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愛知県の登録有形文化財

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實成寺本堂
愛知県 江戸 登録有形文化財
實成寺本堂

名古屋近郊あま市の長久山實成寺本堂は、鎌倉期の真言宗護摩堂を起源とし、のちに日蓮宗の本堂へと改められた登録有形文化財。宝形造の屋根の下に古い平面を残し、織田敏定の再興と江戸前期の大改修を重ねた一棟である。

実相寺庫裡
愛知県 江戸 登録有形文化財
実相寺庫裡

愛知県西尾市の実相寺は、吉良氏の菩提寺と伝わる臨済宗の古刹。その庫裡は元禄年間に再建された江戸中期の建物で、土間の上に大梁を縦横に組んだ広い一室をもつ。簡素ながら禅宗伽藍に欠かせない大庫裏として、2003年に登録有形文化財となった。

実相寺方丈
愛知県 江戸 登録有形文化財
実相寺方丈

愛知県西尾市の実相寺方丈は、文永8年創建の吉良氏菩提寺に残る江戸時代初期の大型禅宗方丈。六間取の平面と太い木組みを保ち、令和3年に入母屋造・銅板葺へ復元された西尾市指定文化財です。四月の花祭りでは県指定の釈迦三尊像が開帳されます。

寂光院山門
愛知県 江戸 登録有形文化財
寂光院山門

愛知県犬山市の継鹿尾山に佇む古刹・寂光院の山門は、天保7年(1836年)に尾張藩御大工・竹中泉正敏によって建てられた一間一戸薬医門。群猿や龍、牡丹の笈形など豊かな彫刻装飾が施され、平成17年に国の登録有形文化財に登録されました。約1000本のもみじに包まれる「尾張のもみじでら」を訪ねるなら、まずこの山門で江戸後期の堂宮建築の魅力を味わってみてください。

寂光院随求堂
愛知県 江戸 登録有形文化財
寂光院随求堂

愛知県犬山市の継鹿尾山中腹にある寂光院随求堂は、文化2年(1805年)に建立された江戸後期の籠堂建築です。住宅風の蔀戸を多用した外観や四周を巡る切目縁が特徴で、平成17年に国の登録有形文化財に登録されました。本尊は願いを叶える大随求菩薩。尾張のもみじ寺と呼ばれる紅葉の名所としても知られ、四季折々の景観の中で江戸の信仰文化に触れることができます。

寂光院弁天堂
愛知県 江戸 登録有形文化財
寂光院弁天堂

愛知県犬山市の古刹・寂光院の境内、本堂北方の高所に建つ「弁天堂」は、文政3年(1820年)頃に建立された木造平屋建の小堂です。建築面積わずか3平方メートル、ほぼ正六角形の平面という珍しい意匠をもち、内部には縁結びの弁財天を祀ります。約千本のもみじに彩られる山寺で、平成17年に国の登録有形文化財に登録されました。

寂光院本堂
愛知県 明治 登録有形文化財
寂光院本堂

愛知県犬山市の寂光院本堂は、明治12年(1879年)に再建された国登録有形文化財。継鹿尾山の中腹に建ち、約1,000本のもみじに彩られる古刹で、千手観音への祈りと尾張屈指の絶景が出会う祈りの空間です。

守隨家住宅(旧山田家住宅)石積護岸
愛知県 大正 登録有形文化財
守隨家住宅(旧山田家住宅)石積護岸

愛知県東海市名和町に残る「守隨家住宅(旧山田家住宅)石積護岸」は、実業家・山田才吉が伊勢湾岸に造成した埋立地を囲う延長76mの石積護岸。服部長七が考案した「人造石工法(長七たたき)」の貴重な遺例として、2024年3月に東海市初の国登録有形文化財建造物に登録されました。聚楽園公園のすぐそば、近代日本の土木技術を今に伝える歴史遺産を訪ねます。

春江院庫裏
愛知県 昭和前 登録有形文化財
春江院庫裏

春江院の庫裏は七棟のうち最大の登録有形文化財である。昭和八年の建築で、中廊下式の近代的な平面をとり、階段の手摺子に洋風の意匠を見せる。北東隅の吹抜土間には豪放な梁組が架かり、伝統と近代とが一棟のなかに同居している。

春江院山門
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院山門

春江院の山門は文政十三年の建築で、本堂と同じく北を正面とする一間一戸の薬医門である。三斗を組み、妻飾には大柄な板蟇股を据える。控柱は後補とされ、街道から境内へと参詣者を導く、寺の正面口として親しまれている。

春江院鐘楼
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院鐘楼

春江院の鐘楼は慶応元年の建築で、七棟のうちもっとも装飾に富む建物である。玉石の基壇に方一間の身舎を据え、簓子下見板張の袴腰、擬宝珠高欄、詰組、二軒扇垂木、彩色の格天井を見せる、華やかな禅宗様の鐘楼である。

春江院茶室
愛知県 明治 登録有形文化財
春江院茶室

春江院の茶室は七棟のうち最も小さく、床を入れて四畳ほどの草庵風である。明治後期、尾州久田流の祖・下村実栗の作と伝わる。屋根の押え格子や棹縁、化粧屋根裏に竹を多く用い、土地に生まれた茶の空間を今に伝えている。

春江院不老閣
愛知県 昭和前 登録有形文化財
春江院不老閣

不老閣は昭和十一年の建築で、七棟のうち唯一の銅板葺である。簡素な外観の内に数寄屋の意匠を収める。床を付けた八畳の一の間と四畳半の二の間からなり、磨き丸太の床柱、網代天井、丸垂木の化粧屋根裏が静かな洗練を見せる。

春江院本玄関及び書院
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院本玄関及び書院

春江院の本玄関及び書院は江戸後期の建築である。書院は有松絞の祖とされる竹田庄九郎の旧宅から、明治十二年に移築されたと伝わる。式台を構え、十二畳と十八畳の座敷をL字の広縁が囲む。襖絵は狩野永秀の筆と伝わる。

春江院本堂
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院本堂

春江院の本堂は文政十三年の建築で、入母屋造に正面向拝を付け本瓦葺とする。六間取の方丈形式をとり、南面の多い仏堂のなかでは珍しく北を正面とする。本尊には曹洞宗では珍しい多宝如来を祀る、寺の中心の堂である。

祥雲寺弘法堂
愛知県 明治 登録有形文化財
祥雲寺弘法堂

犬山城下町の南、臨済宗祥雲寺の境内に建つ弘法堂は、明治42年(1909年)建立の大師堂。桁行14.2メートルの横長の堂に10畳三室を並べ、格天井や落縁を備える。本堂・鐘楼とともに国登録有形文化財で、城下の歴史的景観を支える。

祥雲寺鐘楼
愛知県 明治 登録有形文化財
祥雲寺鐘楼

犬山城下の祥雲寺に建つ明治後期の袴腰付鐘楼。玉石積の基壇に方一間の塔身が載り、三斗の組物や蟇股、擬宝珠高欄が小さな建築面積18平方メートルに凝縮される。平成24年、本堂・弘法堂とともに国登録有形文化財となった。

祥雲寺本堂
愛知県 昭和前 登録有形文化財
祥雲寺本堂

犬山城下町の南に建つ祥雲寺本堂は昭和9年(1934年)の建築。方丈型六間取の平面に広縁を廻らし、柱上には最も古式の舟肘木を用いた復古的な意匠が特徴。弘法堂・鐘楼とともに国登録有形文化財に登録されている。

浄照寺庫裏
愛知県 江戸 登録有形文化財
浄照寺庫裏

豊田市若林の真宗寺院・浄照寺に建つ庫裏は万延元年(1860年)の建築。墨書により年代と棟梁が判明する希少な例で、段違いの切妻屋根と豪放な梁組をもつ。地域の庫裏の指標として「造形の規範」の基準で国登録有形文化財となった。

浄照寺書院
愛知県 昭和前 登録有形文化財
浄照寺書院

豊田市若林の浄照寺書院は昭和9年(1934年)建立の小建築。下見板張の素朴な外観の内に吟味された良材と繊細な板欄間を隠し、8畳と6畳の四室を田の字形に組む。「造形の規範」の基準で国登録有形文化財に登録された。