国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,204 国宝 全国47都道府県
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元興寺極楽坊本堂
奈良県 鎌倉前期 国宝
元興寺極楽坊本堂

奈良市ならまちに建つ国宝・元興寺極楽坊本堂。寛元2年に僧坊を改築した鎌倉時代の建築で、西流れの屋根には前身の飛鳥寺から運ばれた日本最古級の行基葺古瓦が今も残る。智光曼荼羅を祀り、南都の浄土信仰発祥の聖地として知られる東向きの堂。

金峯山寺二王門
奈良県 室町中期 国宝
金峯山寺二王門

奈良県吉野郡吉野町の金峯山寺二王門は、室町時代の康正2年(1456年)に再建された三間一戸の巨大な二重門です。棟高20.3メートルに達し、日本屈指の山門として国宝に指定され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核資産にも数えられています。本堂(蔵王堂)と背を向け合う北向きの配置には、京都や大坂から吉野を目指した巡礼者を迎える意味があります。現在は約70年ぶりの解体大修理中で、令和10年(2028年)度の完成を目指しています。

金峯山寺本堂
奈良県 桃山 国宝
金峯山寺本堂

奈良県吉野山にそびえる金峯山寺本堂(蔵王堂)は、総高約34メートルの日本第二の木造古建築。修験道の総本山として日本最大級の秘仏・蔵王権現三尊を安置し、国宝および世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核資産に登録されています。桃山時代の大建築の迫力と、山岳信仰の霊気が交わる唯一無二の空間を、その歴史・建築・見どころとともにご紹介します。

興福寺五重塔
奈良県 室町中期 国宝
興福寺五重塔

奈良県奈良市にある興福寺五重塔は、天平2年(730)に光明皇后の発願で創建された国宝。現在の塔は応永33年(1426)の再建で高さ50.937m、木造塔として日本で二番目の高さを誇ります。古都奈良を象徴するランドマークであり、令和4年から大修理が進められています。

興福寺三重塔
奈良県 鎌倉前期 国宝
興福寺三重塔

奈良市登大路町の興福寺境内に静かに佇む三重塔は、康治2年(1143)皇嘉門院聖子の発願により創建され、治承4年(1180)の南都焼打で焼失したのち鎌倉時代前期に平安様式を忠実に踏襲して再建された国宝建築です。高さ約19メートル、木割の細やかさと優美な輪郭、そして四天柱をX状に結ぶ板に描かれた四千体の千体仏など、他に類を見ない内陣装飾を持ち、毎年7月7日の弁才天供の日のみ一般に公開されます。

興福寺東金堂
奈良県 室町中期 国宝
興福寺東金堂

奈良市の興福寺境内に建つ東金堂は、神亀3年(726)に聖武天皇が叔母・元正太上天皇の病気平癒を祈願して創建したお堂です。応永22年(1415)に再建された現在の建物は、唐招提寺金堂を手本に天平様式を復古した室町時代和様の代表作で、昭和27年に国宝に指定されました。堂内には維摩居士坐像・文殊菩薩坐像・十二神将立像・四天王立像など多くの国宝仏像と、薬師三尊像(重要文化財)が安置されており、世界遺産「古都奈良の文化財」を構成する貴重な建造物として奈良時代の面影を今に伝えています。

興福寺北円堂
奈良県 鎌倉前期 国宝
興福寺北円堂

奈良・興福寺の西北隅に佇む国宝・北円堂は、藤原不比等の一周忌のために養老5年(721)に建てられ、承元4年(1210)頃に鎌倉様式で再建された八角円堂です。三手先斗栱と三軒の軒、六角断面の地垂木など他に類を見ない意匠を備え、日本一美しい八角円堂と讃えられます。運慶一門作の弥勒如来坐像や無著・世親菩薩立像など国宝仏を安置し、春秋の特別開扉の時期に堂内を拝観できます。

當麻寺東塔
奈良県 奈良 国宝
當麻寺東塔

當麻寺東塔は奈良時代末期建立の三重塔で、総高24.4メートル。二重・三重を二間とする例は古塔で唯一とされ、八輪の相輪と魚骨形の水煙という特異な意匠をもつ。古代の東西両塔がそろう国内唯一の遺構として国宝に指定されている。

當麻寺本堂(曼荼羅堂)
奈良県 平安後期 国宝
當麻寺本堂(曼荼羅堂)

奈良県葛城市・二上山の麓に建つ當麻寺本堂(曼荼羅堂)は、平安時代後期の永暦二年(1161年)に現在の姿となった和様建築の国宝。奈良時代後期の内陣を核に平安末期の外陣を架けた重層的な構造で、堂内には国宝の厨子に納められた当麻曼荼羅が安置されます。中将姫伝説ゆかりの名刹で、花の寺としても知られます。

長弓寺本堂
奈良県 鎌倉後期 国宝
長弓寺本堂

奈良県生駒市に佇む真言律宗・長弓寺の本堂は、鎌倉時代後期の弘安二年(1279年)に建立された国宝建築です。和様を基調に大仏様の要素を取り入れた「新和様」の代表作で、密教本堂としての優れた空間構成と、檜皮葺の優美な姿を今に伝えています。棟木銘により建立年代が明確にわかる貴重な遺構でもあります。

唐招提寺講堂
奈良県 奈良 国宝
唐招提寺講堂

唐招提寺講堂は、平城宮の東朝集殿を天平宝字四年頃に移築・改造した堂で、平城宮の建築として現存する唯一の遺構である。切妻から入母屋への改変や鎌倉期の修理を重ねた来歴と、堂内の仏像を紹介する。

唐招提寺鼓楼
奈良県 鎌倉前期 国宝
唐招提寺鼓楼

唐招提寺鼓楼は仁治元年建立の二層建築で、鑑真請来と伝わる仏舎利を国宝金亀舎利塔に納めることから舎利殿とも呼ばれる。五月十九日のうちわまきで知られる、寺の国宝で最も新しい堂を紹介する。

唐招提寺金堂
奈良県 奈良 国宝
唐招提寺金堂

鑑真が開いた律宗総本山、唐招提寺の金堂。八世紀末に建てられた寺院金堂として現存する唯一の遺構であり、エンタシスの列柱と屋根の鴟尾、堂内の国宝三尊を伝える。平成の大修理を経た姿を紹介する。

唐招提寺宝蔵
奈良県 奈良 国宝
唐招提寺宝蔵

唐招提寺宝蔵は奈良時代の校倉造倉庫で、東大寺正倉院と同じく寺の宝物を守ってきた。寺の創建後に建てられた北の宝蔵と、寺より古い南の経蔵。並び立つ二棟の来歴の違いと校倉の構法を紹介する。

東大寺開山堂
奈良県 鎌倉前期 国宝
東大寺開山堂

東大寺開山堂は、寺を開いた良弁僧正を祀る国宝の堂。内陣は正治2年(1200年)に重源が大仏様で建て、外陣は建長2年(1250年)に増築。国宝・良弁僧正坐像を安置し、12月16日のみ開扉される。

東大寺二月堂
奈良県 江戸中期 国宝
東大寺二月堂

奈良・東大寺二月堂は、天平勝宝4年(752年)から一度も途絶えることなく続く修二会(お水取り)の舞台として知られる国宝建築です。奈良盆地を一望できる舞台からの絶景、24時間無料で参拝可能な懐の深さ、そして古代から受け継がれる祈りの空間をご紹介します。

般若寺楼門
奈良県 鎌倉前期 国宝
般若寺楼門

奈良市般若寺町に佇む国宝・般若寺楼門。鎌倉時代文永頃に建立された現存最古の楼門形式で、和様を基調に大仏様の意匠を取り入れた優美な名建築をご案内します。

法隆寺三経院及び西室
奈良県 鎌倉前期 国宝
法隆寺三経院及び西室

法隆寺西院伽藍の西側に建つ国宝「三経院及び西室」。寛喜3年(1231年)再建の三経院と文永5年(1268年)頃建立の西室が一つの大屋根の下に並ぶ、十九間の長大な鎌倉建築です。古代寺院の三面僧房の姿を今に伝え、毎年夏安居の三ヶ月間は『三経義疏』の講義が行われる現役の学問の場でもあります。住宅風仏堂と僧房が共存する稀有な構成と、聖徳太子の学問を受け継ぐ伝統の魅力を、訪問のヒントとともに丁寧にご紹介します。

法隆寺食堂及び細殿
奈良県 奈良 国宝
法隆寺食堂及び細殿

奈良県斑鳩町・法隆寺西院伽藍の東に静かに並び建つ国宝「食堂」と重要文化財「細殿」。元は寺務所だった政屋を平安時代に食堂へ改造転用したもので、奈良時代の建築技法「双堂(ならびどう)」の姿を今に伝える稀少な遺構です。世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」を構成し、天平様式の肘木・二重虹梁などの細部に古代建築の精華が息づきます。拝観のポイントや周辺の見どころ、見学のコツまで丁寧にご案内します。

法隆寺聖霊院
奈良県 鎌倉後期 国宝
法隆寺聖霊院

奈良・斑鳩の法隆寺西院伽藍東側に佇む国宝・聖霊院。鎌倉時代後期の弘安7年(1284年)に再建され、聖徳太子及び眷属像(国宝)を祀る仏堂です。寝殿造の対屋を思わせる平面と蔀戸を備えた優美な意匠、平安時代以来の太子信仰の中心としての歴史、そして毎年3月のお会式で今も生き続ける祈りの場としての魅力をご紹介します。