全国の登録有形文化財
全国の登録有形文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
静岡県三島市にある三嶋暦師の館は、日本最古の仮名文字暦「三嶋暦」を五十代にわたり製造した河合家の旧宅を活用した博物館です。安政地震後に関所建築を移築した国登録有形文化財の建物で、版木や暦資料の展示のほか、無料の印刷体験も楽しめます。
静岡県小山町の鮎沢川に架かる森村橋は、1906年(明治39年)に富士紡績の物資輸送用トロッコ橋として誕生した、橋長39メートルの鋼製トラス橋です。日本人技術者・秋元繁松が設計し東京石川島造船所が製作した、邦人設計の初期トラス橋として中部地方最古の遺構。2005年に国の登録有形文化財に登録され、2020年の修復事業は土木学会田中賞を受賞しました。
静岡県熱海市桃山町に佇む陽明館は、昭和14年(1939年)に製紙系財閥の別荘として建てられた木造二階建の数寄屋造り建築です。縁高欄を附した楼閣風の二階や和洋折衷の意匠が特徴で、2019年に国の登録有形文化財に登録されました。初島や伊豆大島を望む絶景と繊細な職人技が息づく、熱海の近代別荘文化を伝える貴重な建築遺産です。
静岡県伊東市の松川河畔に建つ旅館いな葉は、大正末期に建てられた木造3階建ての旅館建築で、1998年に国の登録有形文化財に登録されました。「油差し」と呼ばれる独特な望楼や、欅の床板、53畳の大広間、文福茶釜の湯口など見どころが多く、現在は「ケイズハウス伊東温泉」として宿泊体験が可能です。
石川県七尾市魚町に所在する国登録有形文化財「赤倉家住宅主屋」の歴史と建築的魅力をご紹介。前田利家ゆかりの城下町・七尾の商家建築の伝統を今に伝える貴重な住宅建築です。
昭和8年築の金沢町家を活用した国登録有形文化財のゲストハウス「あかつき屋」。出格子や和風庭園が美しい近代町家の魅力と、兼六園徒歩圏内の立地をご紹介します。
石川県金沢市浅野本町に建つ登録有形文化財。江戸末期の妻入農家で、明治中期に改造を受けた。広い土間のニワと差物・大梁の豪壮な架構を残し、漆喰壁と木肌の対比が周囲できわだつ。指定と登録の違いとともに、川沿いの周辺とあわせて紹介する。
金沢市浅野本町、浅野川にほど近い旧市域の外れに建つ浅永家住宅土蔵。腰を化粧目地で石積風に見せ、上部を白漆喰塗とし、置屋根をのせた江戸末期の蔵で、主屋と廊下で結ばれる。平成16年に主屋とともに登録された有形文化財。
石川県金沢市の浅野川に架かる浅野川大橋は、大正11年(1922年)竣工の鉄筋コンクリート造三連アーチ橋。国登録有形文化財として、ひがし茶屋街と主計町茶屋街を結ぶ金沢のシンボルです。
金沢市東山の浅野川大橋北詰に立つ浅野川大橋詰火の見櫓は、大正13年(1924年)に建造された市内最古の火の見櫓です。三角形平面の鉄骨造で高さ約11m、国登録有形文化財に登録されています。「金沢の三櫓」の中で唯一現存し、ひがし茶屋街の入口で大正期の防災建築の歴史を今に伝えています。
石川県小松市の粟津温泉街に佇む国登録有形文化財「粟津演舞場」。昭和8年に建設された加賀地方唯一の芝居小屋の歴史・見どころ・アクセス情報を詳しくご紹介します。
金沢・小立野台地に建つ昭和3年頃の住宅。栄養学者須藤憲三の自邸として建てられ、正面はハーフティンバー風、側面は雨戸を並べた和風意匠。中廊下で居室と接客室を分ける構成が、金沢の近代住宅の発展を示す登録有形文化財です。
金沢・小立野に残る飯田家住宅塀は、二列のコンクリートの間に土を詰めて生垣を育てる総延長57メートルの塀。昭和3年、ドイツ帰りの医学者の住まいとともに築かれ、国の登録有形文化財に登録されている。街路景観を今に伝える近代金沢の一隅。
兼六園南側に建つ石川県立能楽堂の能舞台。昭和6年に金沢能楽堂の本舞台として建てられ、西本願寺北能舞台(国宝)を手本とする総檜造り。延石は戸室石、鏡板の松は玉井敬泉の筆。加賀宝生の舞台として知られる登録有形文化財。
大正11年(1922年)、陸軍第九師団長官舎の洋館として建てられた登録有形文化財。ハーフティンバーの正面、ドイツ壁の側面、下見板張りの背面と三方で表情が異なり、旧応接室には大正期の照明器具が今も灯る。戦後の転用を経て、いまは無料で公開されている。
金沢・十間町に建つ石黒商店の店舗兼主屋は、昭和11年頃に美術商が構えた町家。弁柄塗の木部と黒漆喰壁の対比、せがい造の軒、屋根上の越屋根が表構えを整え、平成27年に登録有形文化財となった。今も現役の古美術店として営む。
金沢城の北方約1.5キロ、昌永町に建つ泉家住宅主屋は、幕末の中下級武士が暮らした住まいの好例。漆喰と木組みが対比する妻入の正面、切妻のゆるやかな屋根を持ち、平成16年に国の登録有形文化財となった建造物です。
石川県金沢市昌永町、浅野川を渡った静かな住宅地に残る泉家住宅土蔵。幕末に中下級武士の屋敷の蔵として築かれた約41㎡の二階建で、戸口を掛け子塗りで仕上げるなど簡素ながら丁寧な手仕事が見どころ。主屋とともに2004年に登録有形文化財となった。
金沢市北部の山裾に立つ伊東家住宅主屋は、明治期に建てられ昭和8年に増改造された登録有形文化財。土間ニワと四十二畳のオエを核に、ニワ・オエ境の妻へ三段の梁組と多数の貫を見せる。砺波のアズマダチに通じる豪壮な正面構えを、金沢郊外の里山に訪ねたい。
金沢市石引に建つ大正5年(1916年)の旧医院。木造でありながらモルタルに水平目地を刻み、四本のピラスターやレリーフで石造風の正面を整える。地方の近代化を映す登録有形文化財で、外観を道路から見学できる。