鳥取県の登録有形文化財
鳥取県 · 登録有形文化財
摩尼寺山門は鳥取市の摩尼寺で本堂の正面に建つ一間一戸の薬医門。財産台帳から明治22年(1889年)の再建とされ、波を彫った笈形や三花懸魚、棟の鯱で飾る。左右の袖塀がL字の石段を囲み、2014年に登録有形文化財となった。
摩尼寺鐘楼は鳥取市の摩尼寺で山門の東に建つ明治25年(1892年)の方一間の鐘楼。切石積の基壇に几帳面取りの角柱を内転びに立て、蟇股と三斗組で飾る。山門とともに境内の表構えをつくり、2014年に登録有形文化財となった。
摩尼寺本堂は鳥取市覚寺の摩尼寺に建つ万延元年(1860年)の仏堂。入母屋造に千鳥破風と軒唐破風の向拝を重ね、龍や鳥獣、雲や波の彫刻で内外を飾る。屋根裏の棟札で年代が判明し、2014年に登録有形文化財となった。
丸井家住宅主屋は鳥取県倉吉市越中町に建つ大正5年(1916年)の町家。赤瓦の切妻造2階建で、西と東で棟の位置を違え、内部は土間沿いに各階5室を並べる数寄屋風の住まい。2017年登録、内部は非公開で外観は街路から見られる。
丸井家住宅茶室は倉吉市越中町の丸井家に大正5年(1916年)に建てられた茶室。京都の茶人平井仁兵衛の写しと伝わり、四畳半の茶室と三畳の水屋を備える。外壁を赤く塗る草庵茶室の好例として2017年に登録。非公開。
丸井家住宅土蔵は倉吉市越中町の丸井家の東南隅に大正5年(1916年)に建つ土蔵造2階建の蔵。茶道具や掛け軸を収めた蔵で、正面は漆喰塗、背面は1階を竪板張とする。玉川沿いの景観をつくるとして2017年に登録。非公開。
丸井家住宅離れは倉吉市越中町の丸井家の南端、玉川に接して大正6年(1917年)に建つ2階建の座敷棟。切石積の石垣上に建ち、上下で座敷の向きを逆にする。2階は杉柾目の竿縁天井に床脇と付書院を備える。非公開。
丸井家住宅塀は倉吉市越中町の丸井家北面に大正5年頃築かれた延長13mの塀。街路側は焼杉竪板張の腰に赤い真壁、内庭部分に貫格子の菱形窓と潜戸を設け、内側は土壁刷毛引。2017年登録、街路側は公道から見られる。
丸井家住宅待合及び塀・袖垣は倉吉市越中町の丸井家の茶庭に大正5年頃設けられた。北から袖垣・腰掛待合・雪隠を一つの鋼板葺屋根の下に並べ、小屋は杉皮野地板に皮付丸垂木とする。打吹山を借景とする庭の一部で非公開。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の東側に建つ明治前期の表門。間口3.0mで本柱の前後に控柱を立て、棟に来待石を載せる。所子の集落で唯一の左桟瓦葺とされる門で、平成21年(2009年)に登録有形文化財。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の主屋の北に建つ明治前期の旧厩。桁行7.3m・梁間8.0mの木造平屋で、マヤをコの字型に配し、北寄りの中2階にまぐさを蓄えた。平成21年(2009年)に登録有形文化財。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の屋敷の中央に東面して建つ江戸後期の主屋。桁行19m・梁間12mのつし二階建で、白漆喰の外壁と棟に載る来待石が特色。平成21年(2009年)に登録有形文化財に登録された。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の主屋の西、裏門の脇に建つ文久元年(1861年)の土蔵。桁行5.9m・梁間4.0mの2階建で、置屋根を高く上げ、棟に来待石を置く白漆喰の蔵。平成21年(2009年)に登録。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の主屋の北に建つ明治前期の倉庫。桁行14m・梁間8.8mで、北半を2階建の収納、南半を吹き放ちとし、南の軒を深く葺き降ろす。大山町は江戸時代後期の建物としている。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の南辺に建つ明治22年(1889年)の宝蔵。黒漆喰に竪板の腰を張り、通り沿いの水路や生垣とともに屋敷の南面をつくる。文化庁のデータベース内で規模の記述が分かれている。
鳥取県西伯郡大山町所子にある美甘家住宅の前庭を門庭と座敷庭に仕切る明治前期の中門と土塀。間口1.4mの腕木門に竪舞良戸を立て、延長7.8mの土塀は腰板壁と漆喰仕上げ。平成21年(2009年)に登録有形文化財。
三朝橋は三朝温泉街を貫く三徳川に架かる昭和9年竣工の鉄筋コンクリート七連桁橋。橋長69メートル。円柱と貫、肘木で組む橋脚、擬宝珠高欄、春日燈籠と、木橋の意匠を写す。平成17年に国の登録有形文化財となった。
向山神社拝殿及び覆殿は、鳥取県智頭町の板井原集落にある昭和前期の建築。組物も装飾もない切妻造妻入の拝殿と、吹放しで棟を直交させる覆殿が一棟をなす。国土の歴史的景観への寄与を理由に平成18年に登録された。
向山神社本殿は、鳥取県智頭町の板井原集落に建つ明治6年(1873年)の一間社流造。建築面積わずか3平方メートルの社殿に、三斗と蟇股、虹梁や手挟の絵様装飾、立体的な獅子鼻が刻まれる。平成18年、国の登録有形文化財に登録された。
矢城家住宅主屋は鳥取県倉吉市横田に東面して建つ大正2年の木造二階建。南東の庭に面した六間取の座敷と式台に対し、居室部中央の回り階段とトラス小屋組は近代の構法。平成27年に国の登録有形文化財となった。内部は非公開。