北海道・昭和
Shōwa北海道 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
空沼岳の万計沼畔に立つ北海道大学空沼小屋。昭和3年、秩父宮雍仁親王の発意によりスイス人建築家マックス・ヒンデルが設計した。丸太組構法の木造2階建で最大30名が泊まれる、令和4年登録の登録有形文化財。
北海道大学苫小牧地方演習林に立つ森林記念館。昭和10年築の旧標本貯蔵室で、バットレス付下見板張・切妻造の教会堂風の建物の背後に、駒形屋根の牧畜舎風の棟を連ねる。屋根窓や横長窓に時代の特徴が表れた登録有形文化財。
平取町二風谷に立つ旧マンロー邸。アイヌ研究と診療で知られる人類学者マンローの旧自邸で、本人の設計と伝わる。マンサード屋根の木造3階建、下見板張の洋館で、大きな屋根窓と妻面の出窓が意匠に彩りを添える登録有形文化財。現在は北海道大学の研究施設。
札幌市中央区に建つ昭和11年築の登録有形文化財。三井札幌別邸の新館として建てられたハーフティンバーの洋館で、正面入口上部の四葉飾りの出窓が目を引く。館内と約5.6ヘクタールの庭園を無料で公開している。
中標津町桜ヶ丘に建つ昭和3年の木造2階建倉庫。地面から60センチの高さに床を張り、内部を東西二室に分ける。正面と背面に計4つの屋根窓を穿つ腰折屋根が外観を決める。平成21年に国の登録有形文化財に登録された。
中標津町桜ヶ丘に建つ昭和3年の木造平屋建倉庫。棟の中央に四面へ窓をまわす方形の塔屋を載せ、妻の上部だけを竪羽目板張とする。北海道第二期拓殖計画で開かれた根室支場の草創期建築で、平成21年に国の登録有形文化財となった。
北海道江別市の高台に建つ昭和2年築の登録有形文化財。1階を煉瓦組積造、2階をハーフティンバー風木造とし、外装はモルタル洗出で仕上げる。北方林業研究の拠点として使われ、現在は1階がカフェとして公開されている。
北海道えりも町の幌泉灯台記念塔は、昭和3年に灯台山の頂へ建てられた鉄筋コンクリート造の灯台。昭和53年の廃灯後に山が削られて公園となり、塔だけがほぼ元の位置に残った。持送付半円アーチやデンティル装飾が見どころ。
本行寺旧納骨堂は北海道釧路市の本行寺境内に建つ昭和6年築の納骨堂。本堂と渡廊下で結ばれ、重厚な外観が境内景観をつくる点が評価されて2025年3月に国の登録有形文化財となった。竣工以来一度も修復されていないと伝わる。