国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,201 国宝 全国47都道府県
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東大寺二月堂
奈良県 江戸中期 国宝
東大寺二月堂

奈良・東大寺二月堂は、天平勝宝4年(752年)から一度も途絶えることなく続く修二会(お水取り)の舞台として知られる国宝建築です。奈良盆地を一望できる舞台からの絶景、24時間無料で参拝可能な懐の深さ、そして古代から受け継がれる祈りの空間をご紹介します。

般若寺楼門
奈良県 鎌倉前期 国宝
般若寺楼門

奈良市般若寺町に佇む国宝・般若寺楼門。鎌倉時代文永頃に建立された現存最古の楼門形式で、和様を基調に大仏様の意匠を取り入れた優美な名建築をご案内します。

法隆寺三経院及び西室
奈良県 鎌倉前期 国宝
法隆寺三経院及び西室

法隆寺西院伽藍の西側に建つ国宝「三経院及び西室」。寛喜3年(1231年)再建の三経院と文永5年(1268年)頃建立の西室が一つの大屋根の下に並ぶ、十九間の長大な鎌倉建築です。古代寺院の三面僧房の姿を今に伝え、毎年夏安居の三ヶ月間は『三経義疏』の講義が行われる現役の学問の場でもあります。住宅風仏堂と僧房が共存する稀有な構成と、聖徳太子の学問を受け継ぐ伝統の魅力を、訪問のヒントとともに丁寧にご紹介します。

法隆寺食堂及び細殿
奈良県 奈良 国宝
法隆寺食堂及び細殿

奈良県斑鳩町・法隆寺西院伽藍の東に静かに並び建つ国宝「食堂」と重要文化財「細殿」。元は寺務所だった政屋を平安時代に食堂へ改造転用したもので、奈良時代の建築技法「双堂(ならびどう)」の姿を今に伝える稀少な遺構です。世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」を構成し、天平様式の肘木・二重虹梁などの細部に古代建築の精華が息づきます。拝観のポイントや周辺の見どころ、見学のコツまで丁寧にご案内します。

法隆寺聖霊院
奈良県 鎌倉後期 国宝
法隆寺聖霊院

奈良・斑鳩の法隆寺西院伽藍東側に佇む国宝・聖霊院。鎌倉時代後期の弘安7年(1284年)に再建され、聖徳太子及び眷属像(国宝)を祀る仏堂です。寝殿造の対屋を思わせる平面と蔀戸を備えた優美な意匠、平安時代以来の太子信仰の中心としての歴史、そして毎年3月のお会式で今も生き続ける祈りの場としての魅力をご紹介します。

法隆寺中門
奈良県 飛鳥 国宝
法隆寺中門

奈良・斑鳩の法隆寺西院伽藍の正面に建つ国宝の二重門。正面四間の中央に柱が立つ珍しい形で、胴張りの柱や雲斗雲肘木など飛鳥建築の特徴をそなえる。左右には和銅4年(711年)作の日本最古の仁王像が立ち、組物は外からも無料で見学できる。

法隆寺東院夢殿
奈良県 奈良 国宝
法隆寺東院夢殿

奈良県斑鳩町の法隆寺東院伽藍の中心に立つ国宝・夢殿は、天平11年(739)頃、行信僧都が聖徳太子の遺徳を偲んで創建した八角円堂です。太子の斑鳩宮跡に建ち、本尊は秘仏・救世観音像(国宝)。世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産として、千三百年の太子信仰を今に伝えます。

法隆寺東大門
奈良県 奈良 国宝
法隆寺東大門

法隆寺東大門は、奈良時代に建立された三間一戸八脚門の国宝建造物です。現存する奈良時代の三棟造りは本門と東大寺転害門のわずか2棟のみ。世界遺産・法隆寺の西院伽藍と東院伽藍を結ぶ歴史の門をご紹介します。

法隆寺南大門
奈良県 室町中期 国宝
法隆寺南大門

奈良県斑鳩町の法隆寺南大門は、永享10年(1438年)に再建された国宝の八脚門です。室町時代の遺構の中でも特に秀逸な建築として評価され、華やかな出組の組物や花肘木、力強い軒反りなど中世的装飾美を備えています。1993年にユネスコ世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産として登録され、世界最古の木造建築群への壮麗な玄関口として訪れる人々を迎えています。

法隆寺東室
奈良県 奈良 国宝
法隆寺東室

法隆寺の西院廻廊の東に建つ東室は、奈良時代に創建された僧坊で、日本に現存する最古級の僧房建築として国宝に指定されています。簡素ながら洗練された構造を持ち、礎石や柱には法隆寺創建時代に遡る転用材が含まれる可能性があります。ユネスコ世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産のひとつです。

法起寺三重塔
奈良県 飛鳥 国宝
法起寺三重塔

奈良県斑鳩町に建つ法起寺三重塔は、慶雲3年(706年)に完成した現存する日本最古の三重塔です。国宝に指定され、ユネスコ世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産でもあります。飛鳥時代の貴重な建築技法を今に伝え、秋にはコスモス越しの美しい景観でも知られています。

薬師寺東院堂
奈良県 鎌倉後期 国宝
薬師寺東院堂

奈良市西ノ京の薬師寺東院堂は弘安8年(1285)再建の国宝。享禄元年の兵火を東塔と共に免れた鎌倉和様仏堂で、像高約189センチの国宝・銅造聖観世音菩薩立像を祀ります。堂内は畳敷きで沓を脱いで参拝します。

薬師寺東塔
奈良県 奈良 国宝
薬師寺東塔

奈良市西ノ京の薬師寺東塔は天平2年(730)の建立。各重に裳階をめぐらせ、三重塔ながら屋根は六つに見えます。創建以来ただ一つ現存する建築で旧平城京最古、頂の水煙には笛を奏で花を散らす24体の飛天が透かし彫りにされた国宝です。

霊山寺本堂
奈良県 鎌倉後期 国宝
霊山寺本堂

奈良市西郊に佇む霊山寺本堂は、弘安6年(1283年)建立の国宝建築。華麗な和様意匠の仏堂、秘仏公開、世界のバラが咲く庭園、薬師湯など、歴史と自然が融合する古刹の魅力を紹介します。

花鳥彩絵油色箱
奈良県 奈良 国宝
花鳥彩絵油色箱

東大寺が所蔵する国宝「花鳥彩絵油色箱」は、奈良時代に唐伝来の油色技法で制作された木製彩色箱です。鳳凰や鸚鵡、宝相華文が描かれた華麗な工芸品の魅力と見どころ、鑑賞機会や周辺情報を詳しくご紹介します。

乾漆十大弟子立像
奈良県 奈良 国宝
乾漆十大弟子立像

奈良・興福寺国宝館に安置される「乾漆十大弟子立像」は、天平6年(734年)に光明皇后が母・橘三千代の一周忌追善のため建立した西金堂を荘厳した群像。現存する6躯はいずれも国宝に指定され、人間味あふれる表情と繊細な袈裟の表現で、天平写実彫刻の最高峰と称されます。脱活乾漆という稀少な技法で造られ、1,300年の時を超えて私たちに静かな祈りを語りかけます。

乾漆盧舎那仏坐像(金堂安置)
奈良県 奈良 国宝
乾漆盧舎那仏坐像(金堂安置)

奈良・唐招提寺の金堂に安置される国宝「乾漆盧舎那仏坐像」は、鑑真和上の遺徳を偲ぶ8世紀後半の脱活乾漆造の傑作です。像高約3メートル、光背を含めれば5メートルを超える壮麗な姿は、『梵網経』に説かれる宇宙仏の世界観を今に伝えます。世界遺産「古都奈良の文化財」の構成要素として、天平美術の到達点を堪能できる名作をご紹介します。

観普賢経
奈良県 鎌倉 国宝
観普賢経

奈良・長谷寺が所蔵する国宝「観普賢経」は、鎌倉時代に制作された装飾経「長谷寺経」全34巻の一つ。金銀の切箔を散らした料紙、金泥の界線、水晶の経軸など、中世日本の装飾経芸術の粋を極めた名品です。本記事では、観普賢経の歴史的背景、国宝指定の理由、見どころ、そして所蔵先である長谷寺への訪問情報まで詳しくご紹介します。

金地螺鈿毛抜形太刀
奈良県 平安 国宝
金地螺鈿毛抜形太刀

春日大社が所蔵する国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」は、平安時代12世紀に制作された豪華絢爛な装飾太刀です。金具の多くに純金が用いられ「黄金の太刀」と称され、金沃懸地の鞘には竹林で雀を追う猫の姿が螺鈿で生き生きと表現されています。現存する毛抜形太刀の最古の作として、1951年に国宝に指定されました。

黒韋威矢筈札胴丸〈兜、大袖付〉
奈良県 南北朝 国宝
黒韋威矢筈札胴丸〈兜、大袖付〉

奈良・春日大社に伝わる国宝「黒韋威矢筈札胴丸〈兜、大袖付〉」は、南北朝時代(十四世紀)に作られた三物皆具の胴丸。楠木正成奉納の社伝をもち、黒く染めた鹿韋と矢筈形の小札で仕立てられた実戦向きの鎧として、甲冑史上きわめて貴重な遺品です。