全国の登録有形文化財
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大阪府貝塚市の寺内町に建つ吉村家住宅。油屋と両替商「和泉屋」を営んだ商家が江戸末期に築いた衣装蔵は、土蔵造二階建・切妻本瓦葺の蔵です。主屋・道具蔵とともに登録有形文化財となった商家建築と、紀州街道沿いの寺内町の町並みを紹介します。
大阪府貝塚市、紀州街道に近い寺内町の一角に残る吉村家住宅主屋。江戸時代に油屋と両替商を営んだ商家の主屋で、北側主要部は十八世紀中頃にさかのぼる。貝塚では珍しく幕末に南側へ座敷を増築した町家として、平成十五年に登録有形文化財となった。
大阪府貝塚市の登録有形文化財、吉村家住宅道具蔵。江戸末期の土蔵造二階建で、両替商を営んだ家らしく床下を石積みで高く上げ、地下に穴蔵を備える。貝塚寺内町の町並みに残る一棟で、外観のみ路地から見学できる。
大阪府貝塚市の寺内町に建つ登録有形文化財。薬種を商い代々町年寄を務めた利齋家の主屋で、棟脇の三間を一段高くした段違いの屋根が目を引く。原形は17世紀に遡る可能性をもち、寺内町の歴史的景観に残る貴重な一軒である。
大阪府貝塚市の貝塚寺内町に残る利齋家住宅土蔵。代々孫左衛門を名乗り薬種問屋を営んだ旧家が御下筋に面して建てた、桁行十間に及ぶ長大な袖蔵である。南半分にはかつて薬種が納められた。江戸後期の建築で登録有形文化財。
大阪府貝塚市の旧寺内町に残る利齋家住宅の離れ。薬種問屋を営んだ旧家が大正13年頃に建てた一棟で、1階は和の続き座敷、2階は暖炉のタイルやステンドグラスを備えた洋間とする。当初の装飾意匠が残る登録有形文化財を紹介する。
リバーサイドビルディングは大阪市北区中之島の土佐堀川に面する昭和40年(1965年)の事務所建築で、登録有形文化財。構造壁を集約して正背面に全長の窓を配し、妻壁をタイルで飾る。インターナショナル・スタイルの秀作とされる。
大阪・箕面公園の渓谷に建つ瀧安寺鳳凰閣は、関西建築界の父と称される武田五一が大正6年(1917年)に設計した登録有形文化財。宇治の平等院鳳凰堂の趣を取り入れた楼閣で、紅葉の名所・箕面大滝へ続く滝道の途中に立ち、内部は特別拝観で公開される。
大阪府島本町の若山神社本殿は、文化4年(1807年)に造営された三間社流造の社殿。大阪府内では数少ない向唐破風を正面に備え、平成30年に国の登録有形文化財となった。三川合流を望む丘の森に静かに鎮座する。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅内蔵は、昭和5年(1930年)に主屋の背後に建てられた土蔵造2階建の蔵です。漆喰塗の外壁に、繰形を施した持送り板や妻面まで廻した軒蛇腹など丁寧な細部をもちます。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅内塀は、昭和5年(1930年)に屋敷の内側に築かれたL字形の土塀です。主屋側に棟門を設け、上部に横長の窓をあけて、主屋前の庭と玄関へのアプローチを仕切っています。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅勝手口門は、昭和5年(1930年)に屋敷の東辺に建てられた通用門です。間口1.8メートルの棟門で、起りのある本瓦葺の屋根と袖塀を備えた数寄屋風の造形です。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府河内長野市野作町の和田家住宅主屋は、明治前期に建てられた大和棟の大型民家です。茅葺の大屋根の両端に本瓦葺の落棟が付き、中央に式台玄関を置く前後2列の間取りに、庄屋を務めた家の格式を残しています。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅主屋は、昭和5年(1930年)に建てられた総2階建の邸宅です。入母屋造本瓦葺のL字形平面に、趣向を凝らした洋室、座敷飾を整えた客間、吹き抜けの内玄関を備えます。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅外蔵は、昭和5年(1930年)に屋敷の北隅に建てられた建築面積115平方メートルの土蔵です。家具や建具を納め、戸口3か所と戸前庇、1階3室・2階1室の間取りをもちます。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅外塀は、昭和5年(1930年)に屋敷の南辺に築かれた煉瓦造の塀です。高い谷積の石垣にモルタル塗の煉瓦壁と桟瓦の屋根を重ね、川沿いだった頃の景観をとどめます。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅長屋門は、昭和5年(1930年)に屋敷の南隅に建てられた表門です。重厚な入母屋造本瓦葺で、正面の右半分を門口、左半分を床張の伴部屋とし、欅を多用しています。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅離れは、大正期に建てられ昭和5年(1930年)に屋敷へ移築された書院造の座敷棟です。8畳の座敷と次の間、台所からなり、懸造風に段差を処理し高欄付の縁を廻します。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅東塀は、昭和5年(1930年)に屋敷の東辺に築かれた延長約25メートルの土塀です。布積の石垣に本瓦葺の屋根を架け、敷地の起伏に合わせて途中を段違いにしています。平成14年に登録有形文化財となりました。
大阪府岸和田市宮本町の和田家住宅待合は、昭和5年(1930年)に勝手口門の脇に建てられた建築面積3平方メートルの待合です。荒壁風の壁と下地窓、腰掛を備え、茶室の待合と同様の意匠をもちます。平成14年に登録有形文化財となりました。