広島県・平安
Heian広島県 の平安時代(794 – 1185)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
広島県宮島の厳島神社に伝わる平安後期の国宝。安徳天皇の遺愛品と伝わってきたが、実際は後白河法皇らの参詣時の奉納品。神主佐伯景弘が寿永2年に調進した朱漆の太刀箱や、貴族の盛装一式、螺鈿の飾太刀などからなる一群。
広島県尾道市の持光寺に伝わる国宝「絹本著色普賢延命像」。画絹の裏で見つかった仁平三年(1153年)の供養銘で制作年がわかる、数少ない平安仏画の基準作。二十臂で四頭の白象に乗る延命の本尊を、撓みのない朱線で描く。
広島県・宮島の厳島神社に伝わる平安時代の大鎧。小札も威毛も幅広い大荒目の豪壮なつくりで、社伝では源為朝の所用と伝わる。鉄一枚張りの星兜や、小桜文様の鹿革を黄色に染め重ねた黄返の威が見どころで、平安期の大鎧として希少な現存例である。
厳島神社に伝わる平安後期の大鎧。藍を染め重ねた黒に近い紺の威糸で黒漆塗の小札をつづり、十八枚張りの星兜と一対の大袖をそなえ、原形をほぼとどめている。社伝は平清盛の嫡男・平重盛の奉納と伝える、稀有の一領。
厳島神社に伝わる国宝の一巻。紺紙に金字で写した観普賢経で、平清盛が各巻の冒頭を記し、異母弟頼盛が残りを書き継いだ両筆経である。法華経七巻とともに伝わり、見返には金泥で釈迦の説法図を描く。昭和二十九年に国宝指定。
広島県の厳島神社が所蔵する国宝「紺紙金字法華経」は、平安後期に平清盛と異母弟の頼盛が合作した七巻の経典である。紺色の料紙に金泥で経文を写し、各巻の最初の数行を清盛、残りを頼盛が書いた両筆経として知られ、見返しには釈迦説法図が金泥で描かれる。
彩絵桧扇は、広島県の厳島神社が所有する平安時代の檜扇で、昭和27年に国宝に指定された。檜の薄板34枚に金銀の箔や岩絵具で公卿や女房、紅梅などを描き、平安時代に流行した歌絵文様の実際を示す。
広島県廿日市市の厳島神社が所蔵する、古備前の刀工友成作の太刀。生ぶ茎に「友成作」の三字銘を切り、身長79.4センチメートル。社伝では平教経の佩刀と伝わる。保存がよく地刃の出来が優れる。昭和27年国宝。
平安時代に古備前を代表する刀工正恒が作った太刀。腰反り高く踏ん張りの強い堂々とした姿で、現存する正恒のなかで最も美しいとされる。蜂須賀家伝来。広島県福山市のふくやま美術館が所蔵する、昭和27年(1952年)国宝。
平家納経は、1164年に平清盛と平家一門が厳島神社に奉納した全33巻の装飾経巻で、国宝に指定されています。金銀箔と極彩色の絵画で彩られた各巻は、平安時代の工芸技術の粋を集めた日本美術史上最も華麗な写経です。厳島神社宝物館では精巧な模本を常時展示しており、世界遺産・宮島観光と合わせてお楽しみいただけます。