千葉県・江戸
Edo千葉県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
下総国一宮・香取神宮の大禰宜職を世襲した香取家に残る三百八十一通の古文書。平安後期から江戸期に及び、藤原摂関家政所の発給文書十四通や応永の検田取帳など、中世の神領支配を明らかにする史料を含み、昭和六十年に重要文化財へ指定された。
千葉市美術館が所蔵する国指定重要文化財「紙本淡彩風雨渡江図」は、江戸時代後期の文人画家・田能村竹田が文政12年(1829)大坂にて53歳で描いた円熟期の名品です。風雨の中を渡る小舟と静寂の家屋を対比した詩情豊かな構図、自筆の題語を伴う確実な基準作として、文人画ファンならずとも一度は対面したい一幅です。
千葉県白井市の下手賀沼のほとりに佇む滝田家住宅は、17世紀中頃から後半に建てられた寄棟造・茅葺屋根の古民家です。江戸時代から名主を務めた旧家が300年以上にわたり住み続ける、千葉県内唯一の現住国指定重要文化財として、東関東の農家建築の歴史を今に伝えています。
千葉県市川市の法華経寺に立つ五重塔は、元和8年(1622年)に本阿弥家10代光室が両親の供養のために建立した。総高約31.6メートル、落ち着いた和様の朱塗りの塔で、江戸時代以前の様式を残す千葉県唯一の五重塔として知られる。
銚子市の旧西廣家住宅倉庫北倉は、慶応年間の建築と伝わる漁網倉庫。切妻造の2階建部分の三方に下屋が深く延び、開口部は正面扉口と2階南妻窓のみという閉じた構成をとる。建築面積95平方メートル、平成30年登録の有形文化財。
銚子市の旧西廣家住宅倉庫南倉は、北倉と同一の構成をとりながら建築面積59平方メートルとやや小さい。2階妻面に開口部を設けず1階南面に窓を置く点が異なる。慶応年間の建築と伝わり、平成30年に登録された。
千葉県柏市の染谷家住宅主屋は弘化4年(1847年)に再建された大型民家。曲屋状に張り出す土間、南端の式台、表中央の18畳を核とする間取りが県西部屈指の規模で残り、名主の暮らしを伝える。
千葉県柏市の染谷家住宅長屋門は敷地南辺に南面して建つ表門で、中央の門口を東西の部屋が挟む長屋門形式をとる。屋敷内で最も古い建物と伝わり、上層農家の格式ある表構えを今によく示している。
千葉県柏市の染谷家住宅文庫蔵は慶応3年(1867年)建立の土蔵造二階建で、主屋に次いで古い。鉢巻二段の外壁と観音扉が重厚で、ここに伝わった古文書が屋敷各棟の年代を裏づける根拠となっている。
千葉県習志野市の廣瀬家住宅主屋は、江戸末期の住居を明治末期に移築した木造平屋。12畳半の広間や式台跡など房総民家の特徴を残し、宮大工・廣瀬弥兵衛が建てたと伝わる旧雑穀問屋の家。蔵など4棟が2003年に国の登録有形文化財となりました。
千葉県長南町、創業300年余の星野薬局に建つ星野家薬局門。慶応2年(1866)築の木造棟門で、両脇の袖塀が門前に台形の呼び込み部をつくる。店舗・調剤室とともに旧長南宿の街道景観を今に伝える登録有形文化財。
千葉県野田市に佇む茂木七郎右衛門家住宅向蔵は、キッコーマン創業に貢献した醤油醸造家の屋敷に残る江戸時代の登録有形文化財。その歴史と見どころ、周辺観光情報をご紹介します。
千葉県木更津市の旧「さかんだな」通りに佇むヤマニ綱島商店店舗は、慶応2年(1866年)創業の乾物屋。棟高の異なる二つの蔵が前後に並ぶ独特の外観を持つ江戸末期の商家建築で、国登録有形文化財に登録されています。港町・木更津の繁栄の歴史を今に伝える貴重な建造物の魅力をご紹介します。
国宝・伊能忠敬関係資料は、足かけ17年・10次の全国測量で日本初の実測図を生んだ伊能忠敬の資料群2,345点。伊能図123点や下図、自筆写本、測量器具を含み、香取市佐原の伊能忠敬記念館で順次公開されている。
浮世絵の祖・岩佐又兵衛の重要文化財「弄玉仙図」。秦の仙女・弄玉が簫を奏でると鳳凰が舞い降りる伝説を、淡墨と薄い金泥で夢のように描く。旧金谷屏風の一図で、福井時代の基準作。千葉・摘水軒コレクションが所蔵する。
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する重要文化財「大久保利通関係資料」。西郷隆盛・木戸孝允・岩倉具視らとの書簡を含む3,000点超の貴重な一次資料の魅力と見どころをご紹介します。
千葉・国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。倭人記事で知られる『漢書』地理志を含む南宋慶元年間の刊本で、全61冊が完存する。直江兼続を経て米沢藩校興譲館に伝わった「上杉本」で、五山僧の書き入れも残る貴重な一具である。
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館が所蔵する宋版後漢書(慶元刊本)。南宋慶元年間に建安で刷られた全六十冊の刊本で、史記・漢書とともに三史をなす。東夷伝には倭の使者や女王卑弥呼の記述が残り、直江兼続を経て米沢藩興譲館に伝来した上杉本である。
千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館が所蔵する国宝。南宋の建安で黄善夫が刊行した『史記』で、集解・索隠・正義の三注を合わせた版としては現存最古の完本。全百三十巻が欠けることなく残る。五山僧の書き入れや直江兼続旧蔵の来歴も伝わる。