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全国の登録記念物

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135 登録記念物 47都道府県
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白水の滝
登録記念物
白水の滝

大分県竹田市と熊本県高森町の県境に位置する白水の滝は、阿蘇火砕流堆積物の溶結凝灰岩から湧き出す無数の白い水流が織りなす名瀑です。2007年に国の登録記念物(名勝地関係)に登録。江戸時代から岡藩主や文人墨客に愛された歴史と、「百水」から「白水」へと変化した詩的な名前の由来を持つ、九州の隠れた絶景スポットです。

鶴舞公園
愛知県 登録記念物
鶴舞公園

明治42年開園の鶴舞公園は、ローマ様式の噴水塔やルネサンス風の奏楽堂、回遊式日本庭園が調和する名古屋市初の総合公園です。国の登録記念物・日本さくら名所100選にも選ばれた歴史と四季の魅力をご紹介します。

岡倉天心旧宅・庭園及び大五浦・小五浦
茨城県 明治 登録記念物
岡倉天心旧宅・庭園及び大五浦・小五浦

茨城県北茨城市の五浦海岸に残る、近代日本美術の思想的指導者・岡倉天心の旧宅・庭園と、大五浦・小五浦の景観。天心自らが設計した邸宅と朱塗りの六角堂、苔と松の小径、ボストンから持ち帰った種で育てた芝生、そして太平洋の岩礁を借景とする庭園が一体となった、明治期の造園文化を象徴する国登録記念物です。

岡山氏庭園(養浩園)
茨城県 明治時代 登録記念物
岡山氏庭園(養浩園)

茨城県常陸大宮市の高部宿に残る明治期の池泉回遊式庭園「養浩園」。酒造家・岡山仙太郎が水戸偕楽園の好文亭を模して造営し、3階建て楼閣「喜雨亭」とともに国登録記念物・登録有形文化財として登録された、地方の文人趣味を伝える希有な文化遺産です。

津嘉山酒造所庭園
沖縄県 登録記念物
津嘉山酒造所庭園

沖縄県名護市にある津嘉山酒造所庭園は、昭和初期に造営された池泉鑑賞式庭園。沖縄本島の形を模した園池と、北部産出の古生代石灰岩を景石に用いた点が特徴で、2021年に国の登録記念物(名勝地関係)に選定されました。重要文化財の酒造所と一体に楽しめる、琉球と和の意匠が融合した稀少な庭園です。

ハナンダー(自然橋)
沖縄県 登録記念物
ハナンダー(自然橋)

沖縄県八重瀬町に佇む「ハナンダー」は、琉球石灰岩が長い年月をかけて形成した全長約30mの自然橋。2021年に国の登録記念物となり、今も住民の生活道として使われています。

旧南部氏別邸庭園
岩手県 明治 登録記念物
旧南部氏別邸庭園

岩手県盛岡市の「旧南部氏別邸庭園」は、江戸初期の御薬園跡地に明治末期に整えられた池泉回遊式庭園。三つの中島、燈籠、紅葉が織りなす東北の造園文化を伝える名園を訪ねます。

南昌荘庭園
岩手県 明治 登録記念物
南昌荘庭園

岩手県盛岡市清水町に佇む南昌荘庭園は、明治十八年(一八八五)に実業家・瀬川安五郎の邸宅として築かれた池泉回遊式庭園です。北上川左岸の河岸段丘の自然地形を巧みに取り入れ、主屋の中二階「南昌の間」から座して眺める着座観賞と、池の周囲を巡る周遊観賞、二つの楽しみ方を併せ持つ希有な名園として、平成二十七年に国登録記念物に登録されました。所有者を幾度も変えながら今日まで姿をとどめ、紅葉の「ゆかもみじ」など四季折々の表情で訪れる人を魅了し続けています。

盛合氏庭園
岩手県 登録記念物
盛合氏庭園

岩手県宮古市津軽石にある盛合氏庭園は、三陸地方随一の豪商・盛合家の邸宅に作庭された江戸時代中期の池泉鑑賞式庭園です。寛政9年(1797)に盛岡藩主・南部利敬の宿所として完成し、享和元年(1801)には伊能忠敬も滞在しました。2012年に国の登録記念物(名勝地関係)に登録された、知られざる東北の名園です。

賀来飛霞標本
宮崎県 登録記念物
賀来飛霞標本

宮崎県総合博物館が所蔵する「賀来飛霞標本」は、幕末の三大本草学者の一人・賀来飛霞(1816-1894)が日本各地を踏査して採集・写生した植物・地質鉱物・動物の標本760点。標本保存の概念が確立する以前の貴重な実物資料として、平成22年に国の登録記念物に登録されました。江戸期本草学と近代植物学をつなぐ一次資料です。

松田屋ホテル庭園
山口県 大正初期 登録記念物
松田屋ホテル庭園

山口市湯田温泉の老舗旅館「松田屋ホテル」の奥に広がる、国の登録記念物(名勝地)に指定された名庭園。大正7年(1918年)頃、近代京都を代表する庭師・七代目小川治兵衛(植治)が山縣有朋の依頼で作庭したと伝えられ、京都以西では稀少な植治作の庭園として高く評価されています。三段の滝、蛇行する流れ、池泉、石燈籠が配された流水回遊式の構成で、西郷隆盛・木戸孝允・伊藤博文ら維新の志士が集った歴史の舞台でもあります。

近江八景(三井晩鐘)
滋賀県 登録記念物
近江八景(三井晩鐘)

「近江八景(三井晩鐘)」は、近衛信尹が選じた琵琶湖岸八景のひとつで、三井寺(園城寺)の夕暮れに響く梵鐘の音を主題とする名所です。平成21年に登録記念物(名勝地関係)として登録され、慶長7年鋳造の梵鐘は日本三名鐘・日本の音風景100選にも数えられています。歌川広重の浮世絵にも描かれた、文化財としての景観と音の魅力をご紹介します。

松樹館庭園
滋賀県 明治時代 登録記念物
松樹館庭園

滋賀県東近江市五個荘の重要伝統的建造物群保存地区に佇む国登録記念物・松樹館庭園。幕末から明治前期に活躍した近江の作庭家・勝元鈍穴(勝元宗益)が手がけた回遊式枯山水庭園で、ハート型の猪目書院窓や築200年の近江商人邸宅とともに、2023年から春秋限定で一般公開されています。

帯笑園
静岡県 江戸 登録記念物
帯笑園

静岡県沼津市原にある国登録記念物・帯笑園は、江戸時代から400年以上続く植物コレクションの庭園。シーボルトが「日本で最も美しい」と讃え、将軍や大名、皇室にも愛された東海道随一の名園の魅力をご紹介します。

旧山寺常山氏庭園
長野県 近世 登録記念物
旧山寺常山氏庭園

長野市松代町、象山の麓に残る旧山寺常山氏庭園。江戸末期の長屋門と大正期の書院、神田川から水を引いた泉水と泉水路が往時の姿をとどめる。松代の水路網の最上流をなす中級武家屋敷として、平成20年に国登録記念物(名勝地)に登録された。

野中氏庭園
長野県 近世 登録記念物
野中氏庭園

長野市松代町に残る国登録記念物。江戸時代の武家庭園で、隣接する象山神社の池からセギを伝って流れ込む水が三日月形の池や洗い場の小池を巡る。装飾と生活が一つの水脈に結ばれた近世武家屋敷庭園の貴重な遺構である。

石谷氏庭園
鳥取県 登録記念物
石谷氏庭園

石谷氏庭園は、鳥取県智頭町の智頭宿に建つ国指定重要文化財「石谷家住宅」の邸内に展開する近代屈指の名園です。江戸期に作庭されたとされる池泉庭園に、大正8年(1919年)以降に整えられた枯山水庭園・芝生庭園、そして露地や坪庭が加わり、近代の豪商邸宅における庭園意匠の特徴を完全な形で今に伝えます。平成20年に国の登録記念物(名勝地関係)、平成22年に鳥取県指定名勝(県第1号)に指定された希有な存在で、借景となる牛臥山と一体となった池泉の景観は山陰を代表する名景です。

小川氏庭園
鳥取県 登録記念物
小川氏庭園

鳥取県倉吉市にある小川氏庭園「環翠園」は、近代倉吉の発展を支えた小川貞一が大正末期から昭和初期にかけて造営した池泉回遊式庭園です。神戸の名匠・巽武之助による作庭で、松江の重要文化財・菅田庵を写した茶亭「南山荘」を中心に据えた構成は、山陰随一の規模を誇ります。平成22年に国の登録記念物に登録され、令和3年から一般公開が始まった近代和風庭園の名作をご紹介します。

藤川谷
徳島県 登録記念物
藤川谷

徳島県三好市山城町の藤川谷は、約2キロメートルにわたる渓流の景勝地として、令和6年(2024年)2月21日に国の登録記念物(名勝地関係)に登録されました。県内初の名勝地関係の国登録記念物で、ヒョウタン淵やくわん淵などの深淵が連なる自然美と、子泣き爺をはじめとする豊かな妖怪伝承が一体となった、唯一無二の文化的景観です。

巖華園
栃木県 登録記念物
巖華園

栃木県足利市月谷町に佇む巖華園は、江戸時代後期の南画家・谷文晁が作庭し、その弟子・渡辺崋山が命名したと伝えられる文人庭園です。山麓の岩盤を活かした独特の仮山(築山)と滝石組を擁し、栃木県内で初めて国登録記念物(名勝地関係)に登録されました。主屋など七棟は国登録有形文化財。今も文化財旅館として、文人墨客が愛した空気を伝えています。