昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
葛利毛織工業株式会社男子寮は愛知県一宮市木曽川町玉ノ井にある昭和27年頃の寮舎。工場の南東に建ち、1階を倉庫と吹き放しの通路、2階を3室の居室とし、住み込みで働いた時代の姿を保つ。2020年に登録された。
葛利毛織工業株式会社離れは愛知県一宮市木曽川町玉ノ井にある昭和7年頃の住宅。事務所の北西に接続し、入母屋造の屋根の下に上下階で計八室の座敷を配す。一階主座敷には床と平書院を備える。2020年に登録された。
愛知県犬山市羽黒の興禅寺の山門。昭和14年(1939年)建築の切妻造本瓦葺の四脚門で、左右にL字型の築地塀を延ばす。化粧材は総欅で、木目の美しい鏡天井や精緻で流麗な装飾細部をもつ。国の登録有形文化財。
犬山城下町の寺内町に建つ真宗大谷派西蓮寺の書院。昭和初期の木造二階建で、本堂と庫裏のあいだに南面して建つ。国土の歴史的景観に寄与する登録有形文化財で内部は非公開、城下町散策の一場面として味わいたい一棟。
愛知県設楽町の山村に昭和2年(1927年)建てられた木造校舎。渡廊下でつながる小さな特別教室棟は、普通教室棟とともに国の登録有形文化財に登録されている。子ども歌舞伎で知られた小学校は、2024年に惜しまれつつ閉校した。
愛知県設楽町の旧田峯小学校普通教室棟は、昭和2年築で桁行約65メートルの片廊下式木造校舎です。耐震改修を経て保存され、設楽町で初の登録有形文化財となった。令和6年に閉校した奥三河の山村の学び舎を訪ねる。
春江院の庫裏は七棟のうち最大の登録有形文化財である。昭和八年の建築で、中廊下式の近代的な平面をとり、階段の手摺子に洋風の意匠を見せる。北東隅の吹抜土間には豪放な梁組が架かり、伝統と近代とが一棟のなかに同居している。
不老閣は昭和十一年の建築で、七棟のうち唯一の銅板葺である。簡素な外観の内に数寄屋の意匠を収める。床を付けた八畳の一の間と四畳半の二の間からなり、磨き丸太の床柱、網代天井、丸垂木の化粧屋根裏が静かな洗練を見せる。
犬山城下町の南に建つ祥雲寺本堂は昭和9年(1934年)の建築。方丈型六間取の平面に広縁を廻らし、柱上には最も古式の舟肘木を用いた復古的な意匠が特徴。弘法堂・鐘楼とともに国登録有形文化財に登録されている。
豊田市若林の浄照寺書院は昭和9年(1934年)建立の小建築。下見板張の素朴な外観の内に吟味された良材と繊細な板欄間を隠し、8畳と6畳の四室を田の字形に組む。「造形の規範」の基準で国登録有形文化財に登録された。
名古屋市昭和区の鈴木家住宅主屋は、昭和前期建築の木造平屋一部2階建で、建築面積は255平方メートル。中廊下形式の平面に洋室棟と玄関棟を組み合わせ、戦前の名古屋に生まれた郊外型住宅地の姿をよく伝えている。
愛知県愛西市の鈴木家住宅門及び外塀は、昭和前期に築かれた工作物である。高さ2.5メートルの花崗岩の門柱2基と、延長77メートルのコンクリート塀からなり、塀の表面には江戸切仕上げ風の目地が切られている。
墨会館は愛知県一宮市小信中島にある昭和32年(1957年)の鉄筋コンクリート造の事務所建築で、登録有形文化財。丹下健三の設計で、事務室棟とホール棟を車寄でつなぎ、ダブルビームの大梁や打放しに初期作品の特徴が表れる。
名古屋市中川区の善行寺手水舎は昭和前期の建立で、面積4.5平方メートル、境内で最も小さい登録建造物です。下に据えられた手水鉢は寛保3年の銘を持ち、境内で最も古い年号を伝えます。平成30年に登録有形文化財となりました。
蘇山荘は名古屋市東区徳川町の徳川園にある昭和12年(1937年)の木造平屋建の建物で、登録有形文化財。木曽材の宣伝のため名古屋汎太平洋平和博覧会の迎賓館和館として建てられ、閉会後に移築された。ヒノキやサワラなど木曽の良材を多く用いる。
滝学園講堂は愛知県江南市東野町米野の滝学園の本館前広場の東に建つ昭和8年(1933年)の講堂で、登録有形文化財。鉄筋コンクリート造で無装飾に近いが、額縁を廻した3連の出入口やペディメント風の妻面が象徴性のある形をつくる。
滝学園図書館は愛知県江南市東野町米野の滝学園講堂の東に接して建つ図書館で、登録有形文化財。1階は昭和8年(1933年)の図書館で閲覧室などの痕跡を残し、昭和40年に増築した2階は縦ルーバーの立面と明るい閲覧室に戦後モダニズムの特色を示す。
滝学園本館は愛知県江南市東野町米野に建つ昭和元年(1926年)の鉄筋コンクリート造2階建の校舎で、登録有形文化財。長大な主屋の両端に翼屋を付け、正面中央のペディメント付きの玄関と大屋根の時計塔が地域の景観のシンボルとなる。
名古屋・覚王山にある爲三郎記念館の母屋「爲春亭」。実業家・古川爲三郎が昭和9年に建てた数寄屋造りで、懸造りで庭にせり出す。2018年に他5棟とともに国の登録有形文化財となった、公開中の近代和風建築です。
名古屋・池下に残る古川爲三郎邸の正門。間口約1.6mの小さな数寄屋の門で、節付丸太の柱に土壁、花狭間の板扉、扇状の磨き丸太垂木を備える。平成30年に登録有形文化財となり、爲三郎記念館の入口として公開されている。