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全国の史跡名勝天然記念物

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3,249 史跡名勝天然記念物 47都道府県
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国泰寺跡
北海道 史跡名勝天然記念物
国泰寺跡

北海道厚岸町にある国泰寺跡は、文化元年(1804年)に江戸幕府が蝦夷地政策の一環として建立した「蝦夷三官寺」の一つで、昭和48年に国の史跡に指定されました。ロシアの南下を背景に、アイヌの人々への布教や和人渡来者の慰霊、北辺警備の精神的支柱となった、道東の歴史を物語る重要な場所です。

五稜郭跡
北海道 史跡名勝天然記念物
五稜郭跡

北海道函館市にある五稜郭跡は、幕末に蘭学者・武田斐三郎が設計し1864年に概ね竣工した、日本でも稀な洋式稜堡式城郭です。五つの稜堡が星形を成す姿は北海道で唯一の特別史跡として知られ、箱館戦争の舞台ともなりました。復元された箱館奉行所、約1,500本の桜、五稜郭タワーから眺める美しい星形など、歴史と季節の両面で訪れる人を惹きつけます。

沙流川源流原始林
北海道 史跡名勝天然記念物
沙流川源流原始林

北海道日高町の日勝峠日高側に広がる沙流川源流原始林は、1970年に国の天然記念物に指定された原生の森です。トドマツ・エゾマツ・ダケカンバが混じる冷温帯上部の代表的な森林で、エゾシカやエゾライチョウが暮らし、日本一の清流・沙流川の水源を守っています。新緑・万緑・紅葉と四季折々の景観が楽しめ、日勝園地展望台からは十勝平野の大パノラマも一望できます。

シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡
北海道 史跡名勝天然記念物
シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡

北海道日高地方に残るシベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡は、寛文9年(1669年)のシャクシャインの戦いに関連する六つのアイヌ砦跡からなる国指定史跡です。文献史料と考古学的遺構が一致する稀有な事例として、北海道の中・近世史およびアイヌ社会を知るうえで欠かせない貴重な遺跡となっています。

標津遺跡群<伊茶仁カリカリウス遺跡/古道遺跡/三本木遺跡>
北海道 史跡名勝天然記念物
標津遺跡群<伊茶仁カリカリウス遺跡/古道遺跡/三本木遺跡>

北海道標津町のポー川と伊茶仁川流域に広がる標津遺跡群(伊茶仁カリカリウス遺跡・古道遺跡・三本木遺跡)は、約4,400基の竪穴住居跡が地表のくぼみとして残る日本最大の遺跡群です。縄文から擦文・オホーツク・トビニタイ・アイヌ文化までおよそ一万年にわたる人々の暮らしが、足元のくぼみとして連続して残されています。日本遺産「鮭の聖地」の物語の中核を成す国指定史跡を、ポー川史跡自然公園で体感できます。

標津湿原
北海道 史跡名勝天然記念物
標津湿原

知床半島の付け根、ポー川右岸に広がる標津湿原は、日本最小の天然保護区域に指定された212ヘクタールの高層湿原。チャミズゴケのテーブル状の丘塊「ブルト」が連なり、亜寒帯の高山植物が自生する独特の景観をなす。

庄内藩ハママシケ陣屋跡
北海道 史跡名勝天然記念物
庄内藩ハママシケ陣屋跡

安政6年(1859)に幕府から蝦夷地警備を命ぜられた庄内藩が、翌万延元年に築いた本陣屋跡。指定面積約16万8千平方メートル。土塁・堀・「千両堀」の水路跡が今も明瞭に残り、復元大手門が日本海を見下ろす。

昭和新山
北海道 史跡名勝天然記念物
昭和新山

北海道壮瞥町にそびえる昭和新山は、1943年から1945年にかけて麦畑が隆起してできた世界でも稀な活火山。郵便局長・三松正夫が独学で誕生過程を記録した「ミマツダイヤグラム」で世界的に知られ、特別天然記念物に指定されています。

大雪山
北海道 史跡名勝天然記念物
大雪山

北海道のほぼ中央にそびえる大雪山は、北海道最高峰・旭岳(2,291m)を主峰とする巨大な山塊の総称です。アイヌ語で「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と崇められた高山帯には、日本に類例のない約250種の高山植物群落が広がり、氷河期から生き延びた動植物が息づきます。1977年に特別天然記念物に指定された日本屈指の山岳自然遺産の魅力を、旭岳・黒岳・トムラウシといった見どころとともにご紹介します。

根室車石
北海道 史跡名勝天然記念物
根室車石

花咲灯台下の岩場に、放射状節理が車輪のように広がる直径約6メートルの玄武岩がある。約6000万年前の海底火山でできた枕状溶岩で、昭和14年に国の天然記念物に指定された根室車石を、見どころとともに紹介する。

登別原始林
北海道 史跡名勝天然記念物
登別原始林

登別温泉の地獄谷を取り囲む約186ヘクタールの国指定天然記念物。大正13年の指定で、ミズナラを主とする約60種の樹木と約110種の草本が育つ。北海道では珍しい暖地性を含む多様な植物相が遊歩道沿いに広がる。

東蝦夷地南部藩陣屋跡/モロラン陣屋跡/ヲシャマンベ陣屋跡/砂原陣屋跡
北海道 史跡名勝天然記念物
東蝦夷地南部藩陣屋跡/モロラン陣屋跡/ヲシャマンベ陣屋跡/砂原陣屋跡

北海道の噴火湾沿岸に残る国指定史跡「東蝦夷地南部藩陣屋跡 モロラン陣屋跡 ヲシャマンベ陣屋跡 砂原陣屋跡」は、幕末の安政3年(1856年)、盛岡を本拠とする南部藩が幕府の命を受けて築いた三つの沿岸防備陣屋の遺構です。室蘭・長万部・砂原(現森町)にまたがり、二重土塁や方形の堀が今も残ります。新渡戸稲造の父・新渡部十次郎が用地調査を率いた史実や、戊辰戦争で藩士自らが陣屋を焼いて引き揚げた最期まで、北辺警備の人間ドラマを静かに伝える史跡群です。

ヒノキアスナロおよびアオトドマツ自生地
北海道 史跡名勝天然記念物
ヒノキアスナロおよびアオトドマツ自生地

北海道江差町の椴川上流域に広がる約498ヘクタールの森。ヒノキアスナロの自生北限とアオトドマツの自生南限が重なり合う希少な植生として、大正11年に国の天然記念物に指定された。

ピリカ遺跡
北海道 史跡名勝天然記念物
ピリカ遺跡

北海道今金町にある国指定史跡「ピリカ遺跡」は、約2万年前の後期旧石器時代の石器製作遺跡です。20万点を超える石器が出土し、163点が国の重要文化財に指定されています。隣接するピリカ旧石器文化館で実物の展示や石器づくり体験を楽しみながら、氷河期の人々の暮らしに思いをはせる旅へお出かけください。

ピリカノカ<九度山(クトゥンヌプリ)/黄金山(ピンネタイオルシペ)/神威岬(カムイエトゥ)/襟裳岬(オンネエンルム)/瞰望岩(インカルシ)/カムイチャシ/絵鞆半島外海岸/十勝幌尻岳(ポロシリ)/幌尻岳(ポロシリ)/オキクルミのチャシ及びムイノカ>
北海道 史跡名勝天然記念物
ピリカノカ<九度山(クトゥンヌプリ)/黄金山(ピンネタイオルシペ)/神威岬(カムイエトゥ)/襟裳岬(オンネエンルム)/瞰望岩(インカルシ)/カムイチャシ/絵鞆半島外海岸/十勝幌尻岳(ポロシリ)/幌尻岳(ポロシリ)/オキクルミのチャシ及びムイノカ>

ピリカノカは、アイヌ語で「美しい・形」を意味する言葉に由来する国指定名勝です。北海道全域に点在する10の構成資産──九度山、黄金山、神威岬、襟裳岬、瞰望岩、カムイチャシ、絵鞆半島外海岸、十勝幌尻岳、幌尻岳、オキクルミのチャシ及びムイノカ──は、いずれもアイヌの口承文学・信仰・地名と深く結びついた優れた景勝地です。海外の方にこそ訪れていただきたい、アイヌ文化と北海道の自然が一体となった日本でも類例のない文化財をご紹介します。

フゴッペ洞窟
北海道 史跡名勝天然記念物
フゴッペ洞窟

北海道余市町に佇むフゴッペ洞窟は、約2,000~1,500年前の続縄文時代に刻まれた800点以上の岩面刻画が残る、日本でも極めて貴重な国指定史跡です。角や翼をまとうシャーマンらしき人物像、舟、魚、海獣など、いまだ謎に包まれた古代の図像が、訪れる人を太古の祈りの世界へと誘います。1953年に国の史跡に指定されたこの洞窟への旅で、北海道の知られざる古代文化に触れてみませんか。

北斗遺跡
北海道 史跡名勝天然記念物
北斗遺跡

釧路湿原西縁の段丘に、東西2.5キロにわたり300超の竪穴住居跡が窪みのまま残る国指定史跡。旧石器時代の細石刃文化から縄文・続縄文・擦文・近世アイヌまで重層し、五棟の復元住居も建つ。

松前藩戸切地陣屋跡
北海道 史跡名勝天然記念物
松前藩戸切地陣屋跡

函館湾を望む高台に四稜の星形を描く土塁が残る。安政2年(1855年)に松前藩が築いた、稜堡式築城術を採り入れた日本最初の城郭で、五稜郭よりも古い。箱館戦争で守備隊が自焼し、今は桜の名所として親しまれる。

円山原始林
北海道 史跡名勝天然記念物
円山原始林

札幌市中央区にある円山原始林は、1921年に国の天然記念物に指定された希少な天然林です。標高225メートルの円山に広がるこの森は、カツラやミズナラなど多様な樹木を擁し、1893年にはハーバード大学のサージェント博士により世界的に評価されました。地下鉄駅から徒歩圏内という抜群のアクセスの良さで、四季折々の表情と円山八十八ヵ所の信仰の道を楽しめます。

藻岩原始林
北海道 史跡名勝天然記念物
藻岩原始林

札幌市南区の藻岩山(標高531m)の山腹を覆う藻岩原始林は、1921年に国の天然記念物に指定された、広葉樹の種類に富む原生的な森林です。400種以上の植物が記録され、エゾリスなどの野生動物も観察できます。5本の登山道とロープウェイで、大都市のすぐそばに残る本物の原始の森を体験できます。