全国の史跡名勝天然記念物
全国の史跡名勝天然記念物を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
福井県敦賀市、大原山の斜面を生かした築山林泉式の名勝庭園。江戸中期の作で、中腹の石組を阿弥陀三尊、流れる清水を白道、点在する岩を二十五菩薩に見立て、来迎の浄土を地上に表す。紅葉に染まる11月中旬が見頃。
福井県南越前町の杣山に築かれた中世の山城跡。鎌倉末期に瓜生氏が築き、南北朝期には越前の南朝方の拠点となった。『太平記』にも登場し、新田義貞も立てこもる。標高492メートルの本丸跡や御殿跡、山麓の居館跡が残り、国の史跡に指定されている。
福井県敦賀市松島町にある国指定史跡。元治元年に尊王攘夷を掲げて挙兵した水戸天狗党は、上洛の途上、敦賀で降伏した。翌年353名が刑場で斬首され、その遺骸を葬った塚がこの墓所である。15基の墓碑が西を向いて並ぶ。
福井県若狭町脇袋、膳部山のふもとに並ぶ三基の王墓の中央に位置する全長約七〇メートルの前方後円墳。五世紀末の築造で、若狭を治めた膳臣一族の首長墓と考えられ、昭和一〇年に上中古墳群として国史跡に指定された。
大永2年(1522)に若狭守護武田元光が小浜湊の背後の後瀬山に築いた山城。本丸跡には愛宕神社が祀られ、野面積の石垣や段状に連なる曲輪、西斜面の畝形竪堀が残る。京に近い良港を押さえた若狭武田氏の本城跡である。
若狭国分寺跡は、福井県小浜市国分にある奈良時代の若狭国の国分寺の跡で、昭和51年に国の史跡に指定された。中門・金堂・講堂が中軸線上に並び、各堂宇は小規模ながら遺存度が良好で、学術的価値が高い。
浦山古墳は、福岡県久留米市上津町の丘陵の頂上にある古墳時代の装飾古墳で、昭和26年に国の史跡に指定された。横穴式石室に置かれた凝灰岩の家形石棺の内面に、直弧文や重圏文の装飾文様が線刻された稀有な例である。
九州本土から沖合約60kmの玄界灘に浮かぶ沖ノ島。島全体を覆う原始林は、約1,500年にわたる信仰の禁忌によって伐採を免れ、原生状態のまま保たれてきました。1926年に国の天然記念物に指定され、2017年には世界遺産にも登録された、自然と祭祀が一体化した稀有な聖域です。
福岡県朝倉市山田にそびえる国指定天然記念物のクスノキ。樹齢千五百年、目通り幹周は十八メートル。一本の樹が森と呼ばれるほどの威容を備え、朝倉の関所を越えられぬ者が身を隠したという伝説を背負って今に至る。
福岡県飯塚市の国指定史跡「鹿毛馬神籠石」を紹介。七世紀築造の古代山城で、馬蹄形丘陵を約二キロ巡る千八百個の花崗岩列石と暗渠式水門、版築土塁の断面が良好に残る。常時公開、整備された遊歩道から自由に見学できる。
福岡県みやま市の本吉山清水寺の本坊にある国指定名勝庭園。室町時代の画僧・雪舟が中国で学んだ山水技術を活かし築庭したと伝えられる池泉鑑賞式庭園で、心字池と愛宕山を借景にした静寂の景観が四季折々の表情を見せます。
福岡県朝倉市杷木久喜宮にある国指定天然記念物「久喜宮のキンメイチク」。1927年に指定された日本でも最古級のキンメイチク群生地で、マダケの突然変異が生んだ黄金色の竹の神秘をご紹介します。
福岡県大牟田市黄金町の丘にある直径約30メートルの円墳。4世紀前半の築造で、九州における古墳発生期の南限地のひとつとされる。墳丘中央の2基の箱形石棺からは、鏡や銅鏃47本、鉄製の工具農具などが出土した。昭和52年に国の史跡に指定された。
福岡県久留米市の梅林寺境内に営まれた、久留米藩主有馬家の墓所。2代までは金箔で飾る霊屋を伴い、3代以降は霊屋を持たない巨大な三層塔へと姿を変えた。近世大名の墓制の移り変わりを今に残す史跡で、2021年に国の史跡に指定された。
福岡県八女市黒木町の素盞嗚神社境内に広がる「黒木のフジ」は、応永2年(1395年)に植えられたと伝わる樹齢600年以上の長寿の藤。1928年に国の天然記念物に指定され、約3,000平方メートルの藤棚に1メートルを超える紫の花房を垂らす姿は九州屈指の絶景として知られています。毎年4月中旬から5月上旬の開花期には八女黒木大藤まつりが開催され、ライトアップや物産展で多くの人を魅了します。
福岡・舞鶴公園に眠る鴻臚館跡は、古代に外国の賓客をもてなした客館。越州窯青磁やイスラム陶器、便所跡から出土した木簡が、7~11世紀の対外交流の実態を示す。瓦を供給した女原窯も平成26年に追加指定された。
福岡県太宰府市の奈良時代の瓦窯跡。斜面に築いた地下式の登窯で、大宰府政庁や筑前国分寺、観世音寺の屋根瓦を焼いた。9基が確認され、状態のよい2基は埋め戻して保存。今は溜池の底にあり見学できないが、近くの国分寺跡で当時の規模を実感できる。
福岡県筑紫野市の丘陵上にある六世紀後半の円墳。横穴式石室の壁面に、赤・黒・緑で人物や馬上の人、舟、家、弓矢、同心円文を描いた装飾古墳で、昭和22年に発見され国史跡に指定された。古墳館の実物大模型で壁画を間近に見られる。
下馬場古墳は、福岡県久留米市草野町の耳納山の北麓にある古墳時代の円墳で、昭和19年に国の史跡に指定された。前室と後室からなる石室の壁に朱で同心円などの文様を描いた、顕著な装飾古墳である。
友枝瓦窯跡は、福岡県上毛町土佐井にある7世紀後半の瓦窯の跡で、大正11年に国の史跡に指定された。岩層を掘り抜いた九州最古級の瓦窯で、焼かれた瓦は近くの垂水廃寺で使われた。