鳥取県の登録有形文化財
鳥取県 · 登録有形文化財
鳥取県日野郡日野町根雨にある昭和時代の銀行店舗1棟である。正面に大オーダーの付柱を並べ、軒にコーニスを廻らし、中央にペディメントを立てている。令和7年(2025年)に登録された1棟の古い銀行店舗である。
鳥取県八頭町見槻中の若桜鉄道隼駅本屋及びプラットホームは、昭和4年建築の木造駅舎と延長97メートルのホーム。昭和5年に一時終着駅となり、北面を真壁、他の3面を下見板張とする。見どころと見学方法を紹介。
木屋旅館は鳥取県三朝町の三朝温泉の中心部の河畔に建つ明治時代の旅館で、登録有形文化財。木造2階一部3階建で地階に浴室を設け、各階に庇、窓に高欄を付ける。温泉街の発展とともに大正・昭和に増築を重ね、複雑で特徴的な外観をつくる。
天日名鳥命神社幣拝殿は鳥取市大畑の丘の上にある大正2年(1913年)の幣拝殿で、登録有形文化財。入母屋造・妻入の桟瓦葺に起り破風の向拝を付け、背面に幣殿を張り出す。原寸図の遺る懸魚は伝統的な意匠を見せる。
天日名鳥命神社本殿は鳥取市大畑の丘の上にある大正2年(1913年)の一間社流造の本殿で、登録有形文化財。延喜式に載る古社が山頂へ遷座した際の建物で、抑えた装飾の中に蟇股などの彫刻が近代的な華やかさを見せる。
飯田家住宅主屋は鳥取市鹿野町にある明治時代後期の木造2階建の住宅で、登録有形文化財。四周に下屋を廻す切妻造で、鹿野の城下から農村部へ移築され、出桁造の下屋や跳上げ大戸に町家の様子を残し、農村景観と一体となっている。
生田家住宅主屋は鳥取県西伯郡南部町東上の山間にある明治35年(1902年)頃の旧家の主屋で、登録有形文化財。入母屋造・桟瓦葺で、土間に豪壮な梁組を見せ、主座敷は天井を高く張り、床まわりの銘木や欄間の組子に繊細なつくりを見せる。
石尾家住宅主屋は鳥取市鹿野町の旧城下にある江戸時代末期の商家の主屋で、登録有形文化財。旧鹿野往来に北面するつし二階建の大型町家で、正面を繊細な格子や出格子、絵様付きの腕木で整える。西側に前庭を囲んで奥の間と新座敷が連なる。
石尾家住宅土蔵は鳥取市鹿野町の石尾家にある明治時代後期の土蔵造2階建の蔵で、登録有形文化財。敷地の西北隅に建ち、漆喰塗りの外壁に、正面の腰を海鼠壁とし、扉口の鳥居形や土戸を丁寧に仕上げ、往来沿いの表構えを重厚に整える。
石尾家住宅門及び塀は鳥取市鹿野町の石尾家にある昭和時代前期の門と塀で、登録有形文化財。主屋と土蔵の間の往来沿いに漆喰塗りの塀を延ばし、東端に弁柄塗りの扉の腕木門を開いて、大店の重厚な屋敷構えをつくる。
岩田家住宅主屋は鳥取市立川町にある江戸末期の大型町家で、登録有形文化財。通りに西面する間口8間の正面に奥行1間半の深い下屋を張り、出格子・虫籠窓・越屋根を重ねる。赤色瓦と深い下屋にこの地方の特色を示す。
岩田家住宅茶室は鳥取市立川町の町家の主屋南東隅につながる明治33年(1900年)の茶室で、登録有形文化財。寄棟造桟瓦葺で、庭に面する北東側を開放的にして吹放しの下屋を廻らし、四畳半に床と茶道口を並べる。
岩田家住宅離れは鳥取市立川町の町家の茶室東側に渡り廊下でつながる大正6年(1917年)の離れで、登録有形文化財。六畳主室を北の庭へ向けて縁と下屋で開き、通りに面した南面は土塗の大壁に竪板張の腰で閉じる。
宇倍神社神門は鳥取市国府町の因幡国一宮で拝殿の前に立つ大正4年(1915年)の切妻造檜皮葺の門。円柱と角柱を貫で固め、中備に菊紋の彫刻を置く。起り屋根が景観をつくり、2024年に登録有形文化財となった。
宇倍神社透塀は鳥取市国府町の因幡国一宮で本殿を囲む大正11年(1922年)の透塀。延長61メートル、石積基壇に柱を立て銅板葺の屋根を架け、柱間に連子窓を入れる。2024年に登録有形文化財、外側から見学できる。
宇倍神社拝殿は鳥取市国府町の因幡国一宮に建つ入母屋造妻入・檜皮葺の拝殿。文化庁は明治17年(1884年)とし、神社は明治31年再建と伝える。内部は拭板敷に格天井。2024年登録有形文化財、昇殿は祈祷時のみ。
宇倍神社本殿は鳥取市国府町の因幡国一宮に明治31年(1898年)に建った切妻造平入・檜皮葺の本殿。舟肘木や豕扠首で装飾を抑え、扉の菊紋で荘厳する。2024年に登録有形文化財となり、透塀越しに外観を見学できる。
鳥取県西伯郡大山町坊領の遠藤家住宅で、屋敷の東辺中央に構える表門。小屋内の棟札から万延元年(1860年)の建築と分かる切妻造・桟瓦葺の門で、4本の柱に潜戸と板壁、控柱を備え、2003年に国の登録有形文化財となった。
鳥取県西伯郡大山町坊領の遠藤家住宅の奥に建つ江戸末期の2階建土蔵。3面は下見板張、正面の東面だけを漆喰塗とし2階窓の左右に海鼠壁をめぐらす。5件で唯一「造形の規範」として2003年に国の登録を受けた。
鳥取県西伯郡大山町坊領にある、大山寺に仕えた「大山侍」遠藤家の主屋。江戸後期の寄棟造・茅葺で建築面積は264㎡、食い違い四間取の平面に格式ある式台玄関を備え、平成15年(2003年)に登録有形文化財となった。