室町
Muromachi室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
下郷町の観音堂は福島県南会津郡下郷町観音前にある嘉慶2年(1388年)ごろの仏堂で、重要文化財。三間四方の寄棟造・茅葺形銅板葺の簡素な堂で、会津地方では例の少ない古い建築。中ノ沢観音堂と呼ばれ、会津三十三観音の第11番札所である。
勝常寺薬師堂は福島県河沼郡湯川村勝常の勝常寺にある室町時代前期の仏堂で、重要文化財。徳一が開いたと伝える寺のもとの講堂で、会津中央薬師堂とも呼ばれる。桁行五間・梁間五間の寄棟造で、茅葺の形を写した銅板葺の屋根をもつ。
常福院薬師堂は福島県大沼郡会津美里町新屋敷にある室町時代中期の仏堂で、重要文化財。田子薬師堂とも呼ばれる桁行三間・梁間三間の入母屋造の禅宗様の小堂で、昭和31年(1956年)の解体修理で屋根を宝形造から入母屋造に戻した。
堂山王子神社本殿は福島県田村市船引町門沢の堂山王子神社にある明応7年(1498年)ごろの本殿で、重要文化財。桁行五間・梁間四間の一重の寄棟造で、屋根は茅葺形の銅板葺とする。大正6年(1917年)に旧法で指定された室町時代後期の社殿。
赤淵神社本殿は兵庫県朝来市和田山町枚田の赤淵神社にある室町時代初期(1381〜1427年ごろ)の本殿で、重要文化財。日下部氏の祖神を祀る延喜式内社の三間社流造で、母屋に組物や蟇股などの当初材をよく残し、兵庫県下の古い流造として価値が高い。
天津神社本殿は兵庫県三木市吉川町前田の天津神社にある延徳4年(1492年)の本殿で、重要文化財。桁行二間・梁間一間の入母屋造・妻入・檜皮葺で、正面に一間の向拝を付ける。銘札と棟札もあわせて指定されている。大正15年に旧法で指定。
斑鳩寺三重塔は兵庫県揖保郡太子町鵤の斑鳩寺にある永禄8年(1565年)の三重塔で、重要文化財。三間三重塔婆・本瓦葺の塔で、昭和3年(1928年)4月4日に指定された。文化庁DBに解説文は掲載されていない。
一乗寺弁天堂は、兵庫県加西市の一乗寺にある室町時代中期の社殿で、大正2年(1913年)に重要文化財となった。一間社隅木入春日造の特異な形式で、脇障子の欄間に梶の花と筆の彫刻がある。昭和18年に屋根を檜皮葺に戻した。
稲荷神社本殿は兵庫県三木市吉川町富岡の稲荷神社にある天文15年(1546年)の本殿で、重要文化財。一間社隅木入春日造の小さな本殿で、覆屋に入っているためきわめて保存がよい。南都東大寺の大工が建て、絵様を描いた蟇股が珍しい。
書写山の西谷にある開山性空上人の廟所。開山堂、護法堂拝殿、護法堂の乙天社と若天社の4棟から成る。昭和30年に護法堂2棟が、平成26年に開山堂と護法堂拝殿が追加で重要文化財に指定され、現在は4棟の指定である。
三之堂の南の高みに建つ方三間の小堂。塔頭普賢院の持仏堂として天文13年に建てられ、大正2年に重要文化財に指定された。蟇股や組物、仏壇に室町後期の手法がよく残り、附として厨子1基が加えられている点も見どころ。
三之堂の西を閉じる長大な仏堂で、読みは「じきどう」。桁行十五間、約40メートルの総二階造で、二階建の仏堂としては国の指定文化財のなかで最大規模とされる。昭和30年に重要文化財に指定。1階は写経道場になっている。
三之堂の南に建つ常行三昧の道場。方五間の堂に長さ十間の楽屋が接続し、その中央から広場へ舞台が張り出す。享徳2年の上棟で、昭和30年に重要文化財に指定された。映画やドラマの撮影地としてもよく知られている。
三之堂から北の坂を上った高みに建つ鐘楼で、桁行三間、梁間二間。袴腰付で腰組を備えた正規の形式をとり、大正2年に重要文化財に指定された。建築年代については室町後期から鎌倉後期まで複数の見解が並んでいる。
書写山円教寺の本堂にあたる二重一階の建物で、三之堂の白砂の広場に北面して建つ。墨書銘から下層は永享12年、上層は寛正3年の建築と分かる。大正2年に重要文化財に指定。内陣の釈迦三尊像は事前申し込みで拝観できる。
兵庫県加古川市の鶴林寺行者堂は応永13年(1406年)建立の重要文化財。前面を一間社隅木入春日造、背面を入母屋造とした神社形式の堂で、当初は寺の鎮守の山王権現をまつった。屋根の見どころと見学の条件を紹介する。
兵庫県加古川市の鶴林寺護摩堂は永禄6年(1563年)建立の重要文化財で、境内の指定建造物でもっとも新しい。柱上の組物を省いた三間四方の入母屋造で、外は和様、内は禅宗様の折衷様。見どころと見学の条件を紹介する。
兵庫県加古川市の鶴林寺鐘楼は応永14年(1407年)建立の重要文化財。袴腰付の入母屋造で、高麗時代の朝鮮鐘を吊る。鐘をつけるのはふだん除夜の鐘のときだけで、2026年には連休中の特別拝観も行われた。見どころを紹介する。
兵庫県加古川市の鶴林寺本堂は応永4年(1397年)の国宝。和様に禅宗様・大仏様の細部を合わせた折衷様の代表作で、二手先の組物や外陣の虹梁に特徴が表れる。60年に1回開帳の秘仏と見学の条件もあわせて紹介する。
兵庫県三木市の歓喜院聖天堂は、応永18年(1411年)建立の三間社流造・檜皮葺の社殿。市内最古の木造建築で、縁束を支える腰組の手法がすぐれ、昭和42年に国の重要文化財に指定された。現在は覆屋に保護されている。