京都府・鎌倉
Kamakura京都府 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都府の鞍馬寺にある経塚から出土した一括の遺物。石・銅・鉄の宝塔や7種の経筒など20を超える品目を含み、銘から埋納が1120年から1260年の140年にわたることが分かる。昭和30年に国宝へ指定された。
京都府にある中国の書跡で、員数は1帖。千字文を真書と草書の2体で並べて書く。智永の筆とされるが、文化庁は作者欄を空欄とし、時代を唐とする。昭和28年(1953年)に国宝へ指定された書跡・典籍にあたる。
京都府綾部市の君尾山にある鎌倉時代の二重門で、三間一戸、屋根は栗のとち葺きである。度重なる兵火を免れ、1950年の解体修理で見つかった銘文が建立年を定めた。昭和29年(1954年)に国宝へ指定された。
京都市伏見区の法界寺にある鎌倉時代前期の仏堂で、桁行5間、梁間5間、裳階付の方形平面である。内陣は方1間で、柱や天井や小壁にも天人ほかの文様が描かれる。昭和26年(1951年)に国宝へ指定された1棟。
京都市右京区嵯峨の清凉寺が所有する16幅の仏画で、文化庁は国の欄を宋、時代を北宋としている。日本で作られたものではない。重要文化財を経ることなく、昭和30年(1955年)に国宝へ指定されたものである。
京都市東山区の東福寺が所有する南宋時代の絵画1幅で、南宋の高僧である無準師範の全身を描いている。同名のもう一幅と同じ木箱に納められて伝来したものである。昭和27年(1952年)に国宝へ指定されている。
京都市右京区の高山寺が所有する鎌倉時代の仏画1幅である。文化庁の解説は「鎌倉時代の作品。」の一文のみで、寸法も画面の構成も記されていない。重要文化財を経ず、昭和26年(1951年)に国宝へ指定された。
京都府の相国寺が所有する南宋時代の茶碗1口で、高さ6.7センチメートル、口径11.8センチメートル。内面は釉薬をかけない部分が文様になり、外側は逆にふりかけて斑文様とする。昭和28年に国宝へ指定された。
京都府の高山寺が所有する唐時代の典籍3巻で、国の欄は日本ではなく中国と記録されている。文化財保護の制度は、物の作られた場所を問わないからである。昭和27年(1952年)に国宝へ指定された3巻の典籍である。
京都府京都市の竜光院が所有する茶碗で、明治41年(1908年)に重要文化財、昭和26年(1951年)に国宝となった。両者のあいだには43年の開きがある。同じ名の物件が、重要美術品としても記録されている。
京都市右京区の高山寺が所有する平安から鎌倉時代の絵巻4巻である。別の物件である断簡の記録によれば、4巻のうち甲巻はもと二巻であり、脱落と錯簡があるという。昭和27年(1952年)に国宝へ指定されている。
東京都台東区の東京国立博物館にある鎌倉時代の刀1口で、茎を大摺上げしたために原銘が失われ、鑑定した人が正宗の名を金で象嵌している。昭和32年(1957年)に国宝へと指定された、1口の工芸品にあたる。
東京都千代田区にある藤原定家自筆の写本1帖で、錯簡が写本・版本のすべてに踏襲されていたことから、唯一の祖本であることが判明した。波に月蒔絵冊子箱が附指定である。令和5年(2023年)に国宝へ指定された。
東京都千代田区にある唐代の書1幅で、王羲之の書簡を双鉤塡墨の技法で写した模本である。真筆は現存しておらず、同種の模本は日本・中国・米国に計九点しかない。令和5年(2023年)に国宝へ指定された1幅である。
東京国立博物館にある鎌倉時代の太刀1口で、生ぶ茎に「久国」の二字銘が残っている。寸法は尺貫法で記録されており、中務正宗のメートル法とは単位系が違っている。昭和26年(1951年)に国宝へと指定された。
鎌倉時代の歌聖・藤原定家が自ら筆を執った源氏物語の注釈書「奥入」は、国宝に指定される貴重な文化財です。成立の背景、文学史上の価値、定家の古典保存への情熱について詳しく解説します。
京都に伝わる重要文化財・絹本著色白楽天像は、平安貴族にもっとも愛された唐代の大詩人・白居易(白楽天)の姿を絹に描いた掛幅です。『長恨歌』『琵琶行』で知られ、『源氏物語』『枕草子』など平安文学に深い影響を与えた白楽天への敬慕を物語る貴重な一幅で、絹本著色の繊細な技法と東アジア文化交流の歴史を今に伝えます。京都国立博物館や祇園祭・白楽天山と併せて、千年の文化対話を体感できます。
京都に伝わる絹本著色宝樓閣曼荼羅図は、不空訳『宝楼閣経』に基づく密教の儀軌曼荼羅。中央に七宝の楼閣、釈迦如来と諸天が配される荘厳な世界をご紹介します。
平安中期の女流歌人・小大君の家集を書写した鎌倉時代の写本。一帖・綴葉装で昭和14年に重要文化財に指定されたが、現在は所在不明として文化庁の一覧に載る。香紙切など小大君ゆかりの筆跡を鑑賞できる場所も紹介する。
京都の個人蔵として伝わる重要文化財「紙本著色三十六歌仙切〈(素性)/佐竹家伝来〉」。鎌倉時代初期に制作された佐竹本三十六歌仙絵巻の断簡で、平安前期の歌僧・素性法師を似絵様式で描いた一幅です。藤原信実筆・後京極良経書と伝えられ、大正八年の絵巻分割をめぐる有名な逸話とともに、日本美術史の重要な一頁を彩る名品です。