全国の史跡名勝天然記念物
全国の史跡名勝天然記念物を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
北海道夕張市と南富良野町にまたがる夕張岳は、1996年に国の天然記念物に指定された山域。日本最大級の蛇紋岩分布地と、ユウバリコザクラなど夕張岳固有の高山植物群落が共存する、世界でも稀有な自然の宝庫を紹介します。
北海道足寄郡陸別町に所在する国指定史跡「ユクエピラチャシ跡」。16世紀中頃にアイヌの首長カネランが築いたとされる、北海道内最大級の三郭連結式チャシ跡です。利別川を見下ろす段丘上に、火山灰で覆われた真っ白な盛土が当時の姿を伝えます。10万点を超える出土遺物、関寛斎ゆかりの地、そして日本一寒い町ならではの星空──。アイヌ文化と開拓史、雄大な自然が重なり合う、東北海道の知られざる聖地をご紹介します。
屈斜路湖に突き出る和琴半島は、南方系ミンミンゼミの日本における分布北限地。火山活動による地熱がこの孤立個体群を守り、1951年に国の天然記念物に指定された。クマザサで羽化する独特の習性も知られる、北の蝉時雨を訪ねる。
和歌山県串本町・紀伊大島の東端に建つ樫野埼灯台は、英国人技師ブラントンが設計し1870年に初点灯した日本最古の現役石造灯台。その沖合では1890年にトルコ軍艦エルトゥールル号が遭難し、貧しい島民が献身的に救助した出来事が、今も続く日本とトルコの友情の原点となりました。灯台・船甲羅・遭難者上陸地・遭難者墓地の4要素は2021年に国指定史跡となり、近代日本と国際交流の物語を伝える稀有な聖地として訪れる人を魅了し続けています。
和歌山県田辺市、鳥巣半島の西岸に広がる国の天然記念物。約1500万年前の地震で液状化した泥が砂岩の割れ目に注入され固まった砕屑岩脈で、500脈以上が1.5キロにわたり続く国内最大規模。干潮時、磯の上に無数の黒い筋が現れる。
和歌山県那智勝浦町に位置する那智大滝は、落差133メートルを誇る日本一の直瀑であり、飛瀧神社の御神体として古来より信仰を集めてきました。国指定名勝、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として、熊野三山・熊野古道と共に自然と信仰が融合した聖地を形成しています。
和歌山県串本町の海岸から紀伊大島へ、大小約40の岩が約850メートルにわたり一直線に並ぶ名勝・天然記念物。約1500万年前に泥岩へ貫入した硬い岩が波の侵食で石柱として残った。干潮時には弁天島まで歩いて渡れ、岩間から昇る朝日も名高い。
和歌山県田辺市の湯の峰温泉に群生するユノミネシダは、熱帯・亜熱帯に広がる暖地性のシダ。1887年に当地で日本初の記録がなされ、地熱に支えられて育つ。国内分布の北限として、1928年に国の天然記念物に指定された。
和歌山市の和歌川河口に開ける国指定の名勝。神亀元年に聖武天皇が行幸して明光浦と名づけ、歌人の山部赤人が万葉集に詠んだ干潟と片男波の砂嘴を中心に、玉津島神社や江戸時代の不老橋・三断橋・観海閣などが点在する。