愛知県の登録有形文化財
愛知県 · 登録有形文化財
愛知県北名古屋市の旧加藤家住宅中門は、明治十年代に建てられた簡素な木造薬医門。大地主「大加藤」の屋敷の庭を東西に区分する一棟で、国の登録有形文化財に登録されている。無料で見学でき、近くには昭和日常博物館もある。
愛知県北名古屋市に建つ旧加藤家住宅土蔵は、「大加藤」と呼ばれた大地主が明治10年代に建てた登録有形文化財。総二階建ての堂々とした土蔵造の蔵で、屋敷は今、市の回想法センターとして使われ、平日に無料で見学できる。
愛知県北名古屋市に残る旧加藤家住宅の長屋門。江戸期に六ツ師村の庄屋を務め酒造も営んだ地主「大加藤」の屋敷の南辺に建つ明治初期の木造門で、国の登録有形文化財。主屋や土蔵などとともに無料で公開されている。
名古屋・納屋橋の東詰に建つ旧加藤商会ビルは、貿易商加藤勝太郎が昭和六年頃に本社として築いた鉄筋コンクリート造の事務所建築。シャム国領事館も置かれ、現在はタイ料理店と堀川ギャラリーとして公開される登録有形文化財です。
本證寺の内堀南東に建つ大正9年(1920年)築の農家主屋。一段高い仏間と説法のため開け放てる六間取が、西三河平野部の真宗信仰を映す。2024年に国の登録有形文化財となり、史跡である境内から外観を望める。
愛知県犬山市の旧加茂郡銀行羽黒支店は、明治40年代に村の銀行として建てられた擬洋風建築。龍の鬼瓦や鳳凰の懸魚、二階まで吹き抜ける玄関ホールを備える。診療所や住宅を経て移築復原され、登録有形文化財として一般公開されている。
名古屋・文化のみち二葉館の裏手に立つ旧川上貞奴邸蔵。外壁は鉄筋コンクリート造、内部は木造の二階建で、大正期の大邸宅を支えた登録有形文化財です。女優・川上貞奴と電力王・福澤桃介の物語とあわせて、その小さな構えの見どころを紹介します。
「電力王」福沢桃介が女優・川上貞奴のために大正期に建てた和洋折衷の邸宅「二葉御殿」。現存部を名古屋市東区橦木町に移築・復元し、文化のみち二葉館として公開する。ステンドグラスや当時の調度品が、大正期の先進的な暮らしぶりを今に映している。
旧山繁商店の九棟のうち最も新しい、昭和二十五年に建てられた倉庫である。内部には陶磁器に上絵付を施すための絵付場が設けられ、卸問屋の仕事の一場面を今に伝える。中倉庫の北に並んで建ち、瀬戸川北岸の倉庫群の一棟をなす。
大正三年に建てられた旧事務所で、瓦葺の入母屋屋根を洋小屋で受けている。かつては旧街道に西面し、内部には商いの帳場の痕跡を今に残す。瀬戸川北岸に建つ山繁商店の、創業まもない頃の表の顔ともいえる一棟である。
昭和二十二年に建てられ、戦後の輸出の急速な拡大を支えた事務所である。東の新道に面し、漆喰仕上げの応接室と玄関ポーチをそなえる。来客を迎え入れる商いの表の場であり、瀬戸の北新谷に今も残って往時の構えを示す。
大正三年に建てられた土蔵造二階建で、壁を塗籠とする。一階は作業場としての「モロ」の形式をとり、出荷前の陶磁器の箱詰の作業を担った。働く蔵としての性格がよく見える、瀬戸川北岸の倉庫群のなかに残る一棟である。
明治三十六年に建てられた、敷地のなかで最も小さく最も古い土蔵である。腰を海鼠壁で飾り、棟には影盛を施した大振りな鬼瓦をのせる。小さな建物に意匠の密度が高くこもる、瀬戸の北新谷の敷地に今も残る一棟である。
山繁商店の中倉庫で、和小屋の架構を内部にそのままあらわしている。電気窯による少量生産の時代に使われた瀬戸の倉庫である。建造年は資料によって食い違い、本文に記すとおり、年代になお検討の余地を残している。
明治二十二年に建てられた、現存する九棟のなかで最も古い離れである。加藤家の離れとして賓客を迎え、地元の記録には皇族の名も見える。田字形の座敷をもち、南面の黒漆喰が瀬戸川北岸の落ち着いた町並みを引き締めている。
敷地の前面を延長およそ二十八メートルにわたって走る塀である。南面の基礎は花崗岩を四段の亀甲積に組み、上を黒漆喰で仕上げる。後方の離れと対をなし、瀬戸川北岸の通りに面した表構えを落ち着いた姿に形づくっている。
昭和前期に陶磁器を蔵するために建てられた前倉庫である。大振りな和小屋が屋根を受け、内部に柱のない広い床を生んでいる。新小屋の北に並んで建ち、瀬戸川北岸の斜面に静かに連なる倉庫群のなかの、一棟をなしている。
愛知県新城市の大野地区にひっそりと佇む旧料亭菊水は、別所街道の宿場町として栄えたこの地に大正末期に建てられた小さな料亭。建築面積わずか37平方メートルながら、繊細な床の間や型板ガラスの障子戸、奴と雀と竹林を描いた鏝絵など、当時の職人技が凝縮された貴重な遺構として平成27年に国登録有形文化財に登録されました。隣接する旧大野銀行(鳳来館)と合わせて訪ねたい、知る人ぞ知る大正ロマンの建築です。
愛知県豊田市の豊田産業文化センター内に佇む喜楽亭は、大正末期から昭和初期にかけて建てられた木造二階建ての料理旅館建築です。高橋是清や高松宮殿下など著名人を迎えた格式高い旅館の風情を今に伝え、2013年に国の登録有形文化財に登録されました。伝統的な地棟工法や瀟洒な外観、洗練された内部空間が見どころです。
1936年竣工のスパニッシュスタイル講堂・金城学院高等学校榮光館は、名古屋大空襲を乗り越えた唯一の学院建築です。赤いスペイン瓦と白壁が美しい登録有形文化財の歴史と魅力をご紹介します。