全国の登録有形文化財
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福島県伊達郡桑折町の旧奥州街道に西面する土蔵造二階建の店蔵。明治41年に蚕物商が建て、一階のミセに摺上戸を残し、二階の一室を繭の保管場とした。外壁を軒まで塗込めた重厚な構えで、令和6年3月に登録有形文化財となった。
福島県天栄村の岩瀬湯本温泉、その中央通りの最奥に建つ建築面積405平方メートルの茅葺旅館。傾斜地のため各階の床高に段差があり、一階の茶の間は屋根裏まで吹き抜ける。明治四年頃の建築で、平成29年に登録有形文化財となった。
福島県南会津町の興國山徳昌寺庫裡は、文政3年に建てられた寺の住まいである。平面は民家と同じ6間取形式だが、入口のある北の妻面を大きく見せ、高い庇を廻して寺らしい顔をつくる。2001年の登録。登録番号も記録されている。
福島県南会津町の興國山徳昌寺金毘羅堂は、安永5年に建てられた建築面積10平方メートルの小堂である。出桁造として深い軒をつくり、組物は三斗とする。2001年に登録有形文化財となった境内最古の建物。登録番号も記録されている。
福島県南会津町の興國山徳昌寺本堂は、天保15年に建てられた曹洞宗寺院の本堂である。大工は越後蒲原郡の源蔵と記録され、たちの高い比例と長い側廻りの柱に江戸末期の造形が残る。2001年の登録。登録番号も記録されている。
福島県喜多方市の笹正宗酒造に祀られた屋敷神の社。明治十九年造営の一間社流造・銅板葺で、小規模ながら丁寧な社殿建築として二〇二一年に登録有形文化財となった。二〇二六年の火災を免れた二件の一つである。
福島県喜多方市の笹正宗酒造にあった仕込蔵。大正六年頃の土蔵造平屋建で、広い梁間に仕込みタンクを並べて醪をつくる工程を担った。二〇二一年に登録有形文化財となったが、二〇二六年六月の火災で焼失した。
福島県喜多方市の笹正宗酒造の表構え。昭和二年頃の薬医門と総延長約三十五メートルの塀が一体で通りに面した景観をつくり、二〇二一年に登録有形文化財となった。二〇二六年の火災を免れた二件の一つである。
福島県喜多方市の笹正宗酒造にあった貯蔵庫。大正十四年建築の土蔵造二階建で、桁行十八間に及ぶ長大な蔵に貯蔵タンクが並んだ。二〇二一年に登録有形文化財となったが、二〇二六年六月の火災で焼失した。
福島県喜多方市の笹正宗酒造にあった店舗兼主屋。明治前期建築・大正十年改修の木造二階建で、土間・ミセと二階座敷を備えた造り酒屋の中心であった。二〇二一年に登録され、二〇二六年六月の火災で焼失した。
福島県喜多方市の笹正宗酒造にあった槽蔵。大正六年建築の土蔵造平屋建で、醪を搾って酒と酒粕に分ける上槽を担い、換気のため各面に窓を設けた。二〇二一年に登録され、二〇二六年六月の火災で焼失した。
福島県喜多方市の笹正宗酒造にあった文庫蔵。大正六年建築・同十年改修の小ぶりな土蔵で、妻面に屋号を掲げた片開きの塗戸が町並みに映えた。二〇二一年に登録され、二〇二六年六月の火災で焼失した。
福島県喜多方市の笹正宗酒造にあった酛蔵。大正十四年頃建築・平成二十三年改修の土蔵造二階建で、酒母を育て、仕込蔵や貯蔵庫と動線で結ばれていた。二〇二一年に登録され、二〇二六年六月の火災で焼失した。
福島市泉に建つ明治6年(1873年)の大型茅葺民家。東面を兜造、西面を入母屋造とし、棟の中央に越屋根を載せる。外壁は真壁で柱と貫を現し、建築面積は267平方メートル。平成25年に国の登録有形文化財となった。
福島市泉の佐藤家住宅で、当主の隠居用に昭和7年(1932年)増築された木造平屋建の棟。トコと平書院を備えた八畳の主室に六畳の次の間が続き、南面の廊下が主屋と文庫蔵を結ぶ。建築面積は55平方メートルである。
福島市泉に建つ明治8年(1875年)の土蔵造二階建の蔵。桁行6.6メートル、梁間4.8メートルで、置屋根式の桟瓦葺とし、漆喰塗の外壁は腰を洗出し仕上げとする。家の文書を火から守った屋敷西端の蔵である。
塩の川第一堰堤は、福島市土湯温泉町の荒川左支川・塩の川に昭和29年(1954年)に築かれた砂防堰堤。堤長47m、堤高15m、上下流の両面を間知石の谷積とし、内部に粗石コンクリートを詰める。2008年に登録された。
塩の川第四堰堤は、福島市土湯温泉町の荒川左支川・塩の川の合流点近くに昭和31年(1956年)に築かれた砂防堰堤。堤高16mは荒川砂防堰堤群で最高、計画貯砂量に応じ天端を3.0mと厚く造る。2008年登録。
地蔵原堰堤は、福島市の荒川が扇状地へ出る扇頂部に大正14年(1925年)に完成した砂防堰堤。堤長74m、両脇に土堤、下流に副堰堤を備え、阿武隈川改修の最初の基幹堰堤とされる。2008年登録、外観を見学できる。
福島県本宮市の蛇の鼻御殿蔵座敷は、明治末に建てられた蔵座敷である。建築面積43平方メートルの内部に、本館と同じ障壁画や銘木が用いられる。1996年に登録有形文化財となり、庭園の入園料で拝観できる。境内から外観を見られる。