香川県の登録有形文化財
香川県 · 登録有形文化財
上屋一号・二号の南端に位置し、本屋と島式両ホームを結ぶ鉄骨造の跨線橋。橋長20.4メートル、主体部は下路式プラットトラス、小屋組はキングポストトラス。鉄道駅の跨線橋として県内最古に属する、昭和2年架設の登録有形文化財。
大正11年、金刀比羅宮参詣の玄関口として現在地に移り建てられた木造駅舎。寄棟造の待合室正面に切妻の車寄を構え、丸金印の軒飾りと大ぶりの半円窓が到着した旅人を迎える。登録有形文化財。
本屋の東に向き合う島式ホームを覆う、桁行127.4メートルの木造上屋。挟み梁を用いた変形トラスで長い屋根を支え、開業当初は香川県内最大規模を誇った。大正11年築の登録有形文化財である。
本屋の東側に平行して延びる桁行108メートルの旅客上屋。南半は本屋へ屋根を差し掛けて西側の柱を省き、キングポストトラスで軽やかに架かる。一号と並び建ち主要駅の風格を示す、大正11年築の登録有形文化財。
線路西側の駅舎に接続するプラットフォーム上屋。断面に変化を付けた角柱と四方に広がる方杖が小屋組を支え、梁間を15.5フィートに広げて西側柱列を駅舎に収める。駅舎との一体性を高めた大正11年頃の登録有形文化財。
一・二番ホームの北端に接続する鉄骨造の跨線橋。斜材で補強した橋脚と五パネルの下路式プラットトラス桁を、1889年英Barrow Steel製のレールで組む。桁上に山形トラスの屋根を架け、全体を縦板で覆う。大正11年頃の登録有形文化財。
旧讃岐鉄道線路の東側、プラットフォーム上に建つ木造の工作物。長方形平面に桁行15フィート・梁間9フィート間隔で角柱を規則的に並べ、真束組を基本とした小屋組を架ける。簡素で連続的な外観をもつ、大正11年頃の登録有形文化財。
香川県善通寺市に佇むJR善通寺駅本屋は、明治22年開業時の木造駅舎を大正11年に増改築した登録有形文化財です。ハーフティンバー風の車寄せポーチや和風意匠が融合した貴重な近代建築の魅力と、弘法大師ゆかりの地への玄関口としての歴史をご紹介します。
四国鉄道発祥の地、多度津駅構内に残る転車台。昭和25年製の鉄製橋桁は直径約19メートル。花崗岩の切石を積み上げた石造ピットは全国的にも数少なく、蒸気時代の技術を伝える鉄道遺構である。
JR多度津工場の北端に建つ現存最古の建物。明治21年(1888年)の木造平屋建で、後に現在地へ移された。キングポストトラスにより内部に柱を立てず、桁行42.7メートルの大空間を実現している。
JR多度津工場の中心に建つ最大の建物。昭和6年(1931年)の鉄筋コンクリート造平屋建で、桁行は114.4メートルに及ぶ。大建屋に並ぶバタフライ屋根が作業床へ光を導き、車両整備の大空間を照らす。
職場一七号の西に並ぶ昭和14年(1939年)の鉄骨造平屋建。桁行43.9メートル、鉄骨プラットトラスに採光用のバタフライ屋根を立ち上げる。一七号とともに多度津工場の歴史的景観の中核をなす建物である。
多度津工場の正門を入ってすぐ、西面して建つ昭和10年(1935年)の木造平屋建。下見板張の外壁と、妻に穿たれた円形換気窓が特徴で、当時の付属建物の簡素な意匠を伝える。現在はPR室として使われている。
職場一七号の南に建つ昭和16年(1941年)の倉庫。本来鉄骨で組むべき構造を、戦時下の物資不足からボルト締めの木造プラットトラスで代用した。鉄骨造の倉庫七号と並び、建築材料の移り変わりを伝える。
職場一七号の南に接する昭和11年(1936年)の鉄骨造平屋建。屋根には鉄骨ワーレントラスを架ける。鉄筋コンクリート造の一七号、木造の倉庫四号と形式を異にし、工場施設の変遷を示す倉庫である。
小豆島・馬木でヤマサン醤油を営む塩田家の北土蔵。石橋から醸造場へ続く通路沿いに建ち、花崗石の切石積基礎に立つ本瓦葺2階建の土蔵で、板塀とともに住宅部の外周を構成する。平成14年登録。
大正3年(1914年)建築、小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家の本宅。桁行約15メートルの入母屋造で腰上を黒漆喰に仕上げ、5棟のうち唯一「造形の規範」を基準に登録された近代和風住宅である。
小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家住宅の長屋門と塀。入母屋造・本瓦葺で腰を焼杉板張、上部を黒漆喰とし、東に脇門、西に茶室を繋げる。川沿いは谷積石垣の上を源氏塀状として醤の郷の町並みを画す。
小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家住宅の東離屋。南北棟・片入母屋造で、馬木川に面する西面に眉庇と格子窓を設ける。もと「店」であったと伝わり、花崗石敷の土台と腰板張で左右の塀と一体の景観をつくる。
小豆島でヤマサン醤油を営む塩田家住宅の南土蔵。馬木川の屈曲部で石積護岸の上に西面を立ち上げる、建築面積約20平方メートルの登録5棟中最小の蔵で、腰板張と漆喰の境に水切瓦を入れて外観に変化をもたせる。