富山県・昭和
Shōwa富山県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
赤祖父円筒分水槽は、富山県南砺市川上中にある昭和24年築の鉄筋コンクリート造の円筒分水槽で、令和2年に登録有形文化財となった。用水を三つに公平に分ける県内最古の円筒分水槽で、砺波平野の稲作を支えた。
有礒正八幡宮釣殿は高岡市横田町の有礒正八幡宮で本殿と幣殿をつなぐ昭和10年(1935年)の建物。角柱が組物なしで桁を受け、柱間を蔀戸として内に御簾をかける。床は幣殿とそろう。2006年に登録有形文化財。
有礒正八幡宮拝殿及び幣殿は高岡市横田町の有礒正八幡宮の正面を構える昭和10年(1935年)の社殿。両殿の屋根を一体の八棟造にまとめ、千木と鰹木を置く。建築面積159㎡で境内最大。2006年に登録有形文化財。
牛島閘門は富山県富山市木場町にある昭和9年(1934年)頃のコンクリート造の閘門で、登録有形文化財。富岩運河といたち川の間の水位を調節する全長25メートルの閘門で、木製の合掌門扉を備え、富岩運河の代表的な構造物である。
桂湯は富山県南砺市城端の旧城端町中心部にある昭和5年(1930年)頃の木造2階建のもと銭湯で、登録有形文化財。脱衣場棟・浴場棟・住居棟を並べ、銅板張りの正面に蛇腹と切妻破風を付けた洋風の意匠が門前町に彩りを添える。
富山県氷見市朝日本町、湊川左岸の旧藺製品倉庫の西に建つ昭和32年築の木造二階建。畳表や茣蓙の需要拡大に応じ、生産と保管を兼ねて建てられた。一階は隣接する土蔵の戸前と直結する。令和3年に登録有形文化財となった。
富山市宮尾の旧内山家住宅茶室三入庵は、藪内流家元の指導で京都の棟梁が昭和2年に建てたと伝わる4畳半の茶室。昭和16年に他所へ移り昭和56年に戻った。水屋の舟底天井が見どころで、1998年に登録された。
旧大谷家住宅表門は富山県小矢部市の昭和36年(1961年)建築の一間薬医門。間口3.1m、雲形肘木が虹梁・大瓶束・笈形の妻飾りを受け、透彫欄間付の板扉を備える。屋敷の表構えとして登録有形文化財に登録。
旧大谷家住宅作業納屋は富山県小矢部市の昭和19年(1944年)建築の木造一部2階建。南5間を吹抜けの土間、北2間の2階を道具置き場とし、東面と両側面を下見板張で覆う積雪地らしい形式をもつ。登録有形文化財に登録。
旧大谷家住宅主屋は富山県小矢部市の昭和10年(1935年)建築の木造2階建。南東へ妻を向けた切妻造妻入のアズマダチで、三列の間取りと良材の造作が評価され登録有形文化財となった。内部は博物館の展示室として公開。
旧大谷家住宅納屋は富山県小矢部市の昭和18年(1943年)建築の木造2階建。主屋の前に向き合う平入の附属屋で、漆喰塗と下見板張を併用し、1階・2階とも二室に分けて内装を変える。現在は大谷兄弟を紹介する大谷記念室として公開。
旧大谷家住宅灰小屋は富山県小矢部市の昭和10年(1935年)建築の土蔵造平屋建。建築面積1.4㎡、内壁と床を土塗りにして風呂場の灰を安全にためた小屋で、北面に板扉と灰の取出口を備える。登録有形文化財に登録。
旧大谷家住宅風呂場は富山県小矢部市の昭和10年(1935年)建築の土蔵造平屋建の外風呂。建築面積9.8㎡の小屋に三方開きの焚口と犬小屋の下屋を備え、昭和前期の暮らしの有り様を今に残す登録有形文化財である。
旧大谷家住宅塀は富山県小矢部市の昭和36年(1961年)建築の木造塀。総延長153m、表門両脇の南塀は玉石二段積の基礎に大和張と虫食い板欄間を備え、東塀と北塀は簡素に造り分ける。登録有形文化財に登録。
小牧ダムは富山県砺波市庄川町小牧にある昭和5年(1930年)の発電用の重力式コンクリートダムで、登録有形文化財。堤長301メートル、堤高79メートルで、地震力を考慮した設計で大型化し、東洋一のダムと呼ばれた。
桜橋は、富山市本町の松川に架かる昭和10年完成の鋼製アーチ橋で、平成11年に登録有形文化財となった。道路の線形に合わせた幅の広い斜橋で、橋梁として富山県内初の登録有形文化財である。
笹津橋は富山県富山市、飛騨街道が神通川を渡るところに架かる昭和16年(1941年)のメラン式鉄筋コンクリート単アーチ橋で、登録有形文化財。2本のリブアーチで径間65メートルを跨ぎ、戦前で3番目の規模をもつ。
三郎丸蒸留所は富山県砺波市三郎丸にある昭和時代前期の木造2階建の蒸留施設で、登録有形文化財。工場建築を昭和29年(1954年)頃に移築・転用したもので、戦後に開業した北陸最古のウイスキー蒸留施設である。
釈泉寺円筒分水槽は富山県中新川郡上市町釈泉寺にある昭和29年(1954年)の鉄筋コンクリート造の分水槽で、登録有形文化財。直径9.3メートルの円筒から両岸の幹線水路へ0.51対0.49の精度で分水し、長年の水不足を解消した。
庄川合口堰堤は富山県砺波市金屋にある昭和14年(1939年)の鉄筋コンクリート造の堰堤で、登録有形文化財。庄川に点在した用水の取入堰を一つにまとめた灌漑・発電用の堰堤で、10門のラジアルゲートと魚道を備える。