天竜浜名湖鉄道富部橋梁とは

天竜浜名湖鉄道富部橋梁は、静岡県掛川市の天竜浜名湖鉄道の桜木駅から東へ約400メートルの地点にある昭和10年(1935年)の鋼製の鉄道橋で、平成23年(2011年)1月26日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「てんりゅうはまなこてつどうとんべきょうりょう」。

文化庁の記録では、鋼製4連桁橋で、橋長21メートル、橋台と橋脚が付く。登録番号は22-0175である。

3本の支流が合わさる地点に架かる短い桁橋

富部橋梁は、家代川の3本の支流が合流する地点に架かる単線の鉄道橋で、全体にわずかな曲線を描く(文化庁)。橋脚と橋台は鉄筋コンクリート造である。

桁は1連の長さが5.1メートルと短く、Iビームを使っている(文化庁)。昭和10年(1935年)は、二俣線の最初の区間として掛川〜遠江森(現在の遠州森)間が開通した年にあたる(天竜浜名湖鉄道)。

登録有形文化財としての価値

天竜浜名湖鉄道富部橋梁は、登録基準のうち「国土の歴史的景観に寄与しているもの」にあたるとして登録された(文化庁)。短いIビームの桁を4つ連ねた、開通当初の小規模な鉄道橋の例である。

見どころ

長さ5.1メートルの短い鋼製桁が4つ連なり、鉄筋コンクリート造の橋脚に載る構成が見どころである(文化庁)。橋全体がわずかに曲がっている点にも目を向けたい。

見学について

富部橋梁は掛川市富部にあり、最寄りは桜木駅(無人駅)である(文化庁、天竜浜名湖鉄道)。橋は列車の運行に使われている。乗車券や転車台の見学ツアーの案内は天竜浜名湖鉄道のページにまとめてある。線路や鉄道の敷地には立ち入らないこと。

Q&A

Q天竜浜名湖鉄道富部橋梁はいつ造られましたか?
A昭和10年(1935年)です(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道富部橋梁はどこにありますか?
A掛川市富部、桜木駅の東約400メートルにあります(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道富部橋梁の見どころは?
A短い鋼製桁4連と、緩やかな曲線です(文化庁)。
Q天竜浜名湖鉄道富部橋梁は見学できますか?
A橋は列車の運行に使われており、近くは桜木駅です(天竜浜名湖鉄道)。
Q天竜浜名湖鉄道富部橋梁が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成23年(2011年)1月26日です(文化庁)。

基本情報

名称天竜浜名湖鉄道富部橋梁(てんりゅうはまなこてつどうとんべきょうりょう)
所在地静岡県掛川市富部字東浦666-3他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成23年(2011年)1月26日登録
員数1基
寸法鋼製4連桁橋、橋長21m、橋台及び橋脚付
所有者天竜浜名湖鉄道株式会社
公開状況列車の運行に使用中(立ち入り不可)

参考文献

天竜浜名湖鉄道富部橋梁(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00008491
文化財を巡る(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/spot/bunkazai/
桜木駅(天竜浜名湖鉄道)
https://www.tenhama.co.jp/about/station/sakuragi/

最終更新日: 2026.10.14