天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋とは

天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋は、静岡県浜松市浜名区の天竜浜名湖鉄道の気賀駅にある昭和13年(1938年)の木造の駅舎で、平成23年(2011年)1月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「てんりゅうはまなこてつどうきがえきほんや」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺一部鉄板葺で、建築面積183平方メートル。昭和45年(1970年)と昭和62年(1987年)に改修されている。登録番号は22-0149である。

赤い洋瓦と穏やかな外観の駅舎

気賀駅本屋は西気賀駅の東約2.9キロメートルにあり、北面して建つ(文化庁)。東西に落棟を設けた寄棟造の瓦葺で、背面に鉄板葺の下屋を付ける。外壁はモルタル塗、基礎はタイル貼である。

天竜浜名湖鉄道によれば、屋根は赤色の洋瓦葺で、正面入口と改札口にもタイルを貼って意匠的な枠としている。待合室の両面には当初の造り付けの木製ベンチと木製の改札口が残り、天井はベニヤ板を市松模様に張る。駅務室には「昭和拾参年四月壱日気賀驛営業開始」の札が掲げられている。

登録有形文化財としての価値

天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋は、登録基準のうち「国土の歴史的景観に寄与しているもの」にあたるとして登録された(文化庁)。文化庁は、緩い勾配の屋根と一体で穏やかな外観をつくるとしている。

見どころ

赤い洋瓦の寄棟屋根と、入口や改札口を縁取るタイル、待合室の市松模様の天井と造り付けのベンチが見どころである(文化庁、天竜浜名湖鉄道)。

見学について

気賀駅は現役の駅で、列車を利用する際に駅舎とホームを見ることができる。気賀駅は無人駅である(天竜浜名湖鉄道)。気賀関所や長楽寺へはレンタサイクルで5〜10分の距離にある(天竜浜名湖鉄道)。乗車券や転車台の見学ツアーの案内は天竜浜名湖鉄道のページにまとめてある。線路や鉄道の敷地には立ち入らないこと。

文化庁の記録の所在地にある浜松市北区は、令和6年(2024年)1月1日の行政区再編で浜名区になった(浜松市)。町名と番地は変わっていない。

Q&A

Q天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋はいつ建てられましたか?
A昭和13年(1938年)で、昭和45年(1970年)と昭和62年(1987年)に改修されています(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋はどこにありますか?
A浜松市浜名区(旧北区)細江町気賀の天竜浜名湖鉄道気賀駅です(文化庁、浜松市)。
Q天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋の見どころは?
A赤い洋瓦の屋根と、タイルの縁取り、市松模様の天井です(天竜浜名湖鉄道)。
Q天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋は見学できますか?
A現役の無人駅で、列車の利用時に見ることができます(天竜浜名湖鉄道)。
Q天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成23年(2011年)1月26日です(文化庁)。

基本情報

名称天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋(てんりゅうはまなこてつどうきがえきほんや)
所在地静岡県浜松市北区細江町気賀字上堀合427-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成23年(2011年)1月26日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積183㎡
所有者天竜浜名湖鉄道株式会社
公開状況駅として使用中(無人駅)

参考文献

天竜浜名湖鉄道気賀駅本屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008465
文化財を巡る(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/spot/bunkazai/
気賀駅(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/about/station/kiga/
行政区の再編について(浜松市)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kikaku/kuseido/index.html

最終更新日: 2026.10.14