や扇形車庫、運転区の建物を約40分かけて回る「転車台&鉄道歴史館見学ツアー」が毎日開かれていた。乗車券や転車台の見学ツアーの案内は天竜浜名湖鉄道のページにまとめてある。線路や鉄道の敷地には立ち入らないこと。

Q&A

Q天竜浜名湖鉄道運転区事務室はいつ建てられましたか?
A昭和15年(1940年)です(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道運転区事務室はどこにありますか?
A浜松市天竜区二俣町阿蔵、天竜二俣駅の構内にあります(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道運転区事務室の見どころは?
A大きな窓を並べた背の高い立面です(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道運転区事務室は見学できますか?
Aふだんは立ち入れませんが、天竜二俣駅の転車台見学ツアーで案内されます(天竜浜名湖鉄道、浜松市天竜区)。
Q天竜浜名湖鉄道運転区事務室が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成10年(1998年)12月11日です(文化庁)。

基本情報

名称天竜浜名湖鉄道運転区事務室(てんりゅうはまなこてつどううんてんくじむしつ)
所在地静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵230-2
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成10年(1998年)12月11日登録
員数1棟
寸法木造2階建、瓦葺、建築面積388㎡
所有者天竜浜名湖鉄道株式会社
公開状況天竜二俣駅構内(見学ツアー時に公開)

参考文献

天竜浜名湖鉄道運転区事務室(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000966
文化財を巡る(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/spot/bunkazai/
天竜二俣駅(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/about/station/tenryufutamata/
天竜二俣駅にて転車台の見学ツアー(浜松市天竜区)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tn-shinko/dekigoto/r0730_dekigoto.html
「夜の転車台ツアー」のご案内(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/events/29609/

最終更新日: 2026.10.14