平安
Heian平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「虚堂智愚墨蹟〈達磨忌拈香語〉」の魅力を紹介。南宋の禅僧・虚堂智愚が記した禅の書の歴史的価値、茶の湯との深い関わり、鑑賞の機会について解説します。
京都・世界遺産 高山寺に所蔵される国宝「玉篇巻第廿七〈前半〉」の魅力を紹介。中国では失われた6世紀の字書の唐代写本が、なぜ日本にだけ残ったのか。その歴史的価値とアクセス情報を解説します。
唐の華厳学者・慧苑が撰した華厳経の語釈書を、平安時代に書写した上下二巻の写本。難しい語の音と義を反切や古い字書の引用で示し、八十巻本の華厳経を読み解くための手引きとした、昭和27年指定の国宝です。京都府に所在し文化庁が保管します。
犍陀穀糸袈裟は、弘法大師空海が唐の恵果阿闍梨より授かった国宝の七条袈裟です。京都国立博物館に寄託される8世紀の綴織の名品。真言密教の歴史を物語る貴重な染織文化財の魅力と見どころをご紹介します。
京都・清浄華院が所蔵する国宝。中国南宋の画家・四明普悦が描いた阿弥陀三尊像の三幅対で、各幅に署名が残る。足利将軍家伝来の東山御物として知られ、現在は京都国立博物館に寄託され、その公開はごくまれである。
京都・仁和寺に伝わる国宝「孔雀明王像」は、海を渡ってきた宋時代の中国仏画です。日本に多い一面四臂と異なり、三面六臂で白い孔雀に坐す姿が特徴。写実的な孔雀の描写も見どころで、霊宝館の名宝展で期間限定公開されます。
京都・東寺が所蔵する国宝、絹本著色五大尊像。空海が始めた後七日御修法の本尊画として平安後期に描かれた五幅で、鎌倉以前の五幅揃いは三例のみ。不動を中心に四明王を配し、宝物館の春秋の特別公開で随時公開される。
深い水銀朱の衣で「赤釈迦」と呼ばれる、平安時代後期12世紀の絹本著色仏画。縦159.4センチ。レースのような截金文様で全身を飾り、神護寺の法華会の本尊画とされる。現在は京都国立博物館に寄託されている。
京都・南禅寺塔頭の金地院に伝わる国宝。中国・南宋時代の二幅で、足利義満の鑑蔵印を備えた東山御物。徽宗筆と伝わるが現在は南宋・12世紀後半の作とされ、夏景図は久遠寺に伝わり、四季のうち春景図は失われている。
京都・東寺(教王護国寺)が所蔵する国宝「絹本著色眞言七祖像」の魅力を紹介。唐の宮廷画家・李真が描き、空海が日本に持ち帰った真言密教の七祖師の肖像画7幅は、現存する世界最古級の唐代高僧肖像画として極めて貴重です。
京都・青蓮院門跡が所蔵する国宝「絹本著色不動明王二童子像」通称・青不動の歴史・見どころ・拝観情報を詳しく紹介。日本三不動画のひとつに数えられる平安時代の仏教絵画の至宝をご案内します。
京都・東寺が所蔵する国宝の両界曼荼羅図。大日如来を中心に据えた絹本著色の二幅で、彩色作例としては日本最古とされる。古い箱には899年の銘が残り、制作年代には諸説ある。常時非公開で特別展などでまれに公開される。
京都・大徳寺の塔頭 高桐院に伝わる国宝「絹本墨画山水図」は、中国南宋時代の大家・李唐の筆による水墨山水画の傑作です。細川忠興ゆかりの名刹に受け継がれた至宝の芸術的価値、見どころ、鑑賞の機会、アクセス情報を詳しくご紹介します。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「絹本墨画淡彩猿鶴図〈牧谿筆〉」。南宋の画僧・牧谿による三幅対の水墨画で、通称「観音猿鶴図」。足利将軍家の東山御物として伝来し、日本水墨画の原点となった至宝。2026年秋には東京国立博物館の特別展で公開予定。由来・見どころ・鑑賞機会をわかりやすく解説します。
京都・大徳寺に伝わる国宝「絹本墨画淡彩観音図〈牧谿筆〉」は、南宋末の画僧・牧谿が13世紀に絹本に墨と淡彩で描いた白衣観音像です。足利義満の鑑蔵印「道有」を帯び、東山御物を経て大徳寺に伝わった名品で、「観音猿鶴図」三幅対の中幅として日本水墨画の規範となりました。制作背景、美術史的価値、見どころ、大徳寺拝観とアクセス情報、Q&Aまで総合的に解説します。
京都・仁和寺が所蔵する国宝「黄帝内経太素」は、隋代の楊上善による注釈書の世界最古の写本です。中国では南宋以降に散逸したこの貴重な医学文献が、なぜ日本に残されたのか。その歴史と価値、拝観情報をご紹介します。
京都・仁和寺が所蔵する国宝『黄帝内経明堂 巻第一』は、唐の楊上善が編んだ中国医学書の貴重な写本である。本国ではほぼ失われた明堂の本文と注を、永仁4年(1296年)と永徳3年(1383年)書写の2巻が今に残す。
京都・東寺が所蔵する国宝。真言宗の開祖・空海が806年に唐から持ち帰った経典461巻や法具などを記した請来目録を、天台宗の開祖・最澄が自らの筆で書き写した一巻。長く延暦寺に伝わり、平安仏教を築いた二人の関係を今に残す古文書である。
京都・東寺が所蔵する国宝「風信帖」は、空海が最澄に宛てた三通の手紙を一巻に継いだ書状。八一〇年ごろの自筆で、王羲之と顔真卿に学んだその書は現存する空海の最高傑作とされ、宝物館の春秋の特別展でのみ公開される。
空海が入定の直前に弟子へ託したと伝わる遺告を記した、平安時代の絹本一巻。真言宗が規範として重んじてきた書で、東寺が所蔵する。明治30年(1897)、古社寺保存法のもとで最初期に国の指定を受けた文化財のひとつである。