福井県・明治
Meiji福井県 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福井県敦賀市横浜の旧北陸線罠山谷暗渠は明治29年(1896年)頃の築造。線路面の約20メートル下に急勾配で穿たれ、谷の水を通した。側壁と坑門は切石、アーチは煉瓦。旧北陸線で最長の規模をもつカルバートとされる。
通りから四段の石段を上った先に建つ三間一戸棟門。桟瓦葺の切妻屋根に漆喰の袖塀を延ばし、延長は約5.1メートル。歌人山川登美子が育った家の敷居にあたり、記念館は令和8年4月から臨時休館中。
小浜藩重臣から銀行頭取へ歩んだ一族。明治40年再建の主屋は武家屋敷の間取りを継ぎ、入母屋造の式台が格式を示す。歌人山川登美子が育った家で、記念館は令和8年4月から駆除・修繕のため臨時休館中。
表門から主屋への通路脇に建ち、北庭へ開く一間腕木門。間口約1.5メートル、方柱を石柱で控え、棟に丸瓦を置く簡素な門。登録五棟で最小の内なる敷居で、記念館は令和8年4月から臨時休館中。
敷地北西に南北の妻を見せて建つ土蔵造2階建。漆喰壁に竪板を高く張り、鉄扉の窓と南面の蔵前を備える。火と湿気から家財を守った蔵で、記念館は令和8年4月から駆除・修繕のため臨時休館中。
旧山川家住宅の離れは五棟で唯一「造形の規範」として登録された良質な座敷。八畳の主室にトコと書院を並べる。歌人山川登美子が病床で一年を過ごし没した部屋で、令和8年4月から臨時休館中。
旧料亭花月楼は福井県勝山市の中心部の本町にある明治37年(1904年)の料亭の建物で、登録有形文化財。入母屋造の2棟を棟をずらしてつなぎ、1階に5室、2階に10室の座敷を配する。北棟2階の32畳の大広間は傘状の棹縁天井で飾る。
高倉砂防西高倉堰堤は福井県南越前町瀬戸にある明治35年(1902年)ごろの砂防堰堤で、登録有形文化財。西高倉谷川の狭窄部に、約1.5メートルに及ぶ巨石を積み上げて築いた堤長19メートルの石造堰堤で、地元の集落を土砂災害から守る。
齋藤家住宅小屋は鯖江市の旧家で主屋の東、米蔵の北に建つ明治42年の木造平屋建。桁行13メートル、梁間2.0メートルの細長い建物で、かつては厠や物置に使われた。主屋玄関前と庭を区切る役割をもち平成28年に登録された。
齋藤家住宅門柱は鯖江市舟津町で旧北陸道に面して開く明治後期の表門。間口2.8メートルで、笏谷石の主柱と控柱を立て、主柱は高さ3.1メートルに及ぶ。県内の笏谷石製門柱でもとりわけ大型で、平成28年に登録された。
福井県坂井市丸岡町楽間、九頭竜川右岸の実業家の屋敷の中心をなす主屋。明治後期に建てられ大正12年に移築された木造2階建で、入母屋造の玄関と腰折れの格天井を張る2階の16畳半座敷が特徴。2025年に登録有形文化財となった。
福井県鯖江市の旧北国街道に東面して建つ明治43年の町家。酒井商店(現サカイオーベックス)の企業部と住まいを兼ね、1階に出格子と事務室・金庫室、2階は白漆喰で塗り込める。2011年に登録有形文化財となった。
福井県坂井市三国町北本町の明治初期の町家で、妻入の主体部の前に平入の表屋を付けた三国湊特有の「かぐら建て」。1階に通り土間、2階に座敷を一列に並べ、繊細な出格子と2階両端の袖壁が整う。2005年登録。
福井県鯖江市の酒井家住宅で、主屋の背後に中庭を挟んで建つ明治中期の土蔵造2階建の蔵。酒井商店創業の明治24年に製品の保管用に建てられたとされ、笏谷石3段積の基礎と当初の海鼠壁を残す。2011年に登録有形文化財に登録。
福井県坂井市三国町北本町の坂井家住宅で、主屋の裏に中庭を挟んで建つ明治初期の土蔵。東面の下屋の下を主屋の通り土間から続く通路とし、背の高い壁は北面の小窓のほかすべて塗り込める。2005年に登録有形文化財となった。
福井県坂井市三国町北本町の坂井家住宅で、土蔵の南に接続し屋敷の最も奥に建つ明治初期の土蔵造2階建の荷蔵。西側1間を通路として南面に背戸を開き、九頭竜川に下見板張りの南妻を向ける。2005年に登録有形文化財に登録。
信洋舎製紙所旧休憩場及び張場棟は、越前市定友町にある明治19年(1886年)築の木造2階建の工場棟です。2階は張り板で紙を乾かす張場で、乾燥機を使う専用の乾燥部屋も備え、1階はかつて職人の休憩場でした。
信洋舎製紙所旧塵取場及び仕上場棟は、越前市定友町にある明治32年(1899年)築の木造2階建の工場棟です。1階で原料の塵を取り除き、2階で紙を仕上げた棟で、上下階とも広い一室にガラス窓を連ねています。
信洋舎製紙所漉場棟は、越前和紙の産地・越前市定友町にある明治後期の木造平屋建の紙漉き場です。桁行約19m、梁間約6.5mの一室に連続したガラス窓から光と風を入れ、いまも紙を漉く場として使われています。
信洋舎製紙所ボイラー及び旧ロール場棟は、越前市定友町にある明治中期の木造2階建の工場棟です。1階をボイラー室、2階を紙の艶付けに使ったロール場とし、内部にはいまも明治期の艶付ロール機器が残されています。