明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
千葉県大多喜町の豊乃鶴酒造精米所及び貯蔵庫は明治前期の木造平屋建。桁行14メートル、建築面積114平方メートルで、南を酒米の貯蔵庫、北を精米所とし、主屋とともに敷地の正面を構成する。2011年に登録有形文化財となった。
千葉県市川市鬼越の中村家の屋敷の南西に鎮座する明治24年の稲荷社。江戸切の石積基壇に東面して建つ一間社流造銅板葺の社殿で、ケヤキを主材に蟇股と懸魚を飾る。屋敷に残る9件の登録物件のなかで最も古い。平成26年登録。
千葉県市川市鬼越の千葉街道沿いに建つ明治後期の商家の住宅。寄棟造桟瓦葺の平屋で、街道に向けた北面の軒だけを黒漆喰塗込の蛇腹とし、他の面は出桁造とする。並び建つ煉瓦蔵とともに通りの景観をつくる。平成26年登録。
千葉県市川市鬼越の中村家の屋敷の南東に建つ、味噌醸造に使われた大型倉庫。明治後期の北倉庫に明治中期の南倉庫を曳家して一体化したとみられ、総桁行21メートル。小屋組はキングポストトラスとする。平成26年登録。
千葉県市川市鬼越の中村家の屋敷で、主屋と離れのあいだに建つ明治26年の土蔵。土蔵造2階建の切妻造桟瓦葺で、外壁はもとの漆喰塗と下見板張から鉄板張に改められたが、壁上端の鉢巻は今も残る。屋敷で稲荷社に次いで古い建物。
千葉県市川市鬼越の中村家の屋敷で、主屋の南後方に接続する明治後期の2階建の離れ。外壁は簓子下見板張で、1階・2階とも座敷飾付きの八畳主室を備え、1階に舟底天井の応接間、2階の南東に縁と高欄を廻らせる。平成26年登録。
千葉県市川市鬼越の中村家の屋敷の北面を千葉街道に沿って画す石造の門塀。主屋へ通じる大門と事務所脇の車門は花崗岩の門柱で、房州石を布積にした石塀が総延長29メートル延びる。明治後期に築かれ、平成26年に登録された。
千葉県市川市鬼越の中村家の屋敷で、千葉街道に面した角地に建つ明治後期の煉瓦蔵。焼過煉瓦をイギリス積とし、上部に雷紋風のコーニスとペディメントを表す。屋根は桟瓦葺の切妻で、鬼瓦を漆喰で巻く。平成26年登録。
根本家住宅北倉は我孫子市都部の旧名主家の屋敷入口北側に建つ明治33年の木造2階建の倉。切妻造桟瓦葺で漆喰塗の真壁に下見板張の腰を回し、西の下屋に戸口を取る。2階に独立柱が立つ。令和3年に登録有形文化財。
根本家住宅屋敷社は我孫子市都部の旧名主家の奥庭に建つ、明治後期の一間社流造銅板葺の小社。建築面積0.6㎡ながら玉石積の基壇、2段の長押、5段の木階、巴紋を付けた高い棟と大ぶりの鬼板を備える。令和3年登録。
千葉県習志野市津田沼に残る国登録有形文化財。明治24年(1891年)、海辺で雑穀問屋を営んだ廣瀬家が商品蔵として建てた二階建の土蔵で、棟札から大工棟梁「邑山岩吉」の名も判明する。簓子下見の外壁と、内部の重厚な梁組が見どころ。
千葉県習志野市津田沼に残る廣瀬家住宅倉庫は、明治四十二年建築の雑穀問屋の商品保管倉庫。土壁を持たず柱を密に林立させる角寄蔵風の構法を特徴とし、平成十五年に国の登録有形文化財となった非公開の木造平屋建である。
千葉県長南町、旧長南宿の中心に建つ星野家薬局調剤室。明治期の小さな土蔵造で、現役薬局の店舗・門とともに登録有形文化財に登録された。1895年の絵図にほぼ重なる町並みを、街道から静かに眺めたい一棟である。
千葉県長南町の旧宿場町に建つ星野家薬局店舗は、明治期の黒漆喰塗・土蔵造2階建の商家。正面のサッシ類を除けば明治28年の千葉県博覧図に描かれた姿とほぼ変わらず、いまも現役の薬局として営業を続ける登録有形文化財である。
千葉県野田市の桝田家住宅主屋は、明治4年(1871年)築の旧河岸問屋兼舟宿。江戸川の堤に面して建ち、二階に舟宿の客室三室、屋敷を囲む煉瓦塀には増水時に堰板を落とす水防の仕掛けが残る。江戸川舟運の数少ない遺構として国の登録有形文化財。
千葉県野田市の旧河岸問屋・桝田家住宅の庭に残る不動尊祠。建築面積わずか0.6平方メートルながら、三斗の組物や妻飾を備えた本格的な社殿建築で、明治32年頃の建立とされる。平成25年に登録有形文化財となった。
千葉県野田市、江戸川沿いに建つ旧河岸問屋・桝田家住宅を囲む39メートルの煉瓦塀。端部の縦溝は、川の増水時に堰板を落とし込んで浸水を防ぐ仕掛けだ。上部の歯形装飾や鉄格子の小窓に、明治後期から昭和前期の煉瓦造の意匠が残る。
千葉県野田市、江戸川沿いに建つ桝田家住宅の脇門。明治前期に造られた間口一・五メートルの薬医門で、水防の煉瓦塀とともに残る。江戸川舟運を支えた河岸問屋の屋敷の希少な遺構として、平成25年に国の登録有形文化財となった。
丸屋は、千葉県鎌ケ谷市の木下街道の鎌ケ谷宿に建つ明治30年頃のもと旅籠の建物で、令和2年に登録有形文化財となった。柱や差物が太く重厚で、正面入口の揚戸構えや庇が宿場の面影を伝える。
丸屋離れは、千葉県鎌ケ谷市の旧旅籠丸屋の東に建つ明治30年頃の木造平屋建ての離れで、令和2年に登録有形文化財となった。小規模ながら良質の造作を多用する明治期の新座敷である。