千葉県・江戸
Edo千葉県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
千葉県柏市の染谷家住宅文庫蔵は慶応3年(1867年)建立の土蔵造二階建で、主屋に次いで古い。鉢巻二段の外壁と観音扉が重厚で、ここに伝わった古文書が屋敷各棟の年代を裏づける根拠となっている。
千葉市中央区の大巌寺書院は江戸末期の書院建築で、平成23年に国の登録有形文化財となった。桁行11間半梁間7間、東半部に2列各3室を並べ西寄りに3室を配す間取りが、関東十八檀林の教学の場の姿を伝えている。
千葉市中央区の大巌寺本堂は江戸中期の浄土宗仏堂で、平成23年に国の登録有形文化財となった。桁行5間梁間4間の主体部に下屋をまわし、正面の唐破風向拝には鵜の透かし彫りが残る。関東十八檀林の数少ない建築遺構である。
根本家住宅主屋は我孫子市都部にある江戸末期の旧名主家の住まい。北に広い土間、南に三間続きの座敷と式台玄関を備える。明治34年の成田線開通時に茅葺から瓦葺へ改めたと伝わる。令和3年に国の登録有形文化財となった。
根本家住宅南倉は我孫子市都部の旧名主家の屋敷入口南側に建つ、慶応3年(1867年)建築の木造2階建の倉。漆喰塗の真壁に下見板張の腰を回し、西の下屋に戸口と小室を設ける。令和3年に登録有形文化財となった。
千葉県習志野市の廣瀬家住宅主屋は、江戸末期の住居を明治末期に移築した木造平屋。12畳半の広間や式台跡など房総民家の特徴を残し、宮大工・廣瀬弥兵衛が建てたと伝わる旧雑穀問屋の家。蔵など4棟が2003年に国の登録有形文化財となりました。
千葉県長南町、創業300年余の星野薬局に建つ星野家薬局門。慶応2年(1866)築の木造棟門で、両脇の袖塀が門前に台形の呼び込み部をつくる。店舗・調剤室とともに旧長南宿の街道景観を今に伝える登録有形文化財。
千葉県富津市佐貫の宮醤油店に残る江戸時代末期の店蔵。店舗の西に接して県道に面し、庇付きの両開きの塗戸を構える土蔵造2階建で、登録9棟のうち最も古い。明治25年に建った東側の脇蔵と見比べると違いがよくわかる。
千葉県野田市の醤油醸造家・茂木七郎右衛門家の屋敷に建つ江戸後期の土蔵造2階建。高梨周造家から明治25年に移築されたと伝わり、腰を黒、上部を白の漆喰で軒まで塗り込める。平成30年に登録、個人住宅のため非公開。
千葉県野田市の醤油醸造家・茂木七郎右衛門家の屋敷でもっとも古い蔵の一つ。江戸後期の土蔵造2階建で、桁行9.1m・梁間4.9m。壁の中に砂利を詰めて防火と防犯を図った。平成30年に登録、個人住宅のため非公開。
千葉県野田市、醤油醸造家・茂木七郎右衛門家の屋敷の西南端に建つ江戸時代後期の土蔵。文政4年(1821年)の野田大火の際と思われる焼損跡が残り、地域の歴史を伝える。平成30年に登録。住まいのため非公開。
千葉県野田市の醤油醸造家・茂木七左衞門家の屋敷の西北隅に祀る屋敷神の社殿。文化5年建築の土蔵造で、正面に宝珠や神狐の鏝絵を飾り、内部に三間社流造の厨子を安置する。登録13件のうち水屋と並んで最も古い。非公開。
千葉県野田市の醤油醸造家・茂木七左衞門家の屋敷神・稲荷神社に付く文化5年の水屋。一間四方の切妻造銅板葺で、木鼻に唐獅子、中備と懸魚に神狐を彫り、西面に狐の嫁入りの彫刻を配する。社殿と同年で13件のうち最も古い。非公開。
ヤマニ綱島商店店舗は木更津市中央に建つ江戸末期の店舗で、大正後期に改修された国登録有形文化財。大壁造の店蔵と中店蔵を前後に並べ、棟の高さの違う二つの蔵が段違いに重なる独特の外観を、店の前の通りから見ることができる。
国宝・伊能忠敬関係資料は、足かけ17年・10次の全国測量で日本初の実測図を生んだ伊能忠敬の資料群2,345点。伊能図123点や下図、自筆写本、測量器具を含み、香取市佐原の伊能忠敬記念館で順次公開されている。
千葉県旭市の大原幽学記念館が収める、江戸後期の農村指導者・大原幽学の著述稿本・仕法文書・日記・書状・遺品の計407点。性学と先祖株組合の実態を伝え、平成3年に重要文化財に指定された。旭市の記念館で公開している。
千葉県市川市の法華経寺が所有する中国・元時代の十六羅漢図。八曲屏風一双の16面のうち4面は後補で、四明の画人・趙の筆とされる。明治37年に旧国宝となり、現在は重要文化財。東京国立博物館が保管している。
浮世絵の祖・岩佐又兵衛の重要文化財「弄玉仙図」。秦の仙女・弄玉が簫を奏でると鳳凰が舞い降りる伝説を、淡墨と薄い金泥で夢のように描く。旧金谷屏風の一図で、福井時代の基準作。千葉・摘水軒コレクションが所蔵する。
大久保利通関係資料は、国立歴史民俗博物館が保管する3,053点の歴史資料で、平成16年に重要文化財となった。維新の元勲宛ての書状や日記、暗殺の日に所持していた血痕の残る書簡、歯ブラシなどの日用品を含む。
千葉・国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。倭人記事で知られる『漢書』地理志を含む南宋慶元年間の刊本で、全61冊が完存する。直江兼続を経て米沢藩校興譲館に伝わった「上杉本」で、五山僧の書き入れも残る貴重な一具である。