京都府・明治
Meiji京都府 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都市上京区の藤田家住宅土蔵は、主屋裏の庭の奥に茶室養心と並んで南を向く明治前期の土蔵造2階建の蔵。3.4m四方の小さな蔵で、白漆喰の壁に鉢巻を回し、扉まわりを黒漆喰で締める。2015年に登録された。
平安女学院有栖館主屋は、京都御苑の西側に明治24年(1891年)に移築された有栖川宮旧邸の主屋。中庭を囲む3棟、上段の間と付書院、十一代小川治兵衞の庭を持つ登録有形文化財で、2026年現在は一般非公開。
平安女学院有栖館青天門は、大正元年(1912年)に三井家の邸宅の門として建てられ、2度の移築を経て烏丸通に面する平唐門。吹寄の輪垂木とケヤキの一枚板扉、白壁の袖塀を持つ登録有形文化財で、外観は通りから見られる。
平安女学院有栖館長屋門は、京都の下立売通に面した明治後期の長屋門で、漆喰の白壁に出格子と下見板張の腰を持つ。向かいの煉瓦造の聖アグネス教会とともに通りの景観をつくる登録有形文化財で、外観は通りから見られる。
平安女学院明治館は明治28年竣工の煉瓦造2階建の校舎。英国人ハンセルの設計で、ダッチ・ゲーブルの妻壁と白い石の帯を持ち、日本のクイーン・アン・リバイバル最初期の例とされる登録有形文化財。建築祭で公開あり。
平安神宮の東祭器庫は、明治40年に建てられ昭和15年に現在地へ移築された登録有形文化財。西外廻廊の西に建つ土蔵造二階建で、正面入口に切妻造瓦葺の屋根をかけ、外壁の腰部を板張りとする特徴的な外観をもつ。
京都府城陽市の堀家住宅離れ座敷は明治35年頃の建築で、12畳半と8畳の二室からなる入母屋造桟瓦葺。トコに皮付丸太と鉄刀木を用い、小壁を扇形に穿つ数寄屋風意匠が見どころ。平成23年登録の登録有形文化財。
京都府城陽市の堀家住宅東蔵は明治8年に建てられた土蔵造2階建で、主屋と渡り廊下でつながる。屋敷内で唯一の本瓦葺とし、鬼に殺生釘、戸口上部に鏝細工の文字を飾る。平成23年に登録された登録有形文化財である。
京都市伏見区の松本酒造煉瓦煙突は明治後期の煉瓦造の煙突で、高さ18m。基部は直径2.2mの八角形でイギリス積とし、腰に装飾帯を巡らせる。製薬工場から受け継がれ、大黒蔵とともに新高瀬川の河岸の景観をつくる。
京都市伏見区の松本酒造煉瓦倉庫は明治後期の煉瓦造平屋の倉庫。製薬会社の工場から酒造場に受け継がれた。両妻面にパラペットと丸窓、戸口と窓に欠円アーチとモルタルのキーストーンを持つ。平成25年(2013年)登録。
京都左京区の哲学の道南端、熊野若王子神社に隣接する明治期の数寄屋造邸宅。原三渓の番頭古郷時侍の旧宅で、和辻哲郎『古寺巡礼』にも記された家。後に哲学者梅原猛も2019年没年まで居宅とした。1998年登録有形文化財。
京都市上京区の武者小路千家の屋敷に建つ明治14年(1881年)頃の木造2階建の数寄屋住宅。居室の周りに半宝庵・環翠園・行舟亭の3茶室と利休像を祀る祖堂を配す。大工棟梁は平井儀助。平成16年登録、非公開。
京都市上京区の武者小路千家の屋敷西辺に建つ明治14年(1881年)頃の土蔵。切妻造本瓦葺・白漆喰で、蔵前に土戸・裏白戸・網戸を重ね、西面に丸窓2つを開く。景観への寄与で平成16年(2004年)に登録、非公開。
京都市上京区の山中油店辰巳蔵は、明治33年建立、昭和46年に曳家された土蔵造平屋建である。平成19年に国の登録有形文化財となり、三棟のうち唯一、下立売通から石碑の立つ庭越しに白漆喰の妻壁を望むことができる。
樂家住宅衣装蔵は、京都市上京区の樂家で主屋と本蔵の間に建つ土蔵造2階建の蔵。防火のための掛子塗の扉、黒漆喰の扉裏と楣、主屋に通じる6畳の蔵前を備える。明治前期の建築とされ、2007年に登録有形文化財。非公開。
樂家住宅表門は、京都市上京区の油小路通に面する樂家の木造の門。間口4.5メートル、引違いの格子戸と片引きの板戸、腰板付の土壁を備える。明治前期の建築とされ、2007年に登録有形文化財となった。外観は通りから見られる。
樂家住宅窯場は、京都市上京区の樂家で本蔵に接して建つ平屋の窯の建屋。薪で焚く赤樂窯と小振りの黒樂窯を内に据え、壁と天井裏を土で塗る。窯も含めて2007年に登録有形文化財となった。現役の工房で内部は非公開。
樂家住宅腰掛待合は、京都市上京区の樂家で表門の北に建つ茶会客の待合。内側に腰掛、通り側に出格子窓、南に雪隠を設け、南北に10メートルの塀が続く。明治前期の建築とされ、2007年に登録有形文化財となった。
京都市上京区の樂家住宅主屋は、樂焼の窯元・樂家の住まいの中心となる木造2階建。桁行11間・梁間7間、外観は町家風で内部は数寄屋普請。明治前期の建築とされ、2007年に登録有形文化財となった。内部は非公開。
樂家住宅土小屋は、京都市上京区の樂家で敷地北西の隅に建つ作陶用の土の保管小屋。土の保管場と土突き場を備え、切妻造スレート葺で基礎は煉瓦造。明治前期の建築とされ、2007年に登録有形文化財となった。非公開。