千葉県・江戸
Edo千葉県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
千葉県木更津市中島で毎年1月7日ごろの未明に行われる民俗行事。若者が厳寒の海に入って梵天を立て、岸では出羽三山の行人が般若心経を唱えて祈祷する。平成4年(1992年)2月25日に国の記録選択となった。
下総国一宮・香取神宮の大禰宜職を世襲した香取家に残る三百八十一通の古文書。平安後期から江戸期に及び、藤原摂関家政所の発給文書十四通や応永の検田取帳など、中世の神領支配を明らかにする史料を含み、昭和六十年に重要文化財へ指定された。
千葉市美術館が所蔵する国指定重要文化財「紙本淡彩風雨渡江図」は、江戸時代後期の文人画家・田能村竹田が文政12年(1829)大坂にて53歳で描いた円熟期の名品です。風雨の中を渡る小舟と静寂の家屋を対比した詩情豊かな構図、自筆の題語を伴う確実な基準作として、文人画ファンならずとも一度は対面したい一幅です。
滝田家住宅は千葉県白井市平塚にある17世紀末の民家で、国の重要文化財。手賀沼の開拓以来の旧家で名主をつとめた滝田家の住宅で、桁行17.3メートルの寄棟造茅葺の大きな建物は、千葉県の民家として古い遺例である。
千葉県市川市の法華経寺に立つ五重塔は、元和8年(1622年)に本阿弥家10代光室が両親の供養のために建立した。総高約31.6メートル、落ち着いた和様の朱塗りの塔で、江戸時代以前の様式を残す千葉県唯一の五重塔として知られる。
千葉県酒々井町の酒造家、飯沼本家主屋。土間と二列六室からなる江戸中期の民家で、大正10年頃に2階と張出しの玄関が加わり瓦葺の外観に整えられた。現在は飲食店きのえねomoyaとして使われ、古い梁や建具も見られる。
伊藤家住宅主屋は柏市増尾に残る江戸時代後期の農家の主屋。茅葺の寄棟造で四周の軒を出桁造とし、北の土間に沿って18畳の広間、南に3室と座敷を並べる。屋敷6棟の核として平成30年に登録有形文化財となった。
千葉県館山市南条の小原家住宅旧長屋門は、江戸後期に建てられ明治中期に改修された木造平屋建の建物。桁行6.4メートル、寄棟造。もとの長屋門の門口と西側の居室が残り、旧門口の石敷と二重梁の小屋組がかつての重厚さを示す。
千葉県館山市南条の小原家住宅米蔵は、弘化2年(1845年)ごろ建築の土蔵造2階建の蔵で、屋敷の6件のなかで最も古い。桁行2間半・梁間2間の切妻造桟瓦葺で、窓は北面だけ。通し柱で棟木を受け、登梁を折置に組む。
千葉県館山市南条の小原家住宅主屋は、安政6年(1859年)ごろ建築の木造平屋建の民家。明治29年に改修、昭和前期に増築された。六間取で、奥座敷は床の間の両脇に床脇を構え、上便所も残る。2017年に登録有形文化財。個人住宅で非公開。
茂原市山崎の牡丹園の中心に建つ江戸後期の茅葺農家。桁行7間半の寄棟造で、西に土間、東に上手を置く四間取に近い間取り。家には享保年間の建築と伝わり、春の開園期間には茶店として使われる。平成15年に登録された。
茂原牡丹園の入口となる天保8年(1837年)の茅葺長屋門。残る棟札で建築年が確かめられ、門の西側はもと隠居部屋、東側は物置だった。腰は簓子下見、上部は白漆喰塗りで、主屋とともに平成15年に登録された。
千葉県一宮町東浪見の旧秋場家住宅土蔵は、棟札から天保13年(1842年)の建築と分かる土蔵造2階建の蔵。1階を下見板張、2階を漆喰塗とし、母屋や垂木の下端まで塗り込める丁寧な造りで、平成29年に登録有形文化財となった。
千葉県佐倉市宮小路町の旧武居家住宅主屋は、平成28年に国の登録有形文化財となった江戸後期の武家住宅。接客と生活を二列に分けた平面、長押を用いない座敷、銅板葺の屋根が見どころで、佐倉武家屋敷として公開されている。
銚子市の旧西廣家住宅倉庫北倉は、慶応年間の建築と伝わる漁網倉庫。切妻造の2階建部分の三方に下屋が深く延び、開口部は正面扉口と2階南妻窓のみという閉じた構成をとる。建築面積95平方メートル、平成30年登録の有形文化財。
銚子市の旧西廣家住宅倉庫南倉は、北倉と同一の構成をとりながら建築面積59平方メートルとやや小さい。2階妻面に開口部を設けず1階南面に窓を置く点が異なる。慶応年間の建築と伝わり、平成30年に登録された。
澁谷家住宅主屋は千葉県鎌ケ谷市中佐津間にある文政9年(1826年)の茅葺の農家住宅で、登録有形文化財。市内最古の建造物とされ、寄棟造の大屋根を三方の出桁と南端の式台玄関が飾る。佐津間村名主の家である。
澁谷家住宅米蔵は千葉県鎌ケ谷市中佐津間にある嘉永元年(1848年)の土蔵造2階建の米蔵で、国の登録有形文化財。白い漆喰塗の壁を2階窓まで下見板で覆い、主屋の南東で門とともに名主の家の屋敷構えを引き立てる。
千葉県柏市の染谷家住宅主屋は弘化4年(1847年)に再建された大型民家。曲屋状に張り出す土間、南端の式台、表中央の18畳を核とする間取りが県西部屈指の規模で残り、名主の暮らしを伝える。
千葉県柏市の染谷家住宅長屋門は敷地南辺に南面して建つ表門で、中央の門口を東西の部屋が挟む長屋門形式をとる。屋敷内で最も古い建物と伝わり、上層農家の格式ある表構えを今によく示している。