重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
奈良県大和高田市本郷町に佇む不動院本堂は、文明15年(1483年)に高田城主・当麻為長によって建立された室町時代後期の仏堂です。五間四面・寄棟造・本瓦葺きという典型的な中世仏堂の様式を伝え、大正14年に大和高田市内で唯一の国指定重要文化財に指定されました。本尊の大日如来坐像は平安後期の秀作で、同じく国重要文化財。紫陽花の名所としても親しまれ、JR・近鉄高田駅から徒歩数分という抜群のアクセスも魅力です。
法隆寺の子院・中院に残る本堂。永享6年(1434年)建立の重要文化財で、桁行三間・梁間三間の小堂を妻入の入母屋造とする。世界最古の大伽藍とは性格の異なる、寺の暮らしに根ざした室町の小建築のすがたを紹介する。
法隆寺西院の東に建つ妻室は、保安2年(1121年)頃に建てられた平安後期の僧坊である。桁行二十七間、梁間二間の細長い建物で、東室の高僧に仕える僧の住居だった。組物のない簡素な造りで、化粧屋根裏をそのまま見せる。昭和17年に重要文化財に指定。
世界遺産・法隆寺の境内、国宝・西円堂の背後に佇む薬師坊庫裡は、室町時代後期に建てられた重要文化財の僧坊建築です。桁行18メートルの木造建築は、東面切妻造・西面寄棟造という独特の屋根構造を持ち、僧侶の日常生活を支えた庫裡(台所兼居住空間)の姿を今に伝えています。
奈良県五條市西吉野町に位置する堀家住宅は、室町時代後期に建てられた日本最古級の民家建築であり、国指定重要文化財です。南北朝時代には後醍醐天皇をはじめ4代の南朝天皇の皇居として使用されました。茅葺き屋根の荘厳な佇まいと激動の歴史を今に伝え、2019年にはリノベーション施設「KANAU」として宿泊・レストランも楽しめるようになりました。
奈良県大和郡山市の矢田丘陵に位置する松尾寺は、養老2年(718年)に舎人親王が創建した日本最古の厄除霊場です。建武4年(1337年)に再建された本堂は、和様と大仏様が融合した新和様建築の典型として重要文化財に指定されています。秘仏の千手千眼観世音菩薩や鎌倉時代の大黒天像など、多くの文化財を有する名刹を紹介します。
奈良県高取町の壺阪寺(南法華寺)に建つ三重塔は、明応6年(1497年)に再建された国指定重要文化財です。戦乱と火災を乗り越えた純和様の美しい塔の歴史・建築的価値・見どころを紹介します。
奈良県高取町の壺阪寺に佇む南法華寺礼堂は、室町時代中期以前に再建された国指定重要文化財の建造物です。入母屋造・本瓦葺の格式高い建築様式を持ち、昭和の大修理で室町時代当時の姿に復元されました。眼病封じの観音霊場として1300年以上の歴史を持つ名刹で、『壺坂霊験記』の舞台としても知られています。
奈良県宇陀市の室生寺、その最奥「奥の院」に佇む御影堂(重要文化財)。約700段の石段を登り切った先に立つ室町時代前期の建築で、弘法大師を祀る大師堂として現存最古級の一つ。方三間・宝形造・厚板段葺という類例のない屋根形式が特徴。女人高野として女性の参詣を受け入れてきた古刹の、最も神聖な場所を訪ねます。
奈良県宇陀市の室生寺に建つ弥勒堂は、鎌倉時代前期の建築技法を伝える国指定重要文化財。入母屋造・杮葺の三間堂で、二重屋根の小屋構造など中世建築の貴重な遺構を残します。本尊・弥勒菩薩立像(重文)をはじめ、奈良時代後期から平安時代初期の名仏が伝わり、女人高野として知られる古刹の歴史と魅力をご紹介します。
奈良盆地南部、橿原市新賀町に建つ江戸中期の大規模民家。享保十七年(一七三二)頃の主屋は大和棟の最も古い例とされ、内蔵・別座敷・表門・宅地とともに重要文化財に指定。環濠をめぐらした十市郡新賀組大庄屋の屋敷である。
享保12年(1727)に春日大社本社本殿の第四殿として造営され、延享4年(1747)に大柳生の立磐神社へ移された一間社春日造の本殿。背後の磐座をご神体とし、春日大社では難しい本殿の間近な拝観ができる重要文化財。
奈良市西ノ京の薬師寺南門は永正9年(1512)の建立。もとは薬師寺西院の門で、のちに焼失した南大門の礎石上へ移されました。白鳳伽藍の南端に立つ室町期の四脚門で、くぐると東塔と西塔が正面に並ぶ重要文化財です。
奈良市西ノ京、薬師寺の鎮守である休岡八幡宮に建つ若宮社社殿。慶長8年(1603)再建の本殿より三世紀ほど古い鎌倉時代後期の建築で、一間社春日造・檜皮葺。大正2年(1913)に重要文化財へ指定された、境内最古の社殿です。
奈良市東部、柳生へ続く道沿いの山里に建つ八阪神社本殿。室町後期の一間社流造で、檜皮葺が多いこの形式にはめずらしい厚板段葺の屋根を持つ重要文化財。かつて同じ集落にあった大慈仙寺の鎮守社と伝わり、無人・無料で外観を見学できる。
奈良県吉野山の斜面に建つ吉水神社書院は、書院造の初期の姿を残す重要文化財。源義経が潜居し、後醍醐天皇が行宮とした建物で、玉座の間は豊臣秀吉により桃山風に改められた。世界遺産の構成資産でもある一棟を紹介する。
奈良市都祁地域に佇む重要文化財・来迎寺宝塔は、延慶3年(1310年)建立の鎌倉時代後期の石造宝塔。花崗岩に刻まれた精緻な意匠と約100基の五輪塔群が織りなす中世の景観をご紹介します。
寛永4年(1627年)建立、法隆寺の子院・律学院の本堂。国宝・東大門の外に建ち、聖徳太子像をまつる。聖霊院に酷似した妻入入母屋造で、内陣奥に唐破風付きの檜皮葺厨子を備える。用材も優れた、昭和51年指定の重要文化財。
奈良市西部の霊山寺に佇む三重塔は、弘安年間(1283〜1284年頃)に建立された鎌倉時代の純和様式建築で、国の重要文化財に指定されています。高さ17メートル、檜皮葺の端正な姿に加え、初層内部には五大明王図や仏涅槃図などの極彩色壁画(重要文化財)が700年以上にわたり美しく保存されています。年に一度、11月3日のみ内部が特別公開される貴重な文化財です。
奈良市中町の霊山寺に佇む室町時代初期建立の鐘楼(重要文化財)。袴腰付入母屋造・桧皮葺の均整のとれた優美な姿と、寛永21年鋳造の歴史的梵鐘の魅力をご紹介します。