全国の史跡名勝天然記念物
全国の史跡名勝天然記念物を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
福岡県添田町の修験霊山・英彦山に伝わる七つの国指定名勝庭園「英彦山庭園」。雪舟作庭と伝わる旧亀石坊庭園をはじめ、室町から江戸中期にわたる坊家庭園が苔むす石組と泉水とともに静かに息づいています。
福岡県朝倉市の平塚川添遺跡は、弥生時代中期から古墳時代初頭にかけての大規模環濠集落跡。最大7重の濠が巡る集落の中心部には大型建物・工房・倉庫域が分化し、邪馬台国時代の「クニ」の姿を今に伝える国指定史跡である。
福岡市中央区にある福岡城跡は、初代福岡藩主・黒田長政が慶長6年(1601)から築いた筑前52万石の居城跡。城内に唯一現存する多聞櫓は国の重要文化財。三の丸では古代の外交施設・鴻臚館跡も発掘され、千年の歴史が重なる国指定史跡です。
福岡県みやこ町の豊前国分寺跡は、聖武天皇の詔により建てられた古代豊前国の国分僧寺の跡。寺域の大半は未発掘のまま国史跡に指定され、8世紀の講堂跡や大溝が確認されている。境内には西洋の十二星座を彫った明治28年建立の三重塔が立つ。
福岡県筑後市とみやま市にまたがり、矢部川の両岸約2.4キロに広がる船小屋ゲンジボタル発生地は、1941年に国の天然記念物に指定された九州唯一のホタル天然記念物です。船小屋温泉の歴史、隣接する新船小屋のクスノキ林、観賞のベストシーズンや訪問のマナーまで、矢部川の畔に灯るホタルの魅力を解説します。
福岡県古賀市の船原古墳は6世紀末から7世紀初頭の前方後円墳。墳丘の脇に並ぶ7基の土坑から、馬冑や玉虫装飾の杏葉など500点を超える馬具が未盗掘で見つかった。墳丘外への埋納は国内初の例で、2016年に古賀市初の国史跡に指定された。
福岡県太宰府市の北東にそびえる標高829メートルの宝満山。古代には遣唐使らが渡海の無事を祈り、中世には英彦山と結ぶ修験の行場として栄えた。山中には祭祀跡や坊跡が良好に残り、平成25年に国の史跡へ指定された。
福岡県筑紫野市の丘陵に残る前畑遺跡の土塁状遺構は、白村江の敗戦後に築かれた古代の土木構造物。版築で二段に積まれ、確認総延長は558メートル。古代大宰府の外郭線の一部とみられ、2025年に国史跡に指定された。
663年の白村江の敗戦後、唐・新羅の侵攻に備えて664年に築かれた特別史跡。御笠川をはさんで東西に延びる全長約1.2キロの土塁は今も高さ約10メートルを保ち、東門跡や水城館から古代の防衛線をたどれる。
福岡県うきは市の耳納山麓に並ぶ4基の装飾古墳。珍敷塚・原・鳥船塚・古畑古墳の石室には、舟や鳥、靫、同心円文が赤と青の顔料で描かれている。被葬者があの世へ旅立つ姿とされ、6世紀の死生観を映す国指定史跡。
福岡県宇美町の宇美八幡宮に立つ湯蓋の森と衣掛の森は、一株でありながら森と呼ばれるクスノキの巨木。大正11年に国の天然記念物に指定された。神功皇后が応神天皇を産んだ際の産湯と産衣の伝承に名の由来をもち、樹齢は千年とも二千年以上とも伝わる。
福岡市西区の弥生時代の国史跡。共同墓地から独立した墓域に、青銅の武器や鏡、ヒスイの玉を副葬した有力者の墓が並ぶ。三号木棺墓は鏡・剣・玉がそろう日本最古の王墓とされ、墓域の東には弥生最大級の大型建物跡が残る。
雷山神籠石は、福岡県糸島市の雷山の山腹にある神籠石式の古代山城の遺構で、昭和7年に国の史跡に指定された。谷を挟んで列石が並び、切石を高く積んだ北水門などが残る。7世紀中頃の築造とする説が有力である。
会津新宮城跡は、福島県喜多方市、会津盆地北西部にある中世の有力国人新宮氏の城館跡で、平成21年に国の史跡に指定された。堀と土塁に囲まれた大規模な方形居館の主郭と外郭が極めて良好な状態で残っている。
入水鍾乳洞は、福島県田村市の大滝根山のカルスト台地にある総延長900メートル余りの大きな鍾乳洞で、昭和9年に天然記念物に指定された。洞内は水量が多く、A・B・Cの3コースで水の中を進む鍾乳洞探検ができる。
白河市の丘陵に残る白河結城氏の居城跡。天守はなく、平場・土塁・堀が城域全体に良好に遺存する。発掘で14世紀と16世紀の遺構面や中国製青磁が見つかり、松平定信が題字を書いた磨崖碑「感忠銘」も伝わる国指定史跡。
福島県白河市の丘陵にあった白河関跡は、奈良・平安期にみちのくへの人と物資を監視した古代の関。やがて所在を失いながらも歌枕として能因や芭蕉に愛され、松平定信の考証と発掘調査を経て昭和41年に国史跡に指定された。
福島県小野町の諏訪神社境内にそびえる翁スギと媼スギは、樹齢約1,200年と伝わる二本の巨杉。奈良時代に藤原継縄公が手植えしたと伝わり、1937年に国の天然記念物に指定されました。樹高約48メートル、幹周り9メートルを超える夫婦杉が揃って健在なのは日本でここだけ。歴史と神秘に満ちた巨樹の魅力をご案内します。
福島県会津若松市の神指町に立つ国指定天然記念物「高瀬の大木」を紹介します。樹齢約500年、根元周囲12.55メートルを誇るケヤキの巨樹は、慶長5年(1600)に上杉景勝が築こうとした幻の城・神指城跡の二の丸土塁上にそびえ、戦国末期から関ヶ原合戦へと連なる歴史の舞台を今に伝えています。
仙台を開いた伊達政宗の祖先が拠点とした、福島県伊達市の居館跡と城下。陸奥国守護に補任された稙宗の代に主殿や会所が整い、東北の中世館で唯一、館内の庭園跡が確認されている。令和元年に国の史跡に指定された。