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和歌山県の重 要 文 化 財

Important Cultural Property of 和歌山県

和歌山県に所在する重要文化財。

390 和歌山県
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野上八幡宮拝殿
和歌山県 桃山 重要文化財
野上八幡宮拝殿

和歌山県海草郡紀美野町の野上八幡宮拝殿は、天正元年(1573年)建立で桁行5間・梁間4間、入母屋造・本瓦葺。境内にある5棟の重要文化財のうち、瓦屋根を持つのはこの拝殿だけです。参拝は無料。附の棟札は3枚が指定に含まれます。

野上八幡宮本殿
和歌山県 室町後期 重要文化財
野上八幡宮本殿

和歌山県海草郡紀美野町の野上八幡宮本殿は、元亀3年(1572年)建立の三間社流造・檜皮葺の社殿で、昭和19年に重要文化財に指定されました。拝殿の背後に建ち、境内は年中無休・参拝無料で見学できます。附として棟札1枚も指定に含まれます。

普賢院四脚門
和歌山県 江戸前期 重要文化財
普賢院四脚門

高野山・千手院谷の普賢院に立つ四脚平唐門。もとは山内の東照宮の門で、明治25年にこの地へ移築された。丹塗の柱に極彩色の彫刻が残り、県内では数少ない江戸前期の唐門として、昭和40年に重要文化財に指定された。

法音寺本堂
和歌山県 室町中期 重要文化財
法音寺本堂

和歌山県有田川町に建つ法音寺本堂は、屋根裏の棟札から康正3年(1457)の建立とわかる室町中期の仏堂。桁行三間・梁間三間、寄棟造の茅葺き屋根をもち、大正6年に国の保護を受けた重要文化財で、本尊の阿弥陀如来坐像なども伝わる。

法蔵寺鐘楼
和歌山県 室町中期 重要文化財
法蔵寺鐘楼

和歌山県広川町の法蔵寺鐘楼は、室町中期の唐様建築。鐘楼には珍しい寄棟造の屋根をもち、もとは湯浅の勝楽寺から広八幡神社を経て現在地へ移された。安政の津波の際に村へ危機を告げた鐘の物語も伝わる重要文化財。

利生護国寺本堂
和歌山県 室町前期 重要文化財
利生護国寺本堂

和歌山県橋本市の利生護国寺本堂は、南北朝時代の天授年間(1375~1381年ごろ)に再建された一重寄棟造の仏堂。朱塗りの柱と緑の連子窓が残り、桁行五間・梁間四間の中世本堂として昭和40年に重要文化財に指定された。

旧和歌山県会議事堂
和歌山県 明治 重要文化財
旧和歌山県会議事堂

明治31年に和歌山市で建てられた県会議事堂。漆喰塗・瓦葺の和風意匠の下に西洋式トラスを隠し、梁間18メートルの大議場を架ける。和風意匠の府県会議事堂として現存唯一・木造最古で、岩出市のねごろ歴史の丘に復原・移築された。

和歌山城岡口門
和歌山県 江戸前期 重要文化財
和歌山城岡口門

和歌山城の南東に立つ岡口門は、昭和20年の空襲を免れた数少ない遺構である。元和7年(1621)築の二階建の櫓門で、一枚石をくり抜いた銃眼12か所をもつ北側の土塀とともに、国の重要文化財に指定されている。

紀伊国桛田庄絵図
和歌山県 鎌倉 重要文化財
紀伊国桛田庄絵図

和歌山県かつらぎ町の宝来山神社に伝わる紀伊国桛田庄絵図は、紀の川と静川に挟まれた中世荘園の田畑や山林、二十三宇の家々を北を上に一枚へ写した鎌倉時代の重要文化財。教科書にも載る荘園絵図として知られ、京都の神護寺にも同様の絵図が残る。

絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉

金剛峯寺が所蔵する鎌倉時代後期の山水屏風。空海の詩文集『性霊集』にちなむ真言霊地を描き、密教の灌頂で阿闍梨の背後に立てられた六曲一隻で、重要文化財。東寺・神護寺の国宝とは別の作で、高野山霊宝館で入れ替え展示される。

絹本著色尊勝曼荼羅図
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色尊勝曼荼羅図

高野山の子院・宝寿院が所蔵する鎌倉時代の重要文化財。延命・滅罪・除災を祈る尊勝陀羅尼の世界を表した曼荼羅で、仏頂尊・尊勝仏頂を中尊とし、尊勝法の視覚的な基盤となった。現存作は少なく、高野山霊宝館で入れ替え展示される。

絹本著色大元帥明王像
和歌山県 重要文化財
絹本著色大元帥明王像

高野山の入口に建つ西南院が所蔵する重要文化財。四天王とその軍勢を統べる護国の忿怒尊・大元帥明王を描く掛幅。秘法ゆえ遺品が少なく貴重で、文化庁は中国・元時代の作と記録する。常時公開ではなく、高野山霊宝館で管理される。

絹本著色当麻曼荼羅縁起
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色当麻曼荼羅縁起

高野山の清浄心院が所蔵する鎌倉時代の重要文化財。阿弥陀と観音が姿を変え、蓮の糸で一夜に織り上げたという当麻曼荼羅の縁起と、浄土往生を願う中将姫の説話を描く掛幅一幅。光明寺の国宝絵巻とは別の作で、高野山霊宝館で管理される。

絹本著色武田信玄像〈長谷川信春筆〉
和歌山県 桃山 重要文化財
絹本著色武田信玄像〈長谷川信春筆〉

高野山成慶院に伝わる重要文化財の肖像画。後の桃山画壇の巨匠長谷川等伯が信春と名乗った若年期の筆とされる。おなじみの武田信玄の顔として広く知られるが、近年は像主を能登畠山氏とする説も有力で、特定は今も議論が続く。

絹本著色鳥羽天皇像
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色鳥羽天皇像

和歌山市の満願寺が所有する重要文化財。院政を率いた鳥羽天皇を描く鎌倉時代の肖像で、上皇の参詣など高野山の復興とも縁が深い。本堂が全焼した平成の火災を、京都国立博物館への寄託によってのがれ、今日まで守り継がれた一幅である。

絹本著色丹生明神像
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色丹生明神像

金剛峯寺が伝える重要文化財。高野山を空海に譲ったと伝わる地主神丹生明神を描く鎌倉時代の神像である。神仏習合の信仰を映す一幅で、令和七年の御社遷宮を機に高野山の神々への関心が高まるなか、改めて注目される。

絹本著色如来像〈(寺伝薬師如来)〉
和歌山県 重要文化財
絹本著色如来像〈(寺伝薬師如来)〉

金剛峯寺が所蔵する重要文化財。中国元時代に描かれ、海を越えて高野山に伝わった請来仏画である。寺伝は薬師如来と呼ぶが、明確な持物を欠くため、国の指定名称は単に如来像とする。和様とは異なる大陸の作風が見どころ。

絹本著色八字文殊曼荼羅図
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色八字文殊曼荼羅図

高野山の学問寺・正智院が所蔵する鎌倉時代の仏画。八つの髻を結う文殊菩薩が獅子上の蓮華座に坐し、八大童子を従える。災いを除く八字文殊法の本尊として描かれた重要文化財で、現在は高野山霊宝館に保管され、入れ替え展示で公開される。

絹本著色八宗論大日如来像
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色八宗論大日如来像

高野山の塔頭・善集院が所蔵する鎌倉時代の仏画。空海が嵯峨天皇の御前で八宗の高僧と論議し、大日如来の姿を現したという伝承を描く。金剛界の大日が智拳印を結ぶ希少な画題で、重要文化財として高野山霊宝館に保管される。

絹本著色毘沙門天像
和歌山県 鎌倉 重要文化財
絹本著色毘沙門天像

高野山の塔頭・光台院が所蔵する鎌倉時代の仏画。北方を守る四天王の一尊・毘沙門天を単独の主尊として描き、甲冑をまとい宝塔と戟を執り邪鬼を踏む。護法と福徳の神への信仰を示す重要文化財で、高野山霊宝館に保管される。