全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
岐阜県瑞浪市の中山道細久手宿に佇む大黒屋旅館主屋は、安政6年(1859年)再建の国登録有形文化財です。尾張藩定本陣として使われた歴史ある旅籠で、現在も宿泊が可能です。
岐阜県各務原市の貞照寺本堂は、日本最初の近代女優・川上貞奴が昭和8年に私財を投じて建立した寺院の中心的建築です。総檜造りの伝統的な五間堂を鉄筋コンクリートの高床舞台付基礎に載せた斬新な構造を持ち、側面・背面には施主の不動明王霊験記を刻んだ8面の堂羽目彫刻が施されています。国の登録有形文化財。
岐阜県高山市本町に佇む天狗総本店は、1936年(昭和11年)に建てられた木造2階建ての精肉店店舗で、国の登録有形文化財に登録されています。屋根上に並ぶ尖塔、屋号にちなんだ天狗の妻飾、隅部の優雅なベランダなど、伝統的な町並みに異彩を放つ洋風意匠が特徴です。地元の大工棟梁・西田清の手によるこの建物は、和洋を融合させた飛騨の匠の技を伝える希少な近代建築であり、現在も飛騨牛専門の精肉店として営業を続けています。
岐阜県関市板取にある登録有形文化財「長屋清左衛門住宅主屋」は、17世紀に遡る庄屋住宅です。美濃地方北部の山間部に佇む大規模な主屋と長屋門の魅力、歴史、アクセス情報を紹介します。
郡上八幡駅の下りホームには、緩やかに湾曲する玉石積プラットホームと、古レールを傘形に組んだ上屋、そして昭和7年建築の開放的な木造待合所が今も健在。日本の地方鉄道黄金期の息づかいを伝える貴重な遺構です。
岐阜県郡上市の郡上八幡駅構内にある木造跨線橋は、太平洋戦争末期の昭和19年(1944年)に建てられた稀少な現役構造物です。鋼材不足の時代背景を映し、斜材に木材を、垂直材に棒鋼のみを用いるハウトラス形式が特徴。平成27年(2015年)に国の登録有形文化財に登録されました。郡上八幡の城下町散策とあわせてぜひお訪ねください。
岐阜県郡上市にある長良川鉄道郡上八幡駅は、昭和四(一九二九)年に旧越美南線の終着駅として開業した木造駅舎です。切妻造平入の本屋は人造石洗出し仕上げの外装を持ち、玉石積みの上りプラットホームとともに昭和初期の地方駅の姿を今に伝え、平成二十七年に国の登録有形文化財に登録されました。平成二十九年には開業当時の姿に復元され、水のまち郡上八幡の玄関口として、観光案内所やカフェを併設しながら現役で活躍しています。
岐阜県郡上市の郡上八幡駅構内に建つ、1929年(昭和4年)築の木造平屋建ての物置及び梃子上屋。四本の鉄製信号梃子が今も残り、昭和初期の鉄道信号システムの様相を今に伝える貴重な遺構として、2015年に国の登録有形文化財に登録されました。城下町・郡上八幡観光の起点としてもおすすめです。
岐阜県美濃市の長良川鉄道美濃市駅には、大正12年(1923年)に築かれた延長98メートルの玉石積みプラットホームと、下見板張りの木造待合所がそのまま残されています。2013年に国の登録有形文化財に登録された、大正から昭和初期の地方鉄道の風景を今に伝える貴重な遺産。うだつの上がる町並みや美濃和紙の里を訪ねる旅の起点として、歴史を体感できる駅です。
1923年開業以来の木造平屋建駅舎が、桁行24メートル・建築面積189㎡の姿でいまも現役。2013年に登録有形文化財となった大正期官鉄駅舎の希少な一棟を、うだつの上がる町並み散策とあわせて紹介する。
岐阜県美濃市須原に架かる長良川発電所の煉瓦造水路橋。明治43年運転開始の現役水力発電所、その導水路を支える9件の登録有形文化財のひとつ。イギリス積みの煉瓦と花崗岩の迫持石が、明治末の土木技術と職人技を今に伝える。
郡上市美並町、長良川中流域の右岸に佇む明治43年(1910年)築の取水口。花崗岩の迫石をもつ5門の欠円アーチと、イギリス積の煉瓦壁面に穿たれた4つの矩形開口部が、日本初期の本格的水力発電の姿を今に伝える。
明治43年(1910)建造、間口5.5m・高さ2.4mの煉瓦造正門。柱頭と柱礎には花崗岩、前面には末開きの煉瓦階段。2000年に登録有形文化財、2007年に近代化産業遺産。現役の水力発電所の正面入口として今も使われている。
明治43年(1910年)竣工。長良川流域最古の水力発電所を取り囲む、高さ1.2メートルの煉瓦塀。帯石でかたどられた玉石積壁の上に、5本の控壁を伴うフランス積の煉瓦塀が載る。平成12年に登録有形文化財に登録された明治期産業遺産。
岐阜県美濃市須原に佇む長良川発電所第一沈砂池防水壁は、明治43年(1910年)に建造された登録有形文化財。煉瓦と玉石による全長約60mのほぼ五角形の壁面と4門の半円アーチゲートが、今なお現役の水力発電所の取水を支えています。長良川流域最初の発電所として、明治の土木技術と意匠が息づく近代化産業遺産の一角を訪ねてみませんか。
岐阜県美濃市の長良川発電所第二沈砂池排水路暗渠は、明治43年築の煉瓦及び石造アーチ坑道。長さ2.3メートルと小規模ながら、花崗岩の坑門と捲上機連動の鉄製排砂門を備え、沈砂池に溜まる土砂を流し出す役目を担う。
岐阜県美濃市の長良川発電所日谷水路橋は、明治43年に築かれた煉瓦及びコンクリート造の5連アーチ橋。約4.9キロの導水路の終点近くで谷を越え、上部にはイギリス積の水路がのる。曲線平面と2種類の径間長をもつ。
岐阜県美濃市の長良川発電所本館は、名古屋電燈が明治43年に建設した水路式水力発電所の建屋。バラ窓風の円形開口と鬼瓦を併せ持つ煉瓦建築で、今も現役で稼働する。屋外には70年間使われたドイツ製の水車発電機を展示する。
岐阜県美濃市の長良川発電所湯之洞谷水路橋は、明治43年築の煉瓦及びコンクリート造5連アーチ橋。橋長62メートルで水路橋のうち最長。花崗岩の迫持石の上に6枚厚の煉瓦アーチが立ち、山道の景観に風趣を添えてきた。
岐阜県美濃市の長良川発電所余水路横断橋は、明治43年頃に築かれた橋長8.2メートルの鉄筋コンクリート造単アーチ橋。水槽の余水路に架かる小さな管理橋だが、中部地方における最初期の鉄筋コンクリート橋の一つに数えられる。