富山県の登録有形文化財
富山県 · 登録有形文化財
富山県砺波市の庄川に築かれた小牧ダムは、昭和5年(1930年)完成時に東洋一の高さを誇った重力式コンクリートダムです。物部長穂博士の耐震設計理論を初めて実用化し、河川用ダムとして日本初の国登録有形文化財に指定されました。17門のラジアルゲートが並ぶ壮観な姿と庄川峡の絶景が訪れる人々を魅了しています。
富山市中心部の松川に架かる桜橋は、昭和10年(1935年)竣工の国登録有形文化財です。鋼アーチ橋として全国初の文化財登録を受けた貴重な近代土木遺産で、路面電車が走り、日本さくら名所百選の桜並木と遊覧船が織りなす四季折々の風景が魅力です。
富山市の国登録有形文化財・笹津橋は、昭和16年に完成したメラン式鉄骨鉄筋コンクリートアーチ橋。戦前の橋として全国屈指のスパンを誇り、神通峡の自然美と調和する躍動感あるデザインが魅力です。
富山県砺波市に佇む三郎丸蒸留所は、1952年創業の北陸最古のウイスキー蒸留施設です。2025年に国登録有形文化財に答申された蒸留所建屋では、高岡銅器の鋳造技術を活用した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」による唯一無二のウイスキーづくりが行われています。キングポスト・トラス構造の美しい建築と革新的なクラフトウイスキーの魅力をご紹介します。
富山県高岡市二塚に建つ澤田家住宅主屋は、大正時代に建てられた洋風外観の木造2階建て住宅です。ドーム屋根をもつ2階建て塔屋、洋風の玄関ポーチ、装飾的な破風が特徴で、内部は接客部が洋間、座敷は和風という和洋折衷の構成。井波町から1951年に移築され、1997年に国の登録有形文化財に登録されました。
富山県上市町にある釈泉寺円筒分水槽は、1954年に建設された国登録有形文化財。0.51対0.49の高精度分水で長年の水争いを解消した、農業水利の近代化を物語る貴重な遺産です。
富山県砺波市に位置する庄川合口堰堤は、昭和14年竣工の鉄筋コンクリート造堰堤です。10門のラジアルゲートを持ち、庄川扇状地約12,000haの農地を潤す灌漑・発電用の国登録有形文化財。庄川峡の四季折々の自然美とともにご紹介します。
富山県南砺市城端の善徳寺門前町に佇むじょうはな庵(旧中谷家住宅)主屋は、明治38年頃に建てられた国登録有形文化財の町家建築です。登りせがいの軒や袖壁など、城端の伝統的な町家の特徴を今に伝えます。
富山県射水市にある竹内源造記念館は、昭和9年築の洋風役場建築を活用した登録有形文化財です。日本最大級の鏝絵「双龍」や名匠・竹内源造の作品群を無料で鑑賞できる、鏝絵文化の発信拠点をご紹介します。
富山県滑川市に残る田中小学校旧本館は、昭和11年(1936年)に建てられた木造二階建ての校舎で、国登録有形文化財に登録されています。天井や手摺にアールデコやルネサンス風の意匠が施された昭和前期学校建築の好例であり、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の小学校のモデルとしても知られています。