静岡県の国 宝
National Treasures of 静岡県静岡県に所在する国宝。
静岡県熱海市のMOA美術館にある江戸時代の茶壺1口で、白濁釉の上に赤・緑・紫・銀・金の五つの色で藤花を描く。所有は寺社ではなく世界救世教である。昭和26年(1951年)に国宝へと指定された1口である。
静岡県三島市の佐野美術館にある鎌倉時代の薙刀1口である。身長43.3センチメートルに対して、茎長のほうは63.6センチメートルある。昭和12年に重要文化財、昭和32年(1957年)に国宝へ指定された。
静岡市の久能山に鎮座する久能山東照宮の重要文化財建造物群を紹介。楼門・唐門・廟所宝塔など13棟の文化財が伝える江戸初期の華麗な建築美と徳川家康公の歴史をご案内します。
三嶋大社所蔵の国宝・梅蒔絵手箱は、金の沃懸地に白居易の詩句を銀の文字で潜ませた葦手意匠の鎌倉蒔絵です。螺鈿櫛や鏡など化粧道具一式を具えた現存最古の手箱で、宝物館では精巧な復元品が常設公開されています。
天平感宝元年(749年)、聖武天皇が十二大寺への寄進に際して発した勅書。冒頭の「勅」の一字は天皇の宸筆で、左大臣橘諸兄と右大臣藤原豊成が副署しています。なぜ静岡県牧之原市の平田寺に伝わったのか、経緯不明の謎を秘めた国宝です。
国宝・太刀 銘一は鎌倉中期の福岡一文字派の名刀。華やかな大丁子乱の刃文と流派には稀な沸出来で知られ、長篠籠城の功により織田信長から奥平信昌へ贈られたと伝わる。静岡県三島市の佐野美術館に寄託されている。
久能山東照宮に伝わる国宝・太刀〈銘真恒〉は平安後期の古備前刀工真恒の作。刃長89.4cmの豪壮な姿で「国宝太刀の横綱」とも称される。元和3年12月、二代将軍秀忠が遷宮に際し奉納した、同宮最初の刀剣である。
国宝・手鑑「翰墨城」は、奈良~室町時代の古筆切311葉を一帖に収めた古筆三大手鑑の一つ。古筆了仲の鑑定台帳として伝来し、藤原行成筆と認められる白氏文集切などを収める。熱海のMOA美術館で年に一度程度公開される。
静岡県伊豆の国市の願成就院に伝わる運慶作の国宝五仏。文治2年(1186年)、北条時政の発願で造られた阿弥陀如来・不動三尊・毘沙門天は鎌倉彫刻様式の確立を示す基準作。像内の木札や拝観情報も詳しく紹介します。
MOA美術館所蔵の国宝「紅白梅図屏風」は尾形光琳最晩年の代表作。金地に紅白の梅を対置し、硫化させた銀箔の黒い水流を中央に末広がりに配す大胆な構図で知られる。公開は毎年梅の開花期に開催される名品展の会期中のみ。
国宝・久能寺経は、永治元年(1141)頃に鳥羽法皇や待賢門院ら三十人の宮廷人が一巻ずつ書写した現存最古の結縁一品経。金銀の切箔が輝く19巻の装飾経について、平家納経に先立つ価値と来歴、東京国立博物館での鑑賞方法を案内します。