全国の登録有形文化財
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岡山県庁西庁舎は昭和46年竣工、前川國男設計の五階建て庁舎で、令和6年12月に登録有形文化財となった。打放しコンクリートの格子状立面と、地上階をピロティとする構成が本館と対をなす。平成16年には免震工法で耐震化された。
岡山県庁本庁舎本館は昭和32年竣工、前川國男設計の九階建て庁舎で、令和6年12月に登録有形文化財となった。岡山城二の丸跡に建ち、ピロティ上の回廊と黒いカーテンウォール、橙色のホロー・ブリックが見どころ。
岡山市の岡山朝日高校の校地に残る大正八年築の木造柔道場。床組にバネを装置して弾力をもたせた珍しい造りで、全国大会を八連覇した旧制六高の柔道部を支えた。空襲を免れ創立期の姿を今にとどめる登録有形文化財である。
岡山朝日高校の西辺に立つ石造正門と、校地を囲う総延長一〇三二メートルの石積。明治三十三年の旧制六高創立の年に築かれ、登録四件で最も古い。割石の谷積と布積を併用し、公道から眺められる登録有形文化財である。
岡山朝日高校の北辺に東書庫と並び立つ、昭和五年築の鉄筋コンクリート造書庫。コーニスや連続窓を年長の煉瓦造書庫にそろえ、二棟が一続きに見えるよう設計された。空襲を免れ旧制六高の記憶を今に残す登録有形文化財である。
岡山朝日高校の北辺に残る明治三十五年築の煉瓦造書庫。正門に次ぐ古さで、各階に三筋のコーニスをめぐらせ、窓に鉄格子をはめた堅牢な防火書庫である。空襲を免れ旧制六高の創立期を今にとどめる登録有形文化財である。
岡山県立倉敷天城高等学校武道場は岡山県倉敷市藤戸町の校地中央に建つ昭和2年築の木造平屋建である。桁行15間の入母屋造桟瓦葺で、内部を南北に分けて柔道場と剣道場とする。平成19年に登録有形文化財となった。
岡山県立高松農業高等学校資料館は岡山市北区高松原古才の校地に建つ明治42年築の煉瓦造平屋建である。旧岡山県立農学校の堆肥舎で、フランス積の壁にトラス小屋の茅葺屋根を載せる。平成19年に登録有形文化財となった。
岡山市北区鹿田町、岡山大学鹿田キャンパスに建つ大正11年の煉瓦造門柱。花崗岩の基礎に赤煉瓦の小口積を重ね、柱頭部にセセッション風の意匠を施す。医科大学昇格の年に建ち、平成19年に国の登録有形文化財に登録された。
岡山市北区鹿田町、岡山大学鹿田キャンパスの正門脇に建つ大正11年建築の木造平屋。建築面積は22平方メートル、寄棟造の屋根は変形六角平面をとり、鱗形の天然スレートで葺く。平成19年に国の登録有形文化財に登録された。
岡山市北区津島中、岡山大学津島キャンパスの正門脇に建つ明治44年の木造平屋。陸軍第十七師団司令部の衛兵所として建てられ、現在は無料公開の情報展示室となっている。平成19年に国の登録有形文化財に登録された。
翁橋は岡山県津山市西今町の旧出雲街道沿いに架かる大正15年(1926年)の鉄筋コンクリート造T型桁橋で、登録有形文化財。橋長9.9メートルの小さな橋で、四隅の大型の親柱にアールデコ風の意匠を施し、街路景観をつくる。
岡山県瀬戸内市の長島にあるハンセン病療養所、邑久光明園の中央に建つ恩賜会館。昭和十六年の木造建築で、中央車寄せの上部に三連アーチ窓を掲げ、妻を二重に見せる特徴的な意匠が評価され登録有形文化財となった。
邑久光明園の敷地東部に北面して建つ旧裳掛小・中学校第三分校。園内では光明学園と呼ばれ、島で暮らす子どもたちが学んだ。昭和十四年の木造平屋建で、療養所に附属する学校建築が残る貴重な例として登録された。
邑久光明園の西部官舎区の下、対岸の本土を望んで建つ瀬溝桟橋。昭和二十四年の花崗岩を谷積とした石造の波止場で、邑久長島大橋の架橋以前に島と本土を結んだ職員用の船着場として登録有形文化財に加えられた。
邑久光明園の南部、波止場の西斜面を下る物資運搬斜路。昭和十三年のコンクリート造で、延長四十五メートル、高低差二十三メートルの鋼索式トロッコ軌道。船で島に届いた物資を高台の施設へ引き上げた設備として登録された。
邑久光明園の北部高台に南面して建つ奉安殿。昭和十八年の鉄筋コンクリート造で、建築面積約二平方メートルの小建築。御真影と教育勅語を奉安する建物が療養所に残る類例の少ない例として登録有形文化財となった。
奥津荘本館は岡山県苫田郡鏡野町の奥津温泉の中心部にある昭和10年(1935年)頃の木造総二階建の旅館で、登録有形文化財。唐破風の玄関に大屋根の妻面を重ね、1階の格子と深い軒で温泉街の歴史的景観の核をなす。
奥津発電所一号蓋渠は、岡山県鏡野町上齋原の吉井川上流に築かれた登録有形文化財。鉄筋コンクリートの水路を練積・谷積の石壁で補強した延長約122メートルの覆蓋水路で、昭和7年(1932年)に中国合同電気が建設した。
奥津発電所一号水路橋は、岡山県鏡野町上齋原の吉井川支流・木路谷川に架かる登録有形文化財。昭和7年(1932年)建設の橋長約18メートルの鉄筋コンクリート造門形ラーメン橋で、末広がりの橋脚が水路樋を支える。