天竜浜名湖鉄道機関車転車台とは
天竜浜名湖鉄道機関車転車台は、静岡県浜松市天竜区の天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅の構内にある昭和15年(1940年)の機関車の転車台で、平成10年(1998年)12月11日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「てんりゅうはまなこてつどうきかんしゃてんしゃだい」。
文化庁の記録では、鉄製の転車台で、直径は約18.4メートル。登録番号は22-0033である。
天竜運転区の中心にある現役の転車台
機関車転車台は、扇形車庫の手前にある下路式の転車台である(文化庁)。中央に門形の鉄柱を建て、運転室とともに360度回転する。当時としては標準的な形式で、天竜運転区の核となる施設とされる。
天竜浜名湖鉄道によれば、蒸気機関車の向きを変えるために造られたもので、建設当時は手動で回していたが、現在は電動で回る。蒸気機関車の時代には掛川・天竜二俣・金指・豊橋の各駅で使われていたが、いまは天竜二俣駅にだけ残る。平成10年(1998年)12月に扇形車庫などとともに登録された。
登録有形文化財としての価値
天竜浜名湖鉄道機関車転車台は、登録基準のうち「国土の歴史的景観に寄与しているもの」にあたるとして登録された(文化庁)。文化庁は、扇形車庫とともに天竜浜名湖鉄道のシンボルになっているとしている。
見どころ
中央の門形の鉄柱と運転室が、桁とともに一回りする様子が見どころである(文化庁)。扇形車庫と組になった配置にも目を向けたい。
見学について
天竜二俣駅の構内にあり、ふだんは立ち入れない。天竜浜名湖鉄道は昼間の転車台ツアーを行っており、浜松市天竜区の令和3年(2021年)の記事では、駅員の案内で転車台や扇形車庫、運転区の建物を約40分かけて回る「転車台&鉄道歴史館見学ツアー」が毎日開かれていた。乗車券や転車台の見学ツアーの案内は天竜浜名湖鉄道のページにまとめてある。線路や鉄道の敷地には立ち入らないこと。
Q&A
- 天竜浜名湖鉄道機関車転車台はいつ造られましたか?
- 昭和15年(1940年)です(文化庁)。
- 天竜浜名湖鉄道機関車転車台はどこにありますか?
- 浜松市天竜区二俣町阿蔵、天竜二俣駅の構内の扇形車庫の手前にあります(文化庁)。
- 天竜浜名湖鉄道機関車転車台の見どころは?
- 運転室とともに360度回る、直径約18.4メートルの鉄製の転車台です(文化庁)。
- 天竜浜名湖鉄道機関車転車台は見学できますか?
- ふだんは立ち入れませんが、天竜二俣駅の転車台見学ツアーで案内されます(天竜浜名湖鉄道、浜松市天竜区)。
- 天竜浜名湖鉄道機関車転車台が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成10年(1998年)12月11日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 天竜浜名湖鉄道機関車転車台(てんりゅうはまなこてつどうきかんしゃてんしゃだい) |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵230-2 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成10年(1998年)12月11日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 鉄製転車台、直径約18.4m |
| 所有者 | 天竜浜名湖鉄道株式会社 |
| 公開状況 | 天竜二俣駅構内(見学ツアー時に公開) |
参考文献
- 天竜浜名湖鉄道機関車転車台(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000964
- 文化財を巡る(天竜浜名湖鉄道)
- https://www.tenhama.co.jp/spot/bunkazai/
- 天竜二俣駅(天竜浜名湖鉄道)
- https://www.tenhama.co.jp/about/station/tenryufutamata/
- 天竜二俣駅にて転車台の見学ツアー(浜松市天竜区)
- https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tn-shinko/dekigoto/r0730_dekigoto.html
最終更新日: 2026.10.14