岡山県の登録有形文化財
岡山県 · 登録有形文化財
大正15年(1926年)に建設された日本初の民間天文台の観測室。屋根が東西にスライドして開く独創的な構造を持ち、「天体発見王」本田實が彗星12個・新星11個を発見した場所としても知られています。国登録有形文化財および日本天文遺産に認定された、科学史上きわめて貴重な建造物です。
岡山県玉野市の山田地区、川岸に静かに佇む明治41年(1908)築の木造平屋建庁舎。日露戦争を機に始まった塩専売制度のもと、瀬戸内海有数の塩田地帯から塩を集荷した大蔵省専売局の出張所として建てられました。木造庁舎とレンガ造文庫がセットで残る日本唯一の例として、平成23年に国の登録有形文化財に登録された貴重な近代建築です。
岡山県玉野市山田に残る、明治41年(1908)築の煉瓦造文書庫。日本の塩専売制度を支えた小さな建物の歴史と建築的魅力、見学情報をご紹介します。国の登録有形文化財。
岡山県瀬戸内市の港町・牛窓に佇む旧中國銀行牛窓支店は、大正4年(1915年)に牛窓銀行本店として建てられた赤煉瓦の擬洋風建築です。ドイツ製煉瓦の小口積み外壁や花崗岩の基礎、和小屋組の屋根構造など和洋折衷の特徴を持ち、国の登録有形文化財に登録されています。現在は「街角ミュゼ牛窓文化館」として無料で公開され、しおまち唐琴通りの散策とあわせて楽しめます。
旧中山家住宅米蔵は、倉敷市連島の中山説太郎邸で最も北に建つ大正3年頃の2階建土蔵。中蔵と同じ黒漆喰と海鼠壁の外観ながら平面は一回り大きく、東妻の南寄りに戸口を開く。平成30年(2018年)に登録有形文化財。
旧中山家住宅主屋は倉敷市連島に大正3年頃建てられた実業家中山説太郎邸の中心棟。入母屋造の大屋根に深い下屋を廻し、白御影石の式台玄関と15畳の表座敷を備える。屋敷5棟で唯一「造形の規範」として登録された。
旧中山家住宅中蔵は、倉敷市連島の中山説太郎邸の奥、高い石積み基礎に建つ大正3年頃の土蔵。切妻造本瓦葺で、黒漆喰の壁の腰と四隅を海鼠壁で縁取り、瓦の水切を廻す。平成30年(2018年)に登録有形文化財となった。
旧中山家住宅長屋門は、倉敷市連島の中山説太郎邸の表門で大正4年頃の建築。桁行27mの入母屋造本瓦葺で、総欅の両開き扉と白漆喰に海鼠壁の外壁が城門を思わせる。門内には供部屋が残る。平成30年登録有形文化財。
旧中山家住宅離れ屋及び内蔵は、主屋と渡廊下で結ばれた大正3年頃の2階建。入母屋造の瀟洒な客座敷と、黒漆喰に海鼠壁の土蔵が1棟に連なる。2階座敷からは水島の町と海を望む。平成30年に登録有形文化財となった。
岡山県総社市の吉備路風土記の丘に移築・保存された旧山手村役場は、初代村長の邸宅として幕末~明治初頭に建てられた国登録有形文化財です。入母屋造茅葺の風格ある佇まいや式台を備えた玄関など、明治期の民家建築の特徴を今に伝えます。
岡山県倉敷市茶屋町にある磯崎眠亀記念館は、い草を用いた精巧な花莚「錦莞莚」を発明し世界に輸出した明治の発明家・磯崎眠亀の住宅兼作業場です。スロープや滑車など独創的な建築工夫が随所に見られる国登録有形文化財で、い草の手織り体験も楽しめます。
大正4年(1915年)に倉敷幼稚園の園舎として建てられた木造洋風建築。八角形の遊戯室を中心に据えた独創的な設計は、日本の幼児教育建築として唯一の現存例とされ、国の登録有形文化財に登録されています。現在は歴史民俗資料館として教育資料や民具を展示しています。
岡山県倉敷市の倉敷アイビースクエア内に佇む登録有形文化財・倉紡記念館。1888年創業時の原綿倉庫を活用し、クラボウの歴史と日本の紡績産業の発展を伝える企業ミュージアムの魅力をご紹介します。
岡山県倉敷市下津井に佇む弘泉寺山門は、文政12年(1829年)に塩飽大工の橘貫五郎喜勝が23歳で建立した薬医門です。頭貫全長にわたる波の彫刻が海の大工の出自を物語り、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。
岡山県倉敷市下津井に佇む弘泉寺本堂は、文政10年(1827年)に塩飽諸島出身の大工集団「塩飽大工」によって建立された真言宗御室派の寺院建築です。龍や飛天の彫刻、折り上げ格天井など見事な意匠を持ち、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。
倉敷アイビースクエア内に残る1906年築の赤煉瓦倉庫。倉敷紡績の製品倉庫として建てられ、1998年に国の登録有形文化財に指定されました。大原美術館の礎を築いた洋画家・児島虎次郎の記念館として40年以上親しまれた歴史的建造物の魅力と、2025年にグランドオープンした新記念館の情報をお届けします。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺石門は、下層を石造、上層を木造とする文政2年(1819年)の楼門。竜宮造として国内最大規模とされ、令和元年に登録有形文化財となった。門前には会陽の水垢離が行われる垢離取場が続いている。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺経蔵(輪蔵)は、嘉永7年(1854年)の六角平面の堂。中央に総欅造の八角輪蔵を据え、禅宗様の詰組で組む。令和元年に登録有形文化財となった。露盤には享保20年の銘が残る貴重な遺構である。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺高祖堂は、方三間・宝形造の御影堂。安永9年(1780年)頃の建物で、堂内に延宝3年銘の弘法大師像を安置する。令和元年に登録有形文化財となり、二重折上小組格天井が格式を伝える。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺牛玉所殿奥殿は、明治2年(1869年)の一間社。建築面積9.2平方メートルながら三方に縁を廻らし、向拝や組物に濃密な彫刻を備える。平成29年に登録有形文化財となった。