愛知県の登録有形文化財
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愛知県西尾市に佇む岩瀬文庫書庫は、大正8年頃に建てられた国登録有形文化財の煉瓦造り建築。地元の実業家・岩瀬弥助が私財を投じて収集した8万冊超の蔵書を約80年間守り続けた、知と文化のシンボルです。
愛知県西尾市にある国登録有形文化財。大正14年頃に岩瀬文庫の児童館として建てられた木造平屋の洋風建築で、子どもの目線に合わせた低い窓台が特徴。現在はおもちゃ館として郷土玩具を展示するが、耐震補強のため休館中。
昭和9年(1934年)に日本陶磁器工業組合連合会の共同販売所として建築された鉄筋コンクリート造のオフィスビル。内外にタイルやトラバーチンをふんだんに使用し、3階大会議室のアールデコ意匠が高く評価され、2015年に国の登録有形文化財に登録されました。名古屋の陶磁器輸出産業の歴史を今に伝える貴重な近代建築です。
桜通に面する昭和三十三年築の登録有形文化財。山下寿郎設計事務所による戦後モダニズム建築で、横長の連窓と茶系タイル、円弧を描く軽快な階段が見どころ。陶磁器業界の団体がいまも事務所として現役で使い続けている。
愛知県岡崎市伝馬通に佇む日本福音ルーテル岡崎教会教会堂は、1953年にヴォーリズ建築事務所の設計で建てられた木造教会建築です。白壁と赤瓦屋根のコントラストが美しく、国登録有形文化財および岡崎市景観重要建造物に指定されています。
名古屋市東区徳川町に佇む日本福音ルーテル復活教会は、1953年にヴォーリズ建築事務所の設計で建てられた木造教会堂です。戦災で焼失した前身の教会堂に代わり復活祭の日に再献堂されたこの建物は、名古屋市に現存する唯一のヴォーリズ建築として2012年に国の登録有形文化財に登録されました。シザース・トラスの小屋組や十字架形の窓など、明快で品格ある意匠が見どころです。
愛知県豊田市の如意寺山門は、文政9年(1826年)建立の四脚門。屋根葺替で見つかった墨書が建立年を示す。本堂など五棟とともに国の登録有形文化財に登録され、出三斗や蟇股、蔐懸魚に江戸後期の意匠が見える。
愛知県豊田市の真宗大谷派・如意寺の書院。江戸後期、現本堂を造営する間の仮堂として建てられ、のちに上段の間を備えた接客の座敷へと姿を変えた。平成二十五年、本堂などとともに国の登録有形文化財となった一棟。
愛知県豊田市の真宗寺院・如意寺に建つ、宝暦5年(1755年)頃の小さな鐘楼。面積わずか8.8平方メートルの中に、出三斗の組物や蟇股、菱形枠の鏡天井が収まる。本堂など五棟とともに2013年に国の登録有形文化財となった。
愛知県豊田市の真宗大谷派如意寺に残る太鼓楼。木造平家の屋根中央に入母屋造の櫓を載せ、上層に太鼓を吊る。江戸末期の建立で、本堂や鐘楼など五棟とともに二〇一三年に国の登録有形文化財となった、西三河では稀な遺構である。
愛知県豊田市力石町に佇む如意寺本堂は、文政6年(1823年)頃に建立された真宗大谷派の大規模な本堂です。正面七間・入母屋造桟瓦葺の堂々たる外観、二重虹梁大瓶束の妻飾や折上格天井の内陣など、江戸後期の真宗本堂建築の完成形を伝える貴重な遺構として、2013年に国の登録有形文化財に登録されました。
知多半島の岩礁に立つ野間埼灯台は、大正10年(1921年)初点灯の愛知県最古の灯台。無筋コンクリート造という珍しい構造が評価され、2022年に登録有形文化財となった。夕日が美しい恋人の聖地としても知られる。
知多半島の伊勢湾側、美浜町に立つ野間郵便局旧局舎は、昭和6年(1931年)築の木造郵便局舎。半切妻屋根とドーマー窓、横板張りの瀟洒な洋風意匠が特徴で、平成27年に登録有形文化財となり、現在は催しの会場として親しまれている。
愛知県豊橋市の羽田八幡宮に残る、嘉永元年(1848年)建立の土蔵造の書庫。国学者羽田野敬雄が開いた羽田八幡宮文庫の蔵で、二部十巻まで一か月の貸出を認めた江戸期でも稀な文庫の遺構として、国の登録有形文化財に登録されている。
明治31年築、半田赤レンガ建物の中核をなす創建時主棟。二階建の発酵室に五階建の事務室が接続し、設計は妻木頼黄。耐火床や複壁など醸造のための工夫が残り、通年公開でカブトビールの復刻版も味わえる。
明治41年から大正期にかけ三棟が継ぎ足された半田赤レンガ建物の貯蔵庫棟。建築面積約1359㎡と最大で、イギリス積の壁体、円窓を飾るペディメントの妻壁が見どころ。北面には戦災の機銃掃射痕も残る。
半田赤レンガ建物の南に接続する明治31年築の平屋、ハーフティンバー棟。木の軸組に煉瓦を充填する木骨煉瓦造で、富岡製糸場と同じ工法。瓶洗いから出荷までを担い、両開の板扉や高窓が当時の作業をしのばせる。
嘉永5年に建てられた普門寺十王堂は、桁行3間の小さな仏堂。冥界で亡者を裁く十王を祀り、令和7年に境内6件の一つとして国の登録有形文化財となった。6件中この堂だけが参道景観への寄与で評価されている。
宝永4年に建てられた普門寺鐘楼門は、上層に鐘を吊る一間一戸の楼門。鐘を楼門に収める形式は東三河で珍しく、豊橋最古とされる。令和7年に境内6件の一つとして国の登録有形文化財となり、今も昼に除夜の鐘が撞かれる。
嘉永7年に建てられた普門寺大師堂は、弘法大師空海を祀る宝形造の三間堂。格天井には植物が極彩色で描かれる。令和7年に境内6件の一つとして国の登録有形文化財となり、もみじ祭りの特定日に堂内が公開される。